スキル継承

タクティクスオウガリボーンのスキル継承は少々特殊。引き継げるスキルは限定的で事前準備も大変。知っておくべき知識も多い。リボーンのスキル継承について、方法と継承できるスキルを解説する。

スキル継承の方法

前作では、ユニット死亡後にオヴェリス銀貨を消費してスキル継承したが、スキルの仕様が変わったリボーンでは別の方法に変更されている。

タクティクスオウガリボーンでは、オウガブレードでスキル継承する。オウガブレードの搭載スキル「ボディスナッチ」を使うと、体の奪取と同時にスキルが継承される。

オウガブレードとボディスナッチに関しては別記事を参照。→ オウガブレードとボディスナッチについて

継承されるスキルは、ボディスナッチ使用時のクラススキル + ユニットが所持するスキル(=継承したスキル)。

オウガブレードを使う関係上、継承できるスキルは「オウガブレードを装備できるクラス」のスキルに限定される。

ディバインナイトとリッチはオウガブレードを装備できないが、転生前のクラスでオウガブレードを装備するとボディスナッチできる。例：ウォリアーにオウガブレードと転生アイテムを持たせて「転生 → ボディスナッチ」の順に行動する。

ボディスナッチにで継承したスキルはどのクラスでも装備できる。

継承できるスキルは、オウガブレードを装備できるクラス+ディバインナイト+リッチ。各クラスの主なスキルは次の通り。

クラス	スキル
ウォリアー	マイティインパクトダブルインパクトビゴラスアタック
テラーナイト	テラーインパクト亡者の嘆き精神集中シャドウブレイク
ドラグーン	ビーストキラードラゴンキラービーストバスタードラゴンバスタードラゴンズハート
ジャガーノート	威嚇強迫恫喝
ディバインナイト	イービルバスターポイナントメロディサイレントソングサッドソングデイオブレコニングセレスチャルソングアブソリューションサンクチュアシャドウランパートシャドウサンクチュアリ II 瞑想 II
リッチ	精神集中瞑想 IV サルベイションリフレクションエクステンドレンジ II 精霊の導き契約・悪魔系

リッチに転生するには、人間ユニットが死者の指輪を使う。この場合は特に問題はない。

しかし、ディバインナイトの転生は、スケルトンが血塗れの聖印を使う必要がある。オウガブレードが装備できないゴーストは利用できない。

魔法系クラスのゾンビが死者の本を使うとゴーストになる。

同様に、オウガブレードを装備できるクラスが存在しないフェアリーとパンプキンヘッドもスキル継承できない。(ボディスナッチ先としては利用できる。一方通行)

フェアリーやパンプキンヘッドのスキルを継承したいときは、一度ゾンビにして死者の本でスケルトンに転生する。

転生アイテムは使用すると消費されてなくなるが、特定の状況では消費されずに戻ってくる。

これにはボディスナッチが関係している。

こうすると、オウガブレード以外の元ユニットの装備アイテム(消費した転生アイテムと装備品)が戦利品として戻ってくる。つまり、死者の指輪や血塗れの聖印を消費せずにスキル継承できる。

例：以下のような、死者の本と血塗れの聖印を持たせたユニットを用意する。

演習で転生した後、ボディスナッチ。

そして敵となった元味方を倒す。

倒して消すことが重要。スケルトンやゴーストでその場に残っていると失敗する。

元ユニット消滅後に撤退する。

戦闘後に所持品を確認すると、消費したはずの死者の本と血塗れの聖印が手元に残っている。装備していたくさいものシリーズも戻ってくる。

ボディスナッチによるスキル継承を活用すると、様々な「スキルとクラスの組み合わせ」を作成できる。

例えば、精霊の導きを覚えたペイトリアーク/メイトリアークやビーストキラーを覚えたバーサーカー、先制でリフレクションするニンジャなど。

ただし、オウガブレードでボディスナッチするという事はINTとMNDを強化することになる。魔法系ステータスが強化されるため「物理系のスキル継承」はあまりメリットがないかもしれない。

ナイトに亡者の嘆きを継承すると、タンク兼デバフ撒きとして活躍するが、それをするならテラーナイトに瞑想を渡してINTとMNDを攻撃に活かす方が強い。と言った具合。

オウガブレードを装備できるクラス(=楽に継承できるスキル)はすべて物理系で悩ましい。最もスキル継承の価値があるクラスはリッチ。瞑想は多方面で役に立つ。

しかし、そんな時は逆に考えよう。魔法職が物理スキルを活かせばいい。ビーストキラーするクレリック? はネタにしかならないが、何か見つかるかもしれない。

いずれにしても育成の幅は広がる。色々と考えてスキル継承を活用してほしい。