タクティクスオウガ リボーンにおける戦い方の基本を紹介。初心者向けの内容。
ストーリー攻略ではユニオンレベルの制限が結構厳しく、レベル差によるゴリ押しはできない。レベルに頼らない戦い方を学んで戦闘を少しでも楽に進めよう。
バトルの基本
ユニオンレベルが上がったら即座に演習する
レベル制限「ユニオンレベル」はかなり厳しく設定されている。特に3章は「敵のレベルが常に上」という状況が続く。
ユニオンレベルが上昇するということは「敵のレベルも上昇する」ことを意味しており、こちらも演習でレベルを上げなければ非常に辛い戦いを強いられる。余計なプライドは捨てて、ユニオンレベルが上がったら即座に演習しよう。
アイテム合成を活用する
2章の序盤に解禁される『アイテム合成』はユニット強化の基本。合成を利用すると、敵よりも優秀な武具を装備できる。積極的に活用しよう。
武器学スキルは重要
武器学スキルは、武器ダメージと必殺技に関係するスキル。武器学ランクを10上げることに必殺技を1つ習得する。リボーンの必殺技は非常に強力で利用価値が高い。
武器学は物理クラスだけでなく魔法系クラスにも有効。魔法攻撃のダメージも強化する。さらにアイテムのダメージも増加する。
両手武器は武器学ランクを上げやすい
アタッカーには積極的に両手武器を持たせよう。
両手武器のカウンターは攻撃回数を稼ぎやすい。攻撃回数が増えれば、武器学ランクが上がりやすくなり必殺技の習得が早くなる。バフカードの影響もあり、リボーンでは攻撃型のユニットが強い。積極的に両手武器を使おう。
エレメントの影響を理解すること
自分と同じエレメントの攻撃は威力が上昇する。魔法職のエレメントと使用呪文は、エレメントを合わせよう。この点は武器も同じ。ユニットのエレメントと武器のエレメントを合わせると、ダメージが上昇する。
攻撃する相手のエレメントもダメージに影響するが、一撃で倒せないなら敵エレメントはあまり気にしなくていい。一撃で倒せるほど有利なら狙う価値はあるが、そうでないなら集中攻撃に専念するべき。変に効率を求めて攻撃を分散させるより各個撃破が重要。
序盤は相手のエレメントを気にするよりも、敵1体に的を絞って集中攻撃するほうが有効。しかし、終盤になるとエレメントの重要性が増す。属性武器や属性必殺技が充実してくる後半は意識的に相手の弱点エレメントを狙っていこう。
各個撃破が基本
基本中の基本。できる限り1体の敵にターゲットに的を絞って集中攻撃すること。そのための位置取りや装備も重要になる。アーチャーを増やしてもいいが、序盤の低火力には注意。以前ほど弓は強くない。
トドメはすぐに刺すこと
瀕死の敵がいた場合、すぐにトドメを刺そう。変にダメージ効率を考えて後回しにすると、クレリックに回復される。(非常によく起こる)
早期に敵を減らすとそれだけ有利になる。倒せる敵は積極的にトドメを刺すこと。
敵に背を向けないこと
敵に背を向けると挟撃され、連鎖攻撃の餌食になる。行動終了時の方向選択に注意。
地形の命中補正を活用する
ユニットが立つ地形パネルは、武器の命中率に影響を与える。できるだけ命中補正の高いパネルに陣取ること。(特に序盤)
足場がしっかりとした「木床」や「道」などは命中補正が高い反面、湿地はほとんどメリットがない。水系パネルはできるだけ避ける。逆に敵を不利なパネルに誘い出せば大きなアドバンテージになる。
武器学レベルが上昇し、武器の命中率が高くなる中盤以降は気にしなくていい。
偵察を活用する
戦闘前の偵察で相手の構成を確認できる。厄介な敵がいる場合は、そのエレメントに有利なアタッカーを用意しよう。
上でエレメントの強弱は気にしなくていいと書いたが、実際のところ、エレメント相性によるダメージ変化は大きい。例えるなら、ポケモンで弱点を突いたときのように大幅なダメージ増加が起こる(状況次第)。バトルに慣れてきたらエレメントの関係も意識してみよう。
暇人を出さないこと
ユニットが何もできなければ、その分だけ不利になる。タクティクスオウガでは「攻撃が敵に届かない」「地形の関係で攻撃できない」状況がよく起こる。このような状況でもできる仕事を用意してあげよう。
例えば、ナイトやルーンフェンサーなら、回復魔法を持たせてサポート手段を与える。遠隔武器を持たせて遠近両用にしてもいい。前衛は暇人になりやすいので意識して仕事を用意してあげよう。
