タクティクスオウガリボーンのブラックモアについて。ブラックモアは特定の条件を満たすと死者の宮殿 冥府の祭壇に出現する。ブラックモアの出現条件と関連する四風神器の入手場所、ファイアクレストの性能、オウガシリーズの入手方法について解説する。
ボディスナッチとは相手の体を奪うこと。オウガブレードのアイテムアビリティ「ボディスナッチ」は、使用者と対象の身体を入れ替える。
ボディスナッチの主な用途は、最強魔法アタッカーの育成。その他にも、スキル継承で「本来実現できない組み合わせのスキル構成」を持つユニットを作成できる。
ここでは、タクティクスオウガリボーンでオウガブレードを取得する方法とボディスナッチの活用方法を解説する。リボーンのボディスナッチは非常に面白い。ゲームが3倍楽しくなるので、ぜひボディスナッチを活用して欲しい。
ボディスナッチとは?
ボディスナッチはオウガブレードに搭載された禁忌の秘術。使用者と相手の身体を入れ替える。
ボディスナッチには次のような特徴がある。
- 使用者と対象の体を入れ換える
- 使用者の名前を引き継ぐ
- 使用者のスキルを引き継ぐ
- ステータスは精神面(INTとMND)のみ引き継ぐ。それ以外は相手のステータスになる
- 民族(種族)はスナッチした相手の民族になる。
- ボディスナッチを使うとオウガブレードは消失する
- Lサイズユニットには効かない
最も重要な要素は「精神面のステータスを引き継ぐ」こと。ボディスナッチは肉体ではなく精神を入れ換えている。これは非常に利用価値が高い。
ボディスナッチを利用すると、最強の魔法アタッカーを作成できる。
例えば、レベル50のユニットがレベル1の相手に対してボディスナッチを使うと、INTとMNDだけが特出したレベル1のユニットが誕生する。
このユニットをレベル50まで育成すると、INTとMNDは更に伸びて通常の2倍近い値になる。後はひたすらボディスナッチ&レベル上げを繰り返す。これで簡単に「INTとMNDがカンストしたユニット」が完成する。
理論はとても簡単であるが、ボディスナッチは準備が大変。まずはオウガブレードを入手しなければいけない。
オウガブレードの入手方法
オウガブレードはブラックモア戦に出現するリッチキング・リッチクイーンがドロップする。
そして、ブラックモアに会うにはニバスを倒し四風神器を集めなければいけない。四風神器の1つ「ゼピュロス」はサン・ブロンサ遺跡で手に入るため、オウガブレードの入手は必然的にクリア後になる。
順序は次の通り。
- W.O.R.L.D.で4章に戻って死者の宮殿B100のニバスを倒す。
- ニバス討伐後、W.O.R.L.D.で飛ばずにゲームをクリアする(CCアンカーに保存する)
- 四風神器をすべて集める
- 再び冥府の祭壇まで行く(ニバス討伐後の歴史)
- ブラックモア戦でウィッチキング・ウィッチクイーンからオウガブレードのドロップを狙う
クリア前にニバスを倒している場合、1と2は必要ない。
W.O.R.L.D.の仕様は勘違いが起こりやすく、ブラックモアの出現が最難関。ニバス討伐後、再び冥府の祭壇まで行ったのに「ブラックモアが出現しなかった」とならないようにしたい。ブラックモアと四風神器に関しては次の記事を参考に。
最強の魔法攻撃ユニットを育成する
オウガブレードのボディスナッチを使った育成方法を解説。この方法は、チャームを集めるよりも楽に最強ユニットを育成できる。
- ユニットをレベル50まで育てる
- 育てたユニットにオウガブレードを持たせてボディスナッチする
- ボディスナッチしたユニットのレベルを50まで上げる
- オウガブレードを再取得する
- 上記を繰り返す
これだけで、INTとMNDがカンストした最強の魔法攻撃ユニットが誕生する。
なお、ボディスナッチを使うとオウガブレードは消失する。一回のボディスナッチにはオウガブレードが1つ必要。
