タクティクスオウガリボーンのサイクロプスはモンスターユニットのタフさを持ちながら呪文も使用できるクラス。敵を麻痺状態にするオートスキル「雄叫び」を持つ。
- HP50.1
- MP3.75
- STR3.25
- VIT4.85
- DEX3.15
- AGI3.05
- AVD3.05
- INT3.25
- MND3.15
- RES3.25
スキル
主なスキル
スキル | 種類 | 説明 |
---|---|---|
突進 I~II | オート | 次の移動時に移動力を増やす。ランクIで+2、ランクIIで+3。 |
雄叫び I~IV | オート | 範囲内の敵ユニット全員に対して「麻痺」状態を付加する。ランクが上がるほど成功率が上がる。 |
凝視 I~IV | オート | 範囲内の敵ユニット全員に対して「移動力低下」状態を付加する。ランクが上がるほど成功率が上がる。 |
汗ばんだ手のひら | スペシャル | 強烈な平手打ちでダメージを与える。近距離。単体。打撃系。「ヘビィ」「移動力低下」状態を追加する可能性有。 |
獣臭い肉球 | スペシャル | 思い切り相手を叩きつけてダメージを与える。近距離。単体。打撃系。「遠隔攻撃回避率ダウン」状態を追加する可能性有。 |
酒臭い吐息 | スペシャル | 気分が悪くなる息を吐きかけてダメージを与える。近距離。単体。打撃系。「魔法回復力ダウン」状態を追加する可能性有。 |
鼻がもげる足臭 | スペシャル | 丸太のような足で攻撃し、ダメージを与える。近距離。単体。打撃系。「時間停止」状態を追加する可能性有。 |
サイクロプスのスキル一覧
スキル解禁レベル
- レジストペトロ
- レジストチャーム
- 挟撃 I
- 凝視 I
- MPmaxUP I
- ランパートブレイク
- HPmaxUP I
- 突進 I
- 汗ばんだ手のひら
- 雄叫び I
- 凝視 II
- 挟撃 II
- 獣臭い肉球
- MPmaxUP II
- HPmaxUP II
- 鼻がもげる足臭
- 雄叫び II
- 突進 II
- 凝視 III
- 酒臭い吐息
- 雄叫び III
- アンチノックバック
- 凝視 IV
- 雄叫び IV
魔法
サイクロプスの特徴

サイクロプスはモンスターユニットのタフさを持ちながら呪文も使用できるクラス。
しかし瞑想を持たないのでMP供給の問題がある。
精神集中もないので状態異常の命中率も低い。というか低すぎ。チャームで強化しなければ状態異常魔法はほとんど活用できない。
MPはサンドバッグになりながら貯めるとしても状態異常魔法は役に立たないだろう。
スペルチャージやパラダイムシフトなどの補助魔法は活用できる。シャドウアタッチは素手攻撃には効果がないが、属性耐性ダウンを打ち消してくれるので防御面の強化になる。
耐久面はドラゴンに比べると低い。HPは高いが狙われやすく防御スキルもないので結構危うい。
敵を麻痺状態にする雄叫びは強いが、囲まれる状況はできるだけ避けた方がいい。
前作のサイクロプス

前作(運命の輪)のサイクロプスについて。
パラライズと相性が良く、パリィ持ちを麻痺状態にすることで大きなアドバンテージを取れた。アクションの雄叫びと合わせると敵は麻痺状態だらけになる。
TPの溜まった相手にチャームを撃っても強い。
魔法は便利だが物理アタッカーとしては微妙
物理面はDEXとAGIが低いので攻撃の命中率は絶望的。モンスターユニットの中で最も低いかもしれない。近接攻撃はスキルでどうにかなるが遠隔攻撃(岩投げ)はかなり当たらない。

スペシャルも特に強いわけではないのであまりアタッカーにする意味はない。
割とサポート寄りではあるが、それでもサイクロプスは貴重な前衛魔法クラスとして利用価値が高かった。
サイクロプスはモンスターユニットの中で唯一アイテムを使用できる。
タクティクスオウガリボーンではすべてのLサイズユニットが装備しているアイテムを使用できるようになっている。
消耗品使用とキュアリーフの悪夢
サイクロプスとは関係ないが、前作のアイテムの問題点について少し解説。
前作ではインベントリー内のすべてのアイテムにアクセスできる仕様だったため、消耗品使用スキルで使用できるアイテムを制限していた。

例えばキュアシードを使うには消耗品使用II、オーブの使用には消耗品使用IVが必要といった具合。
このインベントリー内のアイテムすべてにアクセスできる仕様は「AIが勝手にアイテムを使用する」という点で非常に大きな問題だった。
運命の輪のAIは1でもHPが減るとキュアリーフ系アイテムを使う。
ちょっとダメージを受けたらキュアリーフ、毒沼でHPが減ったらキュアリーフ。消耗品使用のスキルをつけていれば遠慮なく高ランクの回復アイテムを乱発する。

経済性が悪いだけでなく恐ろしくバトルのテンポを崩していた。
このことから、やり込んだプレーヤーはAIに消耗品使用スキルをもたせずキュアリーフも所持しなかったという。そして埋もれた財宝でキュアリーフを引いて嫌な思いをするまでがテンプレ。
手に入れたキュアリーフは一瞬でAIに消費されることになる。
この様な問題があったので、タクティクスオウガ リボーンでは使用できるアイテムが4つに制限された。AIも一から作り直されているのでもうこのような惨事は起こらないだろう。