汎用クラスのおすすめ構成(序盤~中盤向け)

タクティクスオウガリボーンの序盤に役立つ汎用クラスとユニットのおすすめ構成(装備、スキル、魔法)を紹介。1章~3章にかけて活躍するクラスとユニットの使い方を解説。

ウォリアー

ウォリアー
装備スキル
ツヴァイハンダー+1両手剣
HPMaxUP
ビゴラスアタック
マイティインパクト

ウォリアーはストーリーを通して活躍する強力なアタッカー。見た目が地味だが、実際にはかなり強い、序盤では最強のクラスと言える。ウォリアーの数が多ければ、それだけ難易度は下がる。

マイティインパクトが強い

ウォリアーが強い理由は「マイティインパクト」のスキル。

マイティインパクトを使うと次の近接武器攻撃が必ずクリティカルになる。クリティカルヒットが起こるとダメージは2倍近くまで上昇。武器の追加効果も100%発生する。非常に強いスキル。

クリティカルの「ダメージ2倍」に加えて武器の追加効果まで発生する。

これはツヴァイハンダー+1と非常に相性がいい。ツヴァイハンダー+1でマイティインパクトすると、ダメージを与えながら「対直接攻撃防御ダウン」のデバフを確実に付与。防御力を下げると相手は非常に柔らかくなる。(リボーンのダウン系デバフはかなり強力)

各個撃破する上で重要な補助になってくれるだろう。

アーチャー

アーチャー
装備スキル
両手弓
戦士の指輪+1

HPMaxUP
イーグルアイ
トレメンダスショット

バルダーボウ+1による沈黙が有名なアーチャーであるが、両手弓も十分有効な攻撃手段になる。

前衛相手の場合、普通に攻撃するとダメージが出ないが「対直接攻撃防御ダウン」や「恐怖」状態の敵にはよく通る。上記ウォリアーとの相性は抜群。山なり軌道で集中攻撃が容易というメリットもある。

後衛相手にはそのまま攻撃しても強い。トレメンダスショットがよく刺さる。

イーグルアイは自分を含め、ニンジャや状態異常吹矢持ちの味方をサポートできる強スキル。パリィを無効にする効果も強い。イーグルアイを使えるクラスはアーチャーとロードだけ。

弓の代わりに弩を装備してもいい。複数の敵を攻撃できる強力な必殺技「ブリムストンヘイル」がとても役に立つ。

ウィザード/ウィッチ

装備・アイテム魔法スキル
防人の指輪+1
黒蜥蜴の粉
投射魔法
パラライズ
ポイズンクラウド
ペトロバースト

瞑想
精神集中
説得・爬虫類系

状態異常魔法メインのウィザード。麻痺と毒で相手を妨害していく。序盤で状態異常魔法を使えるクラスはウィザード/ウィッチだけ。

  • 麻痺の行動不能確率はかなり高い。(体感30~40%程度)
  • 毒の継続ダメージは無視できないほど高い。一度当てると30%以上のHPを削ることができる。

Q. なぜプレザンスがウィザードなのか?

A. 序盤で最も魔法適正が高いから。

序盤のキャラクター(AIのカチュアを除く)の中で、プレザンスは最も魔法系のステータス(INTとMND)が高い。汎用ユニットと比べると状態異常魔法の命中率が10%程度高くなる。

魔法の命中率はとても重要

タクティクスオウガリボーンの状態異常は強力だが、命中率が低い。特に序盤では30%前後になりやすい。

低い命中率を補うためにも「精神集中」のスキルが必須になる。発動しなかった時のために「黒蜥蜴の粉」も所持しておこう。黒蜥蜴の粉はかなり重要な保険になる。

初ターンに精神集中が発動しなければ黒蜥蜴の粉を使っていこう。アイテムによる補助効果の効果時間は非常に長いので戦闘終了まで持続していることも多い。

攻撃用魔法

攻撃用の投射魔法は、ユニットのエレメントと一致する呪文を使うと威力が上がる。風属性ならデッドショット、水属性ならアクアブラスト。

クレリック

クレリック
装備魔法スキル
防人の指輪+1ヒール II
ヒールプラス
クリアランス
イクソシズム
レジストペトロ
サンクチュアリ
瞑想
聖母の祝祷

クレリックは、取り合えず入れておく回復用クラス。別にいなくてもいいかもしれない。

しかし、長期戦やアンデッド戦ではクレリックの神聖魔法がとても役に立つ。他の汎用クラスでは使えない魔法「ヒールプラス」「イクソシズム」をうまく活用していこう。

攻撃しないクレリックには、武器学スキルはほとんど必要ない。代わりに他のスキルをつけておこう。アンデッドの移動を妨害するサンクチュアリは地味に便利。レジストペトロはあまり信用できないが、MNDが高いクレリックには有効。(MNDが高いと状態異常を避けやすい)

