戦略と戦術

タクティクスオウガリボーンの戦略・戦術とテーマに沿ったパーティを紹介。

タクティクスオウガリボーンの戦闘で効率を突き詰めると、強力な召喚魔法やオウガシリーズロードに行きつくだろう。これは悪いことではない。ダンジョンを潜る際の効率はとても重要だ。

しかし、このゲームの選択肢はもっと広い。クラスの種類も多い。様々な戦略を考えて自分独自のパーティを組むとこのゲームの楽しさはさらに広がる。召喚魔法に飽きた人は別の戦い方を考えよう。

毒特化 + 麻痺

毒特化 + 麻痺

ひたすら毒を与え続けることに重点を置いたパーティ。ヒドラとウォリアーで固めてビゴラスアタックとポイズンブレスで継続的に毒状態にする。

このパーティを使うと、敵は面白いほど毒だらけになる。ウォリアーの数が増えるほどビゴラスアタックの確率も上上昇し、状態異常を与えやすい。

毒状態の敵を毒にすると、効果時間がリセットされて伸びるため無駄にはならない。カウンターや挟撃で積極的に攻撃回数を増やそう。

毒はドラゴンやゴーレムの防御スキルを無視してダメージを与えるメリットもある。ユニットと武器を変更すると別の状態異常を使える。タクティクスオウガリボーンの状態異常はどれも活用価値が高い。

ヒドラ

毒ヒドラ

ヒドラは100%状態異常が発生する「ドラゴンズアイ」を活用してポイズンブレスIIを撃つ。今作の敵は密集しやすいため、複数の敵を同時に巻き込みやすい。

ウォリアー

毒ウォリアー

ウォリアーはビゴラスアタックと武器の追加効果を利用する。格闘武器のキャットバグナウはストーリーの早い段階で手に入る。4章では上位のタイガーバグナウが登場する。

マイティインパクトによるクリティカル+毒も強力。毒が通らないデスプルーフ持ちに麻痺で対処する。ダマスカス武器+1で麻痺が入る。毒と麻痺の相性は良好。

固定砲台とパラダイムシフト

パラダイムシフト

ウィザードやウォーロックなどの魔法職を十字に配置してパラダイムシフトを撃つ。パラダイムシフトの成功率は66%で、5人巻き込むと平均3人再行動できる。単純だが強力。

1ターン目に杖でMP供給して、2ターン目に範囲魔法×5 → パラダイムシフト。

最も行動が遅いユニットがパラダイムシフトを使う。パラダイムシフト後は連続行動できるため、敵クレリックに割り込まれない。速攻を仕掛けて、序盤から敵の数を減らしたいときに有効。

バフカード生成戦術(籠城)

バフカードの効果は強力だがランダム性が強すぎる。敵側に偏って湧いたときはキツイ。バフカードを自分で生成して運要素を軽減でないか?という考えに基づき、自分でバフカードを生成する構成を紹介。

方法はゴーレムでランパートシャドウを作って破壊するだけ。

ストーンゴーレム
バフカードを生成するゴーレム

ランパートシャドウを破壊するとバフカードが出現する。

ゴーレム以外にも、ナイトやホワイトナイトでも同じことができる。しかし味方よりも速く動けるゴーレムなら1ターン目からバフカードを生成できる。

ゴーレムよりも速いMP供給役が必要。ゴーレムのWTは装飾品込みで87。これよりも速く動けるキャラクターは限られる。

ウイザードハボリム

ウイザードハボリム

WTの速さによりハボリムを選択。ペトロバーストが撃ちたいわけではなく、ゴーレムにMP供給する。

WTがゴーレムと同数の場合、先に動くには配置パネルの調整が必要。(右前方に配置したユニットが優先される)

これで1ターンに1つバフカードを生成できる。ゴーレムと供給役を2体用意するとさらに強力。籠城戦術も取りやすい。前に進めずバフカードが取れなくても自分で作り出せる。

バフカードを取る対象は誰でもいい。ドラグーン+攻撃力バフカードは多方面で有効。シャーマンは攻撃力バフ以外すべて活用できる。

バフカードを作る必要がないときはゴーレムは壁役として使う、ウィザードハボリムは攻撃してもいいしデバフ撒きでもいい。

このコンセプトとは関係ないが、ウィザードハボリムは恐ろしく速い。コンサーブWTでデバフを撒くハボリムは意外と活躍するかもしれない。

石化と挟撃

石化と挟撃

石化した敵の背後にバーサーカーを配置すると挟撃し放題になるのでは?

ストーリー中盤の戦闘で活用できないか試してみた。

しかし、石化させると挟撃は狙いやすくなるが、同時に敵の防御力が上昇し、そこまで大きなダメージは与えられない。バーサーカーであれば普通にバーサーク+ブラッディアサルトで攻撃したほうがダメージは高い。

石化はあくまで一時的な無力化の手段として使った方がいい。コカトリスのペトロブレスは自体は非常強力。範囲攻撃で石像を量産する。