タクティクスオウガリボーンの難易度はゲーム全体でも高い方。
数々の試練を乗り越えて、やっとのことでラストまでたどりついた人は多いだろう。しかし、リボーンのラスボス戦はそれまでの戦闘とは比べ物にならないくらい難易度が高い。
何か楽に倒す方法はないだろうか? 諦める人が出ないような簡単な方法が。
ここでは、タクティクスオウガリボーンのラスボス「ドルガルア」をデニム一人で簡単に倒す方法を紹介する。ドルガルア討伐に高いステータスは必要ない。チャームもいらない。負傷者を出したくない人にもおすすめ。
この記事では、死者の宮殿や禁呪砦を探索せず、メインストーリーだけの1週目で簡単にドルガルアをソロ討伐する方法を解説する。
デニム一人でドルガルアを倒す
ラスボス戦では敵の火力が高いために味方が負傷しやすい。
敵のウンブラを喰らって恐怖状態になり、回復が追い付かずに追撃で戦闘不能。という事態はよく起こる。
味方を守るのが大変なら、最初から一人で戦った方が楽ではないか? と思って考えた戦術を紹介。バフカードを利用してデニム一人で戦う。
クラスとスキルと装備
クラスはロード。カチュアを助けても、ハイム城攻略前であれば、銃の衝撃を起こしてロードになれる。スキルと魔法は次の通り。
- 武器学
- 瞑想
- 聖母の慈悲
- ファランクス
- シャドウアタッチ
- ヒール III
武器と武器学スキル
武器は「2パネル先を攻撃できる必殺技」をもつ「近接片手武器」を選ぶ。
武器学レベル10で「崩心撃」が撃てる短剣がおすすめ。武器学が育っていなくても戦闘中にレベルが上がり、崩心撃を習得する。
片手刀の「雷電」でもOK。火力は下がるが弩の「ブリムストンヘイル」でも可能。
必殺技は必ず外しておく。これはデニムの分身が必殺技を使えないようにするため。分身が必殺技を使うと崖際への誘導が難しくなる(突き落としが面倒)。そして、武器学スキルは「レベル39以下」のスキルを選ぶ。新しい必殺技を習得すると、外していた必殺技が自動的に装備される。分身は攻撃しても武器学レベルが上がらないが、こちらは上昇して戦闘中に必殺技が使えるようになる。
鎚の「クリムゾンノート」を選んだ場合、戦闘中に武器学スキルを高レベルまで上げなければいけない。手間を省くため、レベル20までの必殺技を選択すること。
防具
防具は耐性重視。
崖際で戦うため、ノックバック対策はあった方がいい。死者の宮殿に潜らなくても「幸運の指輪+1」でLUKを上げると、通常のノックバックはほとんど発生しなくなる。
ウィングブーツ/ワープシューズは、分身をノックバックで始末できないためNG。
防具の耐性(例:打撃5)は、ダメージ計算のバグを考慮して、デニムが装備する武器の攻撃種と合わせる。(デニムの武器が貫通なら貫通耐性、切断なら切断耐性を上げる)
スキル
- 武器学
- 瞑想
- ファランクス
- 聖母の慈悲
武器学は必殺技を使うために装備。「ファランクス」は敵の攻撃を大幅に軽減するナイトのスキル。「聖母の慈悲」は自分の状態異常をすべて回復するクレリックのスキル。
スキルが表示されない場合、それらのクラスに一度転職した後ロードに戻すと使えるようになる。
スキルはどれも必須。一つでも欠けると戦術が破綻する。
魔法
- シャドウアタッチ
- ヒール III
シャドウアタッチと回復魔法を装備。
シャドウアタッチは敵のメテオインパクトIIIやウンブラなど、闇属性ダメージの軽減に役立つ。ファランクスIIIの80%軽減と合わせて、少しでもダメージを減らしていこう。
攻撃魔法を持つと分身の攻撃で前半戦がきついため、持たない方がいい。
回復魔法でドルガルアを回復されるが、分身はノックバックで始末するので問題にならない。
アイテム
アイテムは「キュアエキス」などのHP回復系を装備する。
ドルガルアの倒し方
戦い方はとても簡単。「スキル発動率のバフカード」で防御を固めて必殺技で削る。
分身を始末する
まずは、速攻でデニムの分身を突き落として始末する。
敵を誘導して崖際に導き、シールドバッシュで突き落とす。地形をうまく利用すると簡単に始末できる。
分身を始末すれば勝ち確定。後は余裕を持って戦える。
スキル発動率のバフカードを3つ集める
分身を始末した後は「スキル発動率のバフカード」を3つ集める。
3つ拾うと「ファランクス」や「聖母の慈悲」がほぼ確実に発動する。残り一つは直接攻撃力のバフカードを拾う。バフカードが出ないときは、敵を攻撃すると出現しやすい。草の破壊でも出現する。
ドルガルアのメテオインパクトIIIは痛いが、回復魔法でいくらでも持久戦に持ち込める。焦らずにゆっくりと集めよう。
スキルレベルを上げる
バフカードが集まった後は、ドルガルアを攻撃してスキルレベルを上げる。2パネル先を攻撃できる必殺技を習得後、トドメを刺して後半戦へ。
孤立したパネルに移動する
後半戦。より強力になったドルガルア。
ファランクスが発動したからといって無敵ではない。ダークロードはこちらの2.5倍の頻度で行動するため手数で負けてしまう。
敵の通常攻撃を防ぐために、以下の「孤立したパネル」に移動する。
このパネルは四方を崖に囲まれた孤立パネル。移動が5あれば、初期位置から4回の移動で到達できる。
安全地帯ではないが、この位置は全方位が崖で隣接されない(=通常攻撃を受けない)。敵の攻撃手段はウンブラとエクスハラティオに限定される。
ウンブラはMP消費があるため連発できず、エクスハラティオは消費が0だがなぜか連発してこない。
孤立パネルに移動するだけで敵の攻撃頻度は大幅に低下する。ウンブラで恐怖を喰らった後に追撃される心配もない。
落下対策は必要かもしれない。しかし、クリティカルを食らっても落ちなかったので落下しない可能性がある(未検証)。もし落ちなければ、幸運の指輪+1は必須ではない。
必殺技で攻撃する
孤立パネルに移動した後はひたすら必殺技で攻撃する。
ドルガルアは2パネル先の位置に移動するため、崩心撃などの遠隔攻撃できる必殺技が必要。
エクスハラティオでMPが削られても、毎ターン瞑想が発動するので問題はない。ウンブラの恐怖と雄叫びの麻痺は聖母の慈悲で無力化する。
防御を固めて敵の攻撃頻度を下げれば、ラスボス相手でもデニム一人で殴り勝てる。高いステータスも必要ない。
大人数で戦って蘇生を心配するよりも一人で戦った方が楽かもしれない。(初見のとき、戦闘不能のセリエを蘇生 → 麻痺 → 別ユニットで蘇生 → 麻痺 → セリエ死亡という事故が起こった)
タクティクスオウガリボーンのラストダンジョンは非常に長いため、ドルガルア戦では絶対に負けたくない。ドルガルアに勝てない人は参考に。
負傷者を出したくない人にもおすすめ。