足を引っ張ることも多いクレリックだが、防御を上げて適切に運用するとそれなりに活躍する。

アーチャー対策

防具のDEFが低い魔法系クラスはアーチャーの攻撃に弱くなる。トレメンダスショットによるダメージを軽減するために、少しでもDEFを上げておきたい。

有効な対策は「防人の指輪+1」。

防人の指輪+1は序盤で作成できる合成防具。遠隔攻撃に対してはピアスに匹敵する防御効果がある優秀な装飾品。DEFの上昇に加えて耐性(打撃/切断/貫通)も強化される。ぜひ装備しておこう。

ルーンフェンサー/ヴァルキリー

ルーンフェンサー/ヴァルキリー
装備魔法スキル
バルダークロス+1投射魔法
ヒール II
クリアランス
クイックムーブ

HPMaxUP
瞑想
説得・人間系

ルーンフェンサー/ヴァルキリーは、攻撃、回復、補助、なんでもできる万能クラス。

ここでは回復と補助を行うサポート用の構成を紹介。ヒールで味方を回復、クリアランスによる状態異常の回復、クイックムーブなど、多彩な行動で味方を支援する。

回復役&サポート

クレリックの代わり。ルーンフェンサー/ヴァルキリーは前線に出る回復役として便利。防御面が優秀なルーンフェンサー/ヴァルキリーは安心して前線で運用できる。瞑想によるMP供給のおかげでナイトよりも回復魔法が使いやすい。

補助性能も優秀。行動を早める魔法「クイックムーブ」を積極的に使っていこう。

攻撃にも参加可能な汎用型

攻撃する際は投射魔法(アクアブラスト、アイスブラストなど)を使用。前衛に弱い遠隔武器に対して、魔法攻撃は安定したダメージが出る。

武器攻撃はあまり使わないが、バルダークロス+1を持たせておけばアーチャーのイーグルアイと合わせて敵を沈黙させることができる。

瞑想によるMP回復のおかげで必殺技も使いやすい。

説得要員

説得スキルをつけておくと人間系ユニットを勧誘できる。ストーリーでかなり重要。

ナイト

ナイト
アイテム魔法スキル
キュアエキス x 2
生贄の烙印
マカの解毒薬
ヒール II片手剣
HPMaxUP
ランパートフォース
ファランクス

敵を足止めするタンク。バフカード持ちのボスを妨害するための構成。

生贄の烙印で敵リーダーの攻撃力を下げるのが基本。スキル発動のバフカードを取って「ファランクス」で攻撃を耐える。ファランクス中はバイルワウンドで毒にされやすいので、マカの解毒薬も持っておきたい。

大ダメージを受けても、キュアエキスを使えば一瞬で完全回復できる。仮に戦闘不能になっても、蘇生 → キュアエキスで即座に立て直せる。

氷エレメントのナイトはストーリーを通して優秀。ザエボスやザパンに対して強い。

テラーナイト

テラーナイト
装備魔法スキル
ツヴァイハンダー+1ドレインハート
シャドウアタッチ
両手剣
ランパートフォース
テラーインパクト
亡者の嘆き

ウォリアーと同じアタッカー用の構成。武器は両手剣の「ツヴァイハンダー+1」を装備。遅いクラスだが、テラーナイトの恐怖効果は非常に強い。

ツヴァイハンダー+1

2章序盤で合成できる武器『ツヴァイハンダー+1』は非常に優秀。3章終盤まで使っていけるほど強い。武器の追加効果の「対直接攻撃防御ダウン」はあらゆる敵に対して有効。

テラーインパクト

テラーインパクトは敵を恐怖状態にするスキル。テラーインパクトで攻撃すると武器の追加効果が100%発生する。

テラーインパクトは上記「ツヴァイハンダー+1」と相性抜群。相手に対して「対直接攻撃防御ダウン」と「恐怖」の2つの状態異常を付与。2つのデバフの強力な相乗効果により敵の防御性能は大幅に低下する。

これにより、タフなLサイズユニットも楽に処理できるようになる。普段はほとんど通らない弓の攻撃で前衛を倒すことも可能。単体処理性能が非常に高く、各個撃破のセオリーにもよくマッチしている。

