ディーバ

タクティクスオウガリボーンのディーバは、補助効果に特化したサポート役。魔法アタッカーの補助に向いているほか、自身もヒーラーとして活躍する。MP回復魔法の攻撃サポートが強い。

スキル

スキル解禁レベル

魔法

ディーバの使用魔法

転職証

ディーバに転職証「歌姫の証」はユーリアが加入した際に3つ手に入る。その後、カボちゃんのお店で販売される。

ディーバの特徴

ディーバは、補助効果に特化したサポート役。魔法アタッカーの補助に向いているほか、自身もヒーラーとして活躍する。専用の武器「楽器」を使用し、歌舞音曲に関連するオートスキル、ソウルフルボイスとディープボイスを持つ。

ディーバはユーリアの専用クラスと思われがちだが、パンプキンヘッドもディーバに転職できる。解禁時期はCCのユーリアイベント後。

ディーバ専用武器「楽器」

楽器はディーバしか使えない武器。MNDとMPの増加量が多い。

それぞれの楽器にはアイテム使用効果「歌舞音曲」が設定されており、MP消費なしで呪文を使える。ユーリアの初期武器パンデイロのアイテム使用効果「情熱のコンガ」は、範囲内の見方のMPを回復し、魔法攻撃力アップ状態にする。毎ターン情熱のコンガを使うだけで強い。

ディーバはアタッカーに向いておらず、楽器で攻撃する機会は少ない。暇なときに近くの敵を殴る程度だが、時間停止の必殺技、アドベントサインは強力。

時間停止はすぐに解除される印象があるが、MNDが高いディーバの時間停止は効果時間が長い。毎ターン撃ち続けて敵を封殺できる。

歌舞音曲

歌舞音曲	効果
情熱のコンガ	範囲内の自軍ユニットのMPを回復して「魔法攻撃力アップ」状態にする。
魅惑のホローポ	範囲内の敵ユニットを「直接攻撃力ダウン」状態にする。
煽情的なサナート	範囲内の自軍ユニットに対して「HP回復」状態を付与する。

ディーバは専用の魔法「歌舞音曲」を使用する。歌舞音曲は効果範囲が広く強力な呪文が多い。

歌舞音曲の中では「情熱のコンガ」が便利。情熱のコンガは、味方のMPを回復して魔法攻撃力アップ状態にする。魔法アタッカー向けではあるが、MP回復は物理アタッカーにも有益で汎用性が高い。

魅惑のホローポの直接攻撃力ダウンも非常に強力。リボーンのダウン系デバフはかなり強い。敵陣でこれを使うと相手の物理アタッカーを大幅に弱体化する。

奮起のフォルクローレは、味方を魔法回復力アップ状態にする呪文。ヒールの回復量が増加する。魔法回復力アップは実用性よりもロマン性能が強い。

煽情的なサナートは強力な回復魔法

煽情的なサナートは範囲内の味方を「HP回復」状態にする。HP回復はいわゆるリジェネ状態。WT経過でHPが徐々に回復する。

回復量は、最大HPに対する10%の割合回復。ヒールIVと同様、高HPを持つモンスターユニットと相性がいい。煽情的なサナートの回復頻度は1ATで1～2回。実際に使うと、驚くほどの勢いでHPが回復する。持続時間もそれなりに長い。

歌舞音曲の効果時間を倍にする「ソウルフルボイス」と合わせるとさらに強力。

唯一の欠点は入手時期の遅さ。煽情的なサナートはサン・ブロンサ遺跡で手に入る。ラバナのタンブールも煽情的なサナートを搭載しているが、こちらも入手はサン・ブロンサ遺跡。

AIは歌わない

AIのディーバは決して歌舞音曲を使わない。これはバグではなく前作からの教訓。

当たり前だが、補助系魔法は敵ではなく味方に使う。AIがこの補助系魔法を使い始めるとどうなるか想像してほしい。AIが情熱のコンガを持っており、かつ何もすることがなくなった場合、AIはすべての味方のMPがMaxになるまで毎ターン情熱のコンガを連発する。敵の殲滅が進んで、暇になった状態でも毎ターン無意味に連発する。

これがどれほど恐ろしいことか分かるだろうか? これはゲームテンポを大きく崩す悪魔になる。

実際、前作(運命の輪)では魔法職の補助魔法が大問題になっていた。こちらの攻撃が届かない後方で、ひたすら補助魔法をかけ続ける敵メイジは本当に悪夢だった。

AIは歌わない方がいい。AIディーバはアドベントサインの物理型にしよう。