AIの行動をよく観察しよう
タクティクスオウガリボーンのAIは合理的に動く。ゲームを始めたばかりの人はAIの動きをよく観察してみよう。新たな発見があるかもしれない。
例:AIは敵のHPが少ないときトドメの一撃に盾バッシュを使う。これは盾バッシュがパリィされない性質を持っているから。武器で殴るより当たる確率が高いため、盾で殴っている。加算WTも盾攻撃の方が低い。
演習を利用すればリスクなし(ユニットは死亡しない)でAIの動きを観察できる。
ウォリアーは頼りになる
ウォリアーはとても頼りになるクラス。攻撃性能が高く耐久力もあるので殴り合いの戦闘で有利。特に序盤では強力なアタッカーになる。
- 打撃力がある
- マイティインパクトが非常に強い
- 挟撃スキルが使える
- 近接両手武器はかなり強化された
クリティカルが強化された影響で、マイティインパクトが非常に強力なスキルになった。マイティインパクトするだけでダメージが2倍になる。パリィには注意。両手武器を装備すれば、カウンターと合わせて敵のHPを削っていける。
アーチャーはメイジキラー
アーチャーは弱体化されたが今作でも十分強い。強さの方向性が変わった。よりトリッキーになった感じ。イーグルアイによる状態異常サポートが強いのでぜひ活用しよう。
地道にアドバンテージを積み重ねること
タクティクスオウガでは、派手なスキルがない分ユニット単位の連携が重要。
演習でレベルを上げ、敵の挟撃を防ぎながらカウンター&挟撃で手数を増やす。そして1体の敵に的を絞って各個撃破することが何よりも重要。AIは合理的だが賢くはない。バフカードもあまり気にしていない。重要な場面では自分で動かす方がいい。
上で説明した事柄を組み合わせて、地道にアドバンテージを積み重ねることが勝利への近道になる。地味かもしれないが、ユニットの連携がタクティクスオウガの醍醐味である。
マジックリーフは火力になる
厳しいバトルでは、マジックリーフを使って速攻を仕掛けよう。
マジックリーフは店売りしていないが、フランパ大森林の埋もれた財宝で量産できる。「学者の果実」でも代用してもOK。学者の果実はアイテム合成で作れる。
割合回復(10%)の学者の果実は、MPが低いアタッカーに使うと効果が薄い。メイジ系に使った後スペルチャージでMPを転送すると効果的。
HPとMPをそれぞれmaxの10%回復する。
- その他の入手方法
- アイテム合成で入手
挟撃スキルは便利
挟撃はタクティクスオウガリボーンで新しく導入されたスキル。敵を挟んだ状態で攻撃すると反対側の味方が追加攻撃する。
- 単純に攻撃の手数が増える。
- 別のユニットでアタッカーを無理やり動かすこともできる。
- 実戦ではかなりの頻度で挟撃のチャンスが生まれる。
- 武器学ランクが上がりやすくなる。(必殺技を習得しやすい)
序盤で近接クラスのスキル構成に迷ったときは「挟撃」を装備し、積極的に挟撃を狙う。攻撃回数が増えて武器学ランクも上がりやすくなる。
スキルが充実する中盤以降は、他のスキルに替えてもいい。
辛い戦闘では爆弾を使う
爆弾はそのまま使うと自分がダメージを食らう。ビーストテイマーやガンナーが覚える『アイテムスリング』スキルを使って投擲しよう。
爆弾は「安定したダメージを与える遠距離高火力アイテム」として非常に強い。高難易度戦闘を切り抜けるための重要武器になる。
爆弾のダメージは武器学レベルに依存する。爆弾を使う場合は武器学スキルを上げておこう。
必殺技を活用する
事前に複数のユニットを育てて各エレメントの必殺技を揃えておき、相手の弱点属性で攻撃するとより効果的に戦える。偵察を活用しよう。適切に運用するとかなり強い。
クラスと武器はよく考えて決める。ユニットの苦手エレメントを補強する必殺技もかなり有効。
例えば、風属性ユニットは氷属性に対してダメージが減るが、炎の必殺技で弱点を補強できる。これは必殺技に限った話ではなく魔法も同様。エレメントチャームを使えばユニットの属性を変更できる。
上位クラスはステータス成長率が高い
ストーリー攻略中はあまり活用できないが、上位クラスや固有クラスは、汎用クラスに比べて明らかにステータス成長率が高い。
例えば、ウィザードの上位職「ウォーロック」はヴィザードの上位互換的なステータスを持つ。4章で再加入するプリンセスカチュアはかなり強く、デニムより明らかに強力。