ビーストテイマー

ビーストテイマー
装備アイテムスキル
ゲルゲの吹矢・石化キュアエキス x 2
生贄の烙印
言霊の魔石
吹矢
HPMaxUP
アイテムスリング
説得・ドラゴン系

ビーストテイマーはかなり使いやすい良クラス。

ここではアイテムスリングを装備したサポート構成を紹介。敵リーダーを弱体化する重要な補助役。

相手を「直接攻撃力ダウン」状態にする生贄の烙印が特に重要。これ1つで敵の攻撃力を大幅に抑えることができる。生贄の烙印はバフカード4枚持ちの敵リーダー封殺に高い効果を発揮する。

ビーストテイマーは回復役としても使いやすい。

大ダメージを受けてヒールの回復が間に合わないときは、焦らずに回復アイテムを投げていこう。特にヒールの回復量が不足気味になる終盤で重要になる。

ゲルゲの吹矢・石化

武器は「ゲルゲの吹矢・石化」を装備。

ゲルゲの吹矢・石化は敵の無力化に役に立つ。石化状態の敵を攻撃すると100%石化するので封殺要員としての価値が高い。

吹矢のダメージはほとんど期待できないが、後衛相手には必殺技が通る。トドメを刺すチャンスは意外と多かったりする。

ニンジャ/クノイチ

レオナールを毒で倒す
装備魔法スキル
ゲルゲの吹矢・毒
ジャンププラスの腕防具
ムーブプラスの脚防具
なんでもOKなんでもOK

ニンジャはレオナールとの決闘に便利なクラス。

レオナールは普通に戦うとかなりの強敵だが、ニンジャの高い機動力を活用すると封殺できる。

レオナールのクラスはナイト。バフカード持ちで攻撃防御共に高いが、遠隔攻撃は一切持っていない。この弱点(やさしさ)を利用して、ニンジャで逃げ回りながら戦うと一方的に攻撃できる。

攻撃手段は何でもいい。武器の必殺技や忍術でOK。「ゲルゲの吹矢・毒」を使えば毒ダメージで倒せる。ニンジャなら、高低差を利用してレオナールを嵌めることも可能。

レオナールのクラスはナイトだが、回復魔法は装備していない。もし回復魔法を所持していたら、恐ろしい強敵になっていただろう。

ドラグーン

ドラグーン
装備スキル
クレイモアー+1両手剣
ランパートフォース II
ビーストキラー
ドラゴンキラー

ドラゴン&魔獣対策。

ドラグーンのキラー(ビーストキラー、ドラゴンキラー)とバスター(ビーストバスター、ドラゴンバスター)は効果が重複するが、この構成ではバスターを使わない。

理由はスキル枠が足りないから。

魔獣かドラゴン、どちらかに特化させると高確率で「スキルの付け忘れ」が発生する。「ドラゴンキラーを使おうと思ったら、ビーストキラーだった」ということはよくある。付け忘れ防止優先でキラー2種を装備。

  • キラー:ダメージ4倍、近接攻撃、遠隔攻撃、必殺技に効果がある
  • バスター:ダメージ2倍、近接攻撃のみ効果がある

キラーは該当種族に対して武器の追加効果が100%発生する。

ウォーロック/セイレーン

ウォーロック/セイレーン
装備・アイテム魔法スキル
精神の指輪+1
黒蜥蜴の粉
学者の果実
アイスブラスト II
チャーム
ペトロバースト
スペルチャージ
MPmaxUP
瞑想
精神集中
制御・人形系

ウォーロック/セイレーンは2章終盤~3章に使えるようになる魔法系クラス。ウィザード/ウィッチよりも魔法系ステータス(INT、MND)が高い。

利用できるのは中盤以降だが、このクラスが登場するとチャームやパラライズなどの状態異常魔法を当てやすくなる。確定のチャームは非常に強い。

転職証(魔術士の証)が手に入ったらすぐに育てよう。敵を勧誘すれば即戦力になってくれる。

ウィザード/ウィッチで育てたユニットをウォーロック/セイレーンに転職した場合、INTとMNDはあまり高くならない。それよりも、レベル1のユニットを雇って育てる方がおすすめ。

アイテムは黒蜥蜴の粉(魔法命中率アップ)と学者の果実(MP回復)を装備。学者の果実は初ターンに瞑想が発動しなかったとき用。MP供給の棍(ウインドワンドやマリーツァの杖)が登場するまでは合成アイテムが頼りになる。

