どんな効果がある? エレメント相性とダメージへの影響について

タクティクスオウガリボーンで再導入されたエレメントシステム。このエレメントは戦闘にどんな影響を与えるのだろうか?

ここではエレメント相性、エレメントの効果と影響、バトルフィールドのエレメント、おすすめのエレメントの組み合わせを解説。エレメントのシステムを理解すれば、より戦略的なバトルを楽しむことができるだろう。

エレメント相性

精霊属性6種は一方方向、闇と光は双方向に対して強い。

精霊属性光と闇

エレメントの影響(ダメージの変化)

ユニットのエレメントは攻撃の与ダメージと被ダメージに大きな影響を与える。エレメント効果は無視できないほど高い。不利な戦いを避けるためにも、以下の説明をよく読んでエレメントの影響を把握しておこう。

ユニットのエレメント

  • 有利なエレメントのユニットに対して攻撃した場合、ダメージが増加する
  • 不利なエレメントのユニットに対して攻撃した場合、ダメージが減少する
条件エレメントの効果
有利なエレメントのユニットに対して攻撃
(例:ユニットがユニットを攻撃)
ダメージが増加
不利なエレメントのユニットに対して攻撃
(例:ユニットがユニットを攻撃)
ダメージが減少

あらゆる攻撃に対してユニットのエレメント相性は効果を発揮する。かなり重要。

カノープスに対してアイスブラストがよく飛んでくるのは、アイスブラストの使用者が氷エレメントだから。AIは合理的に動くのだ。

武器のエレメント

  • 武器のエレメントとユニットのエレメントが一致している場合、武器ATKが増加する
  • 不利なエレメントの武器を装備すると武器ATKが減少する
条件エレメントの効果
エレメント一致の武器を装備
(例:ユニットが武器を装備)
武器ATKが増加
不利なエレメントの武器を装備
(例:ユニットが武器を装備)
武器ATKが減少

属性武器の入手はほとんどが4章以降。序盤はあまり気にする必要なし。

防具のエレメント

  • 不利なエレメントのダメージを抑制する
  • 有利なエレメントのダメージをさらに軽減する
条件エレメントの効果
不利なエレメントによる攻撃を受けたとき
(例:ユニットが攻撃を受ける)
攻撃側のダメージボーナスを打ち消す
(防具のエレメントが効果を発揮)
有利なエレメントによる攻撃を受けたとき
(例:ユニットが攻撃を受ける)
攻撃側のダメージボーナスを打ち消す
(防具のエレメントが効果を発揮)

防具のエレメント値は重複しない。最も高い値が計算に利用される。例えば、20の同防具と10の装飾品を装備している場合、防具全体のエレメントは20になる。

魔法のエレメント

  • 魔法のエレメントとユニットのエレメントが一致している場合、威力が増加する
  • 不利なエレメントの魔法を使用した場合、威力が減少する
条件エレメントの効果
エレメント一致の魔法を使用したとき
(例:ユニットがスパークスフィアを使用)
魔法の威力が増加する
不利なエレメントの魔法を使用したとき
(例:ユニットがスパークスフィアを使用)
魔法の威力が低下する
有利なエレメントの魔法で攻撃したとき
(例:スパークスフィアでユニットを攻撃)
ダメージが増加する
(さらに条件が必要、バグも存在する)

必殺技のエレメント

  • 必殺技のエレメントとユニットのエレメントが一致している場合、威力が増加する
  • 不利なエレメントの必殺技を使用した場合、威力が減少する
  • 必殺技で相手の弱点エレメントを突いたとき、ダメージが大幅に増加する
条件エレメントの効果
エレメント一致の必殺技を使用したとき
(例:ユニットがアイスプリズンを使用)
必殺技の威力が増加する
不利なエレメントの必殺技を使用したとき
(例:ユニットが烈火掌を使用)
必殺技の威力が増加する
有利なエレメントの必殺技で攻撃したとき
(例:アイスプリズンでユニットを攻撃)
ダメージが大幅に増加する
(暗黒騎士の必殺技は変化なし)

エレメント効果の詳細

エレメントによる影響は分かったけれど、正確にはどれほどの効果があるのか?

この部分について、さらに詳しく知りたい人は『ダメージ計算におけるエレメントの影響』を参照してほしい。実際のダメージ倍率について詳しく解説している。

相性の良いエレメント(どのエレメントがいいか?)

弱点を守ることができる、または弱点に対してカウンターできるエレメントの組み合わせを紹介。下記「組み合わせるエレメント」は、ユニット、武器、防具、必殺技、魔法のエレメントを指す。

その中でも効果が高い「ユニット」「必殺技」を前提に解説していく。

ユニットのエレメント組み合わせるエレメント

風エレメント

弱点の氷に対抗できる火が有効。火属性の必殺技はそれなりに種類が多い。氷エレメントの敵が多いでタンクよりもアタッカーに向いている。

土エレメント

少し地味だが、水ユニットを守る役割としての活用価値がある。パーティーを作るなら一人は入れておきたい。

雷エレメント

序盤では土エレメントの敵が多いが、全体的にみれば平均的。雷ユニットは攻撃と防御の両面で幅広く活躍できる。比較的早い段階で、雷属性、風属性の必殺技が解禁される点もメリット。

水エレメント

水属性、土属性の必殺技はあまり多くない。水ユニットはアタッカーにはあまり向いていないと言える。逆に壁役としては優秀。雷エレメントの敵はそれほど多くない。

氷ユニットの付き添い役として優秀。

火エレメント

優秀なアタッカー用エレメント。氷エレメントを狩りやすい火は強い。氷と同時によく登場する水ユニットを倒すために、雷の必殺技を必ず用意しておこう。

氷エレメント

精霊属性6種の中で最も優秀なエレメント。タクティクスオウガリボーンでは、風属性の敵が多く火属性が少ない関係上、氷ユニットが活躍しやすい。防御、攻撃どちらでも有効。

水の必殺技は限られているが、総合的に見てあまり問題にならないだろう。ユニットのエレメントに迷ったら氷をおすすめする。

光エレメント

弱点となる闇エレメントの「敵」「スペシャル」が非常に多い。ストーリーを通して闇属性攻撃を受けやすいので、運用には注意が必要。逆に言うと、闇属性の敵に対して大ダメージを期待できる。アタッカー向きのエレメント。

闇エレメント

タンク役に最適なエレメント。弱点となる光エレメントの敵は、クリア後の『サン・ブロンサ遺跡』を除いてほとんど登場しない。登場したとしても、それはクレリック。弱点を突かれにくいので非常に安定する。

バトルフィールドのエレメント

バトルフィールドのエレメント

バトルフィールドのエレメントは、ステージの属性親和性を表す。バトルフィールドのエレメント値が高くなるほど、該当エレメントの攻撃(魔法、必殺技、スペシャル)の威力が増加する。

バトルフィールドのエレメントは、属性攻撃を行うごとに一定値上昇し、反対のエレメントは逆に下がっていく。(例:アースクエイクを撃つとが上昇してが低下する)

以下は魔法によるバトルフィールドのエレメントの変化量。

魔法エレメントの上昇値反対エレメントの変化
ヒールII~III
投射魔法II~III
放射魔法II~III
召喚魔法I
忍術I
2-1
ヒールIV
投射魔法IV
放射魔法IV
召喚魔法II
忍術II
禁呪I
竜言語魔法I
4-2
禁呪II
竜言語魔法II
6-3

バトルフィールドのエレメントが1上昇すると、該当属性の威力(ATK)は1上昇する。上昇するのは精霊属性6種のみ。のダメージは変化しない。