タクティクスオウガリボーンの攻略に役立つTIPS(攻略に役立つ情報集)。普通にゲームを遊んでいるだけでは気づきにくい内容を紹介。
投射攻撃の当て方
直線的に飛ぶ遠隔攻撃(弩、銃、投射魔法など)は混戦では使いにくい。しかし、投射攻撃には確実に当たる位置取りがある。プレーヤースキルアップのためにぜひとも把握しておこう。
3パネル離れた長方形配置
最も利用機会の多い配置。「対象から3パネル離れた場所」から撃つと混雑した戦場でも確実に投射攻撃が当たる。上画像のように赤範囲にユニットがいてもOK。
射程の長い遠隔武器でも、遠くのターゲットを狙うことでこの配置を利用できる。吹き矢で石化を維持する際にも便利。
6パネル離れた長方形配置
あまり利用機会は多くないが、知っておくと役立つ配置。「対象から6パネル離れた長方形の位置取り」から撃つと、ユニットの間をすり抜けて投射攻撃が当たる。上画像のように、長方形の中心以外ならどこにユニットがいてもOK。
起動予測が標準搭載された今作だが、確実に命中する配置を理解すると攻撃の戦略を組みやすくなる。投射攻撃の使い勝手が大幅に改善するはずだ。
飛行と転移はどちらがいい?
基本的に飛行移動の方が強い。
移動タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
飛行 | 地形、ランパートフォースの影響を受けない | 移動モーションが遅い |
転移 | 移動モーションが超高速 地形の影響を受けない | ランパートフォースを無視できない 移動WTが増える ワープシューズ:水平移動WT+3、垂直移動WT+1 ワープリング:水平移動WT+1、垂直移動WT+3 |
転移(ワープ)は「水平と垂直の両方に対して追加WTが発生する」大きなデメリットがある。
移動WTとは、1パネル移動したときに加算されるWT値。ワープシューズを装備すると、通常時と比較して水平移動WTが3増える。
例:移動WT5のクレリックがワープシューズを装備して移動すると、1パネルにつき「WT8」加算される。それに加えて、移動経路上の高低差1につき「1WT」加算される。ワープリングは水平と垂直の加算値が逆。
ワープシューズは水平移動に弱く、ワープリングは垂直移動に弱い。いずれにしてもデメリットは強烈。ワープリングで10の高さを移動するとWTが30も増える。
ウィングブーツやウィングリングには移動WT増加のデメリットはない。
転移移動のモーションの速さは「チャリオットを使ったドロップ厳選」時に有用。使い道がないわけではない。
弓のダメージが低い理由
弓のダメージは相手の「DEF」が高いと大幅に軽減される。
そのため、DEFが低い後衛に対しては効果的だが、装備を着込んだ前衛にはろくなダメージが出ない。後衛にはそれなりのダメージが入る反面、前衛には0という場合、弓のATKが防御側のDEFよりも大幅に低い。
ATKとDEFが重要
弓(遠隔武器)の攻撃はダメージ計算上、ATKとDEFの影響が強い。
遠隔武器のダメージ = Stat Overhead – (攻撃側ATK – 防御側DEF) * 2.5
ATKとDEFは共に2.5の倍率が乗るため、少しでも相手のDEFが高いと大幅にダメージが減少する。
例えば、DEF6の「防人の指輪+1」を装備すると弓のダメージは最低でも15減る。(防人の指輪+1には耐性が3あるため、実際にはさらに減る)
銃のダメージが弓よりも高い理由は「銃のATKが高い」から。遠隔武器はATKの値がとても重要。
弓のダメージが痛い
敵の弓ダメージが痛い場合も原因は同じ。DEFに注意しよう。
- 防具を強化していない
- 盾を持っていない
- レベル差が開いている
DEFが大きく影響するため、防具強化と盾装備が重要。序盤では「防人の指輪+1」が優秀な弓対策になる。
サン・ブロンサ遺跡等のダンジョンでレベル差が開いているときは「防具の耐性(例:打撃5)」を強化するとダメージを軽減しやすい。強化したレリックを装備しておこう。
ピアスの効果
ピアスとは、近衛兵のピアスや剣闘士のピアスのこと。装身具彫金技法書IVを入手する解禁される。
リボーンのピアスには、前作(運命の輪)のような「強力な攻撃補正」は存在しない。武器学ブーストでダメージが上昇するのみ。
武器学のダメージ補正
ピアスと該当の武器学を装備すると、武器学レベルが上昇し、ダメージが増加する。
- 武器学1レベルにつき0.6加算
- 上限はレベル90(+54)
- 物理攻撃と魔法攻撃の両方に効果がある
武器のアビリティやピアスでスキルブーストすると、武器学レベルは40以上になる。効果の上限はレベル90のダメージ+54。説明文に書かれている通り、武器学は魔法攻撃にも効果がある。
