タクティクスオウガリボーンのクレリックは序盤から使える基本的な回復役。ストーリーでは1人は必要になるとても重要な回復役クラス。
クレリックのステータスはMNDが高く回復魔法の仕様にとても適している。しかしそれ以外のパラメータは総じて低い。
- HP17.1
- MP5.05
- STR3.05
- VIT3.05
- DEX3.05
- AGI3.05
- AVD3.05
- INT3.05
- MND3.25
- RES3.25
- 格闘
- 短剣
- 片手剣
- 両手剣
- 斧
- 槍
- 鎚
- 片手刀
- 両手刀
- 棍
- 鞭
- 魔道書
- 楽器
- 吹矢
- 弓
- 弩
- 射撃
スキル
主なスキル
スキル | 種類 | 説明 |
---|---|---|
聖母の祝祷 | オート | 次に使用する神聖魔法のHP回復効果を2倍にアップする。HP回復以外の神聖魔法では無効。 |
聖母の慈悲 | オート | 自分にかけられたマイナス効果の状態異常をすべて正常に戻す。 |
アブソリューション | アクション | 「ブラスフェミー」によって禁止された「レザレクション」効果を有効に戻す。 |
説得・人間系 | アクション | 勧誘効果を持つスキル。人間ユニットを説得し仲間にすることができる。ターゲットのHPや忠誠度が低いほど成功しやすい。 |
契約・聖霊系 | アクション | 勧誘効果を持つスキル。聖霊系ユニットと契約し仲間にすることができる。ターゲットのHPや忠誠度が低いほど成功しやすい。 |
クレリックのスキル一覧
スキル解禁レベル
- 鎚
- 棍
- 瞑想 I
- レジストチャーム
- 説得・人間系
- レジストペトロ
- MPmaxUP I
- 契約・聖霊系
- サンクチュアリ I
- 瞑想 II
- 聖母の祝祷
- 瞑想 III
- アブソリューション
- MPmaxUP II
- 瞑想 IV
- 聖母の慈悲
- サンクチュアリ II
魔法
クレリックの特徴

瞑想はオート発動だが発動率はそれなりなのでMP供給はどうにかなる。
聖水というアイテムもあるのでアンデッドの除霊は以前より楽。しかし、序盤のアンデッド戦では相変わらずイクソシズムの消費MPが重いのでマジックリーフも持っておこう。
マジックリーフがないときは学者の果実がおすすめ。学者の果実はHPとMPを10%回復する。購入できないマジックリーフと異なり合成でいくらでも入手可能。
後半はMP回復杖が手に入るのでMP供給の問題は解決される。
長期戦ではクレリックは非常に重要になる。回復役を増やせばそれだけ持久戦は有利。
特にアンデッド戦では戦闘が長引きやすいのでクレリックを複数用意するのも1つの手。中盤までならカチュア(プリースト)がついてきてくれるので安心。
前作では盾を持つことが多かったが、タクティクスオウガリボーンの盾はどちらかというと武器に近い。盾バッシュはクレリックが使っても結構なダメージが入る。(武器学スキルをつけていた場合)
盾の防御面での有効性は低下したが、盾を装備したほうが硬くなることに変わりはない。
ヒールの回復量
ヒールの回復量はほとんど呪文のランクに依存する。基本的に回復量を上げるなら高いランクの呪文を使う必要がある。
ヒールIVだけは割合回復。
- ヒールの回復量は呪文のランクに依存
- 武器学スキルはヒールの回復量に影響しない
- ヒールIVは割合回復
- 魔法回復力アップのバフは回復量1.15倍程度
武器学スキルはヒールの回復量に影響しない
武器学スキルは魔法の威力を強化する効果があるがヒールの回復量には影響しない。
敵を殴らないのでればクレリックが武器学スキルを装備する必要はない。
ヒールIVの回復力
ヒールIVは割合回復魔法。最大HPの1/4回復する。
割合回復なのでHPの高いLサイズユニットに対する回復手段として価値が高い。逆にHPの低い人間ユニットに対してはコストパフォーマンスが悪い。
ヒールIVにも聖母の祝祷の2倍効果が乗るため、スキル発動下ではキュアペースト並みの回復が可能になる。
例えば、聖母の祝祷状態でHPmaxUPをつけたオクトパスにヒールIVを撃つと1700もの回復量が出る。

ヒールIVの入手はサン・ブロンサ遺跡 転律の塔 13F。入手は遅いが終盤の強力な回復手段になるだろう。
前作のクレリック

前作(運命の輪)のクレリックについて。
前作のクレリックは回復サポート役として結構微妙なクラスだった。
ヒールが使用できて壁役としても使えるナイトやルーンフェンサーの方がクレリックよりも使いやすかったのが大きな理由。ルーンフェンサーに至ってはクイックムーブまで使える。
ヒールの回復量は「固定値 + ステータスによる上昇」であるが、ステータス部分の増加量がごくわずかであったためどのクラスが使っても実用的な回復量を得られたのである。
ステータスがインフレする運命の輪に置いて、終盤は回復自体の需要が少なかったということも理由の一つ。
クイックムーブ

前作でクイックムーブが使えた汎用クラスはクレリック、ルーンフェンサー、ファミリアの3つだけ。
にもかかわらず、クレリックはクイックムーブの仕事をルーンフェンサーに取られてしまった。上で書いたように、ルーンフェンサーの方が防御面で優れており前線に出しやすかったからである。
実際のところ、高MNDのクレリックが使うクイックムーブの方が効果時間が長いのだが、その事実を知っている人はあまりいなかった。
盗賊の指輪があればクレリックなんていらないよね。
ストーリー攻略時には活躍する
ここまで読むと使えない子のように見えるが、ストーリー攻略時にはクレリックはかなり重要なクラスだった。
- ステータス差があまりついていないストーリー中は回復魔法の需要が多い
- 回復アイテムの費用を節約できる
- 長期戦でも耐えられる
- 状態異常を回復できる
- イクソシズムが使える
砦攻略戦やネクロマンサー戦のように、敵が複数湧いてくる長期戦ではクレリックは特に重要。
MPは時間経過で回復するのでヒールを撃ち続けられる。アイテムで回復するのに比べて経済的にもかなり有利。アンデッド戦ではイクソシズムで活躍する。
なおクレリックの魔法攻撃力はかなり高い。リプルズロッドなどの攻撃手段があれば活用はできた。

クレリックはディバインナイトが習得するアブソリューションを使うことができた。しかしディバインナイトからクレリックに転職させる人はいなかっただろう。