タクティクスオウガリボーンのカノープスはステータスが高くて飛行移動ができるとても頼りになるユニット。序盤から加入するのでほとんどの人が活用しているだろう。
アタッカーとして優れているカノープスだが、あなたが使っているカノープスは必殺技を頻繁に撃っているだろうか?
おそらくあまり撃っていないだろう。
なぜならカノープスのMP回復は遅くなりやすいからだ。
ここではタクティクスオウガリボーンのMP回復の仕様について解説していく。
MPの自然回復量
MPはWTが18減るごとに2回復する。
WT90のユニットであれば初期ターンのMPは10になる。
MPの自然回復量はカノープスも他のクラスも同じ。
ダメージを与えたとき&受けたときにMPが増加する
前作では通常攻撃の与ダメ・被ダメによってTPが増加していた。
それと同じことがタクティクスオウガリボーンのMPにも起こっている。武器で攻撃すると自分と相手両方のMPが増える。
竜殺後のドラグーンのMPが高いのはこれが原因。
- 通常攻撃でダメージ与えるとMPが増える
- 通常攻撃でダメージを受けるとMPが増える
- ダメージ量が増えると増加MPも増える
- 攻撃を受ける側よりも攻撃する側の方が上がりやすい
- 味方を殴るより敵を殴った方が上がりやすい
- 上昇量は抑えめ。前作のような劇的な増加はしない
- 通常攻撃以外ではMPは増加しない
実際に試してみる。
攻撃前のカノープスのMPは24。この状況で隣にいるウィザードに攻撃する。


攻撃後はカノープスのMPが24 → 37に増加。
300ダメージでおよそ13回復したことになる。割合的には高くないがMPはしっかりと回復している。
ダメージ量が高いほどMPの回復量も大きくなるが前作ほど劇的には増加しない。どちらかというと回数が大事。複数の相手を巻き込むのも有効。
カウンターや挟撃持ちはMPが回復しやすいためより攻撃的に運用できる。
MPが増加するのは通常攻撃のダメージのみ。必殺技や魔法、スペシャルで攻撃してもMPは増えない。
カノープスのMP回復が遅い理由
いくつかの理由によりカノープスのMPは枯渇しやすい傾向がある。
- 片手武器はカウンターを持たない
- 遠隔攻撃することが多いため攻撃を受けにくい
- 通常攻撃を受けなければMPも貯まらない
- ヴァルタンは投射魔法が使えるのでMPが消費されてしまう
カノープスはパーティー加入時点で斧と片手弓を装備している。どちらも片手武器なのでカウンターを搭載していない。
そのまま使用しているとMP不足で必殺技を撃てないヴァルタンができあがってしまう。
タクティクスオウガリボーンでは必殺技(特に属性あり)が強いのでこれは非常にもったいない。MPは投射魔法よりも必殺技に回したほうが強力。
今作では攻撃的な構成が強いので、カノープスをアタッカーとして活用するならぜひ近接両手武器を持たせて積極的に前線に出していこう。
カウンターでMPが溜まりやすくなり必殺技も撃ちやすくなる。
マジックリーフの代わりとなるMP回復アイテム
マジックリーフは便利だが貴重品すぎて使いにくい。
マジックリーフの代わりとなるMP回復アイテムとしては学者の果実がおすすめ。
学者の果実はHPとMPを最大値の10%回復する消費アイテム。購入できないマジックリーフと異なり合成でいくらでも手に入る。

値段も1つ240Gothなので安い。
マリーツァの杖等のMP回復手段が手に入るまでは学者の果実を使っていこう。