ジャガーノート

ジャガーノート
装備スキル
チャクマク+1
ゲルゲの吹き矢・石化
蛮力の指輪+1

吹き矢
HPmaxUP
恫喝

高機動で射程が長いアタッカー。サポートも可能で非常に使いやすい。

敵を殴りながら、MPが溜まったら必殺技を撃つ。単純だが高い移動力と合わせてかなり役に立つ。

ヴァルタン

ヴァルタン
装備魔法スキル
両手弩装備しない
HPMaxUP
風のエルコラス
契約・精霊系

両手弩を持たせた遊撃手。機動力が高く攻撃範囲が非常に広い。

ヴァルタンはステータス成長率が高く何をしても強い。カノープスの固有クラスだが、汎用ホークマンも利用可能。最序盤から使っていける。

アーチャーと異なりトレメンダスショットを持っていないが、風のエルコラスでダメージを強化できる。風のエルコラスは味方にも効果がある。

遠隔武器は前衛に対して効果が薄い。しかし、ステータスが高いカノープスが使うとそれなりのダメージが出る。必殺技のダメージはさらに高い。

必殺技

序盤~中盤で使える弩の必殺技は次の2つ。

ダルネスバインドはMP消費が低く使いやすい。ブリムストンヘイルは範囲攻撃で複数の敵を巻き込める。ブリムストンヘイルは炎属性なのでカノープスが苦手な氷ユニットへの対抗手段になる。

バフカードを取りながらの攻撃が容易でどちらもかなり使いやすい。

魔法

ヴァルタンは投射魔法を使えるが、装備する必要はない。MPは必殺技に回そう。(遠隔攻撃手段がないなら魔法も選択肢になる)

グリフォン

グリフォン
アイテムスキル
キュアエキスx2
祝福の聖石
生贄の烙印
ナミングフック
スタンブレス II
HPmaxUP II
突進

優秀な救助ユニット。高い機動力を活かして突撃するのが仕事。

飛行移動できる救出ユニットはストーリーを通してかなり重要。バイアン、ハボリム、ザパン、セリエ、アゼルスタン、ラヴィニス、クレシダ、レイモスなど救助対象は多い。

グリフォンがいるかどうかで難易度が大きく変わる戦闘もある。

例えば、アゼルスタンイベント初戦。放っておくとすぐに倒されてしまうアゼルスタンだが、グリフォンを突撃させると生存率が大幅に上昇してクリアが楽になる。クレシダ救出戦でもランパートフォースを無視できるグリフォンの重要度は高い。

かなり重要なユニットであることは間違いない。最低でも1体は用意しておこう。

グリフォンはフランパ大森林の最初のステージに登場する。

ゴーレム

ゴーレム
アイテムスキル
キュアエキスx2
生贄の烙印
マカの解毒薬
カイザースラスト
ランパートフォース II
インビンシブルロック
アンチノックバック

非常に優れた壁役。人間ユニットと比べた場合、耐久力の差は歴然。

HPはドラゴンに劣るがDEFはゴーレムの方が高い。ドラグーンにキラーされないメリットがあるため、総合的に見ればゴーレムの方が安定する。

魔法には若干弱いが、物理方面はかなりタフなので安心して前衛を任せられる。

スキルは強力なものが多い。相手を麻痺状態にするカイザースラストと、ダメージを最大90%カットするインビンシブルロックは相性良好。ボスに対して積極的にカイザースラストを撃ち込んでいこう。打撃力は高くないが麻痺が強い。

ゴーレムの勧誘時期は3章以降。若干遅いが、相応の強さを発揮してくれる。

リッチ

装備・アイテム魔法スキル
知性の指輪+1ヘルハウンド
スターティアラ
チャーム
ペトロバースト

瞑想
リフレクション
契約・悪魔系

序盤向けではないが、終盤の攻略に役立つクラス。リッチは範囲魔法を使う敵(ブランタ、二バス、ベルゼビュートなど)に対する強力な対策になる。

キーとなるのはリフレクション。リフレクションは範囲内の自軍ユニット全員に対して、かけられた魔法を跳ね返すようにするオートスキル。

リフレクションで範囲魔法を跳ね返すと敵は大ダメージを受けて自滅する。召喚魔法を使ってくるブランタは特に狙い目。

リッチはその他にも死霊術が使える。ゾンビを作成したいときに役立つだろう。悪魔系(オーク、グレムリン)を勧誘するスキルも持つ。1体は用意しておきたいクラスと言える。

リッチを勧誘できるのは4章以降。