ただし、魔法ダメージを高めるなら「知性の指輪+1」の方が効果的。ピアスを選ぶ場合は「種族耐性」による耐久力アップ目的で装備しよう。
ピアスは爆弾用の装備
ダメージが武器学Lvに依存する「爆弾」はピアスと相性がいい。爆弾を使う場合はピアスを装備しておこう。
武器エレメントと魔法ダメージ
武器のエレメントは「特定の条件」で魔法ダメージを強化する。
「呪文のエレメント」が「防御ユニットのエレメント」に対して有利な場合に「装備している武器エレメントの値(%)」分ダメージが上昇する。(例:「デッドショット」で「エレメントのユニット」を攻撃したとき)
ダメージの上昇率は「装備している武器エレメントの値(%)」。武器が10なら10%上昇。ただし、ダメージの計算過程で10%上昇するため、最終ダメージが10%上昇するわけではない。
呪文のエレメントと武器のエレメントの一致不一致は関係しない。
使える状況が限られる
- 魔法攻撃力が低いと意味がない
- 属性武器を装備しないと効果がない
- 有利エレメントの呪文で攻撃しないと効果がない
ダメージ計算上、武器エレメントによる魔法ダメージの上昇効果は、使用者の魔法ステータスが低いと効果がない。
魔法攻撃力が低い場合、エレメント一致呪文を撃った方がダメージが高くなる。
逆に、チャーム等で魔法攻撃力を強化し、レリック強化した属性武器を装備すると、かなり強力なダメージ上昇効果を発揮する。
もう一度言うが、有利なエレメントの呪文で攻撃しても、属性武器を装備しなけれなダメージは上昇しない。条件がややこしいので間違えないように。オフハンドのバグにも要注意。
使えるのは終盤になってから
属性武器が必須になるため、実際に効果を発揮するのは4章の終盤になる。ストーリー攻略中は気にせず、エレメント一致呪文を使おう。
エレメント相性が覚えられない
エレメント相性が覚えられない人は、エレメントの並び()を覚えよう。編成画面でもこの順で並んでいる。
左のエレメントは右に対して強い。
4章でレベル50ユニットを勧誘する
レベル制限「ユニオンレベル」の制約で、レベルキャップ以上のユニットは使えない。しかし、4章海賊の墓場に登場するユニットを勧誘すると、ユニオンレベルを超えるユニットが仲間になる。
海賊の墓場は、4章「ヴァネッサ街道」出現後(バンハムーバの神殿クリアしてフィダック城に戻った後)に解禁される。
そして、4章の海賊の墓場に登場する敵は、自軍のユニットよりもレベルが1高い。
海賊の墓場で「ユニットを勧誘 → アタックチームに加入して再度出撃 → 勧誘」を繰り返すとレベル50のユニットが手に入る。
レベル51以上のユニットを勧誘すると加入後にレベル50に戻る。
レベル50のユニットが手に入った後は「フランパ大森林」へ向かう。レベル50のユニットをアタックチームに入れると敵レベルが50になり、高レベルのドラゴンを勧誘できる。
金策(吹矢錬金)
吹矢錬金とは、合成を利用した金策方法。無限金稼ぎ。
「合成費用より売却価格が高いアイテム」を大量に作成して売却することで、大量のGothを稼ぐことができる。
吹矢錬金のおすすめアイテムはゲルゲの吹矢・石化。バルダーブロウガンもよく使われるが、こちらは3章になってから。
吹矢錬金は「ゲルゲの口伝書」入手後に解禁される。ゲルゲの口伝書は2章「クァドリガ砦(ダッザ戦)」で手に入るが、この時点では「ペトロバースト」が販売されておらず、ゲルゲの吹矢・石化は合成できない。他の吹矢(沈黙の吹矢など)を利用しよう。
ゲームバランスを崩す可能性あり。利用は自己責任で。
ドラゴンズスケイル対策
石化が非常に有効。
スキル発動のバフカードを取ったドラゴンが「ドラゴンズスケイル」を連発するときは石化しよう。石化したユニットはオートスキルが発動しない。
石化は、ドラゴンだけでなくゴーレムやナイトにも有効。敵に合わせて「ドラゴンズハート」や「Eを奪え」を用意する必要がなくなる。
ドラゴンや魔獣に有効な攻撃種は?
前作(運命の輪)では、Lサイズユニットに対して打撃が有効だった。リボーンではどうなのか?
結論から言うと、なんでもいい。前作のような耐性は持っていない。
人間ユニットは防具の耐性(打撃、切断、貫通)があるが、ドラゴンや魔獣は装飾品以外の防具を装備できない。Lサイズユニットの耐性を気にする必要はない。
ドラゴンや魔獣に対しては「種族特攻」がある武器を使おう。ドラゴンならドラゴンブレイズやベンティスカ、魔獣ならガルーダの弓やラエド。その他にもさまざまな種族特攻を持つ武器が存在する。
おまけ
TIPSでも何でもないその他の話。暇つぶし用。
もし禁呪や竜言語魔法が全体攻撃だったら
もし、禁呪や竜言語魔法が全体攻撃だったらどれほど強いだろうか? 実験してみた。(実際のゲーム内容とは異なる)
結論:敵の被弾ボイスを聴くのが楽しい。