ボディスナッチ使用後は、オウガブレードを再度取得しなければいけないが、観光案内書のワープを使うと、比較的楽に死者の宮殿を往復できる。オウガブレードの再取得はそこまで難しくない。
ユニットをレベル50まで育てる
誰でもいいので人間ユニットを雇用する。最後まで引き継がれる「名前」はこの時点で決めておく。
雇用したユニットを、ウォーロック/セイレーンかネクロマンサーに転職してレベル50まで育てる。成長率は少し下がるがルーンフェンサー/ヴァルキリーで育ててもいい。
それぞれの特徴は次の通り。
クラス | 特長 |
---|---|
ネクロマンサー | 汎用クラスの中で最もINTが伸びやすい。MNDも高い。 |
ウォーロック/セイレーン | 汎用クラスの中でネクロマンサーに次いでINTが伸びやすい。MNDも高い。 |
ルーンフェンサー/ヴァルキリー | INT・MND成長のバランスがいい。999を目指すなら偏りがないこのクラスもおすすめ。 |
低レベルの相手にボディスナッチする
オウガブレードを装備できる汎用クラスは次の通り。
- ウォリアー
- テラーナイト
- ドラグーン
- ジャガーノート
レベル50まで育てたユニットにオウガブレードが装備し、ボディスナッチで低レベルの敵の体を奪う。奪う相手はできるだけレベルの低い相手を選ぶこと。
1章タインマウスの丘ならレベル3のユニットをボディスナッチできる。
これでINTとMNDを引き継いだ低レベルユニットが手に入る。
ボディスナッチ時のクラススキルも同時に引き継がれる。例えば、ウォリアーにオウガブレードを装備してボディスナッチすると、マイティインパクト、ドラグーンならビーストキラーが引き継がれる。
ボディスナッチ後は再びユニットのレベル50まで上げる。このときにINTとMNDが成長する。
オウガブレードを再取得する
ボディスナッチ使用後はオウガブレードが消滅する。再取得しよう。死者宮観光案内書で楽にB75までワープできる。
カンストまでにオウガブレード何本必要?
999まで上げるには最低でも6本のオウガブレードが必要。一回のボディスナッチでステータスは140~150程度上昇する。
INTとMNDを999まで上げるとどうなるのか?
範囲魔法や召喚魔法で敵が消し飛ぶようになる。手動で使うと恐ろしく強い。
ただし完璧ではない。AIの場合、召喚魔法は単体しか狙わない上、消費MPも多くガス欠を起こしやすい。範囲魔法を撃たせる方が効率がいいだろう。
MP消費の少ない投射Iは素晴らしい保険になる。
チャーム集め用のオート周回ユニットになる
強力なスナッチャーは、AIオート周回のアタッカーとして価値が高い。くさいものシリーズを装備すると攻撃される心配はない。
ドラゴンスズケイルによる反射が怖いときは、ユニットをゾンビにする。忠誠度低下が心配なら民族不明ユニットにスナッチすればOK。→ 民族不明ユニットを作成する
最終クラス
魔法攻撃ユニットとして育てるため、最終クラスは当然魔法職になる。
ウォーロック/セイレーン・リッチなら竜言語魔法が使える。ルーンフェンサー/ヴァルキリー・ペイトリアーク/メイトリアークなら召喚魔法が使える。
リッチは竜言語魔法・召喚・禁呪すべて使えるのでとても便利。
ニンジャはリッチからスキル継承しなければ瞑想が使えない。
ペイトリアーク/メイトリアークにする場合は、リザードマン・ラミア・オークのどれかに対してボディスナッチする。
人間ユニットは転職で後からクラスできるが、人間ユニットには民族があるためカオスフレーム関連の忠誠度問題が起こりやすい。個人的には民族「不明」の亜人クラスが最も魔法攻撃ユニットとして適していると思う。ラミア(メイトリアーク or セイレーン)がおすすめ。民族不明化も有効。
一人ですべての敵を倒すアタッカーの忠誠度は下がりやすい。長期的に使うとゼノビア人ですら離脱の危険があることを覚えておこう。