チャリオットに疲れた人へ。
チャリオットを使ってアイテム回収する場合、方法がとても重要になる。効率の悪いチャリオットでアイテムを狙うと気が狂ってしまう。効率はとても大事。
ここではタクティクスオウガリボーンにおけるアイテムドロップの仕様と、チャリオットを用いたアイテムの厳選・回収方法を解説する。チャリオットに嫌気がさした人はぜひ読んで欲しい。
チャリオットを縛っている人はレアドロップFAQだけ読んでおこう。アイテムドロップに関する理解が深まる。
チャリオットは効率がいいのか?
チャリオットの効率はやり方次第。
何も気にせずに普通に使うとチャリオットの効率は良くない。オートスキルが多数発動する状況でチャリオットすると、精神的苦痛を味わうだけで終わる。
狙うアイテムも大切。チャリオットは低ドロップのアイテムを回収するときに効果的。ドロップ率が高いアイテムなら撤退ループの方が早い。
適切な使い方をしなければチャリオットは効果を発揮しない。この点に十分注意してチャリオットを使って欲しい。
この記事は、チャリオットを使って嫌気がさした人向けの効率改善内容となる。チャリオットを推しているわけではない。チャリオット自体が合わない人は撤退ループかAIによるオート戦闘を活用しよう。
ドロップアイテムは乱数によって変化する
まず基本から。必要なければ読み飛ばしてOK。
タクティクスオウガリボーンのドロップアイテムは「落ちたとき」に決定する。拾ったときではない。そして、アイテムの種類は乱数に依存する。
そのため、まったく同じ行動を取ると乱数が変化せず、同じアイテムがドロップする。ドロップアイテムを変えたいときは行動を変える。(乱数を変える)
乱数を変える方法は基本的に次2つ。
- 移動パネルを変える
- 行動を変える
移動パネルを変えるのが最も簡単で効率的。行動を変える方法は面倒なうえ、何を実行したか忘れるのでおすすめしない。
チャリオットを用いたアイテム回収方法
効率的な3つのアイテム回収方法を紹介。
- チャリオット後に撤退する方法
- 移動役で乱数調整 → 近接ユニットでトドメ&アイテム回収する方法
- 弓で移動してトドメ → 次のユニットでアイテム回収する方法
チャリオット後に撤退する
最もオーソドックスなアイテム回収方法。移動役で乱数を調整しアイテムが落ちれば撤退、落ちなければチャリオットする。
この方法は、比較的ドロップ率が高いアイテムの回収に適している。
- 移動役でパネル移動 → 待機
- 敵にトドメを刺す
- アイテムポーチになれば撤退、ならなければチャリオット
移動役で乱数調整 + 近接でトドメ
移動役で乱数を調整し、近接ユニットでトドメ&アイテム回収する方法。今回の解説のメイン。
この方法は腕(指)と頭両方の負担が少なく疲れにくい。そしてかなり高速にチャリオットを回せる。
低ドロップ率のアイテムを短時間で狙う場合に適している。
- 近接ユニットを敵の隣に配置する
- 移動役でパネル移動 → 待機
- 近接ユニットでトドメ → アイテム回収
- 目的のアイテムが出なければチャリオット
- 2~4を繰り返す
1まず敵の隣にトドメを刺すユニットを配置する。敵は動かないように石化しておく。
2移動役で移動して待機する。移動役は誰でもいい。トドメを刺すユニットの直前のユニットでOK。移動場所を変えると乱数が変化する(=アイテムが変わる)。
3近接ユニットでトドメを刺してアイテムを回収する。
この方法は敵に隣接して近接攻撃で倒す関係上、敵選択が非常に楽。これのおかげで、クリック数やボタン押下時間が減り腕や指が疲れにくい。
敵を石化して隣接するなど事前準備が必要になるが、その分効率は高い。低ドロップ率のアイテムを狙う際に高い効果を発揮する。
弓でトドメ + 次のユニットでアイテム回収
移動で乱数調整して弓で相手を倒す。次のユニットでアイテム回収。
上と同じく、短時間で低ドロップ率のアイテムを狙う場合に適した方法。
- 弓を装備したユニットでパネル移動
- 弓攻撃でトドメ
- 次のユニットでアイテム回収
- 目的のアイテムが出なければチャリオット
- 1~4を繰り返す
この方法は、敵がアイテムにならなかった時、回収役のターンでチャリオットできる。待機が1つ減って割り込まれにくい。
その反面、近接ユニットでトドメを刺す方法に比べると、操作時間が長く疲れやすい。弓の長距離ターゲティングはボタン押下時間が長く、同じ操作を繰り返していると腕が痛くなる。(特にゲームパッド利用時)
弓ではなく魔法でもいいが弓の方が効率的。魔法は詠唱が遅い。
低ドロップ率アイテム回収のTIPS
チャリオットを使ったアイテム回収のノウハウ。主に撤退を利用しない低ドロップアイテムを狙う場合のTIPS。
- 邪魔な敵を減らす
- ワープ移動が最も速い
- すべてのパネルに移動する必要はない
- 不要なオートスキルは外しておく
- 不要なアクションスキルは外しておく
- 敵にアイテムポーチを拾わせない
- 石化はとても便利
邪魔な敵を減らす
基本中の基本。
チャリオットを回す前に敵数を減らす。これだけで割り込まれるリスクを低減できる。
ワープ移動が最も速い
レアドロップ回収では何度も移動&待機を繰り返すため、移動速度の速さがとても重要。最も速いのワープ移動。ダントツで速い。
チャリオットによるアイテム回収をする際は、ワープ移動を強くおすすめする。
飛行はランパートフォースを無視できて便利だが、非常に遅い。1パネル前に毒沼があっただけでも飛び上がって移動するのでチャリオット回収には向かない。
ワープ移動には移動WTが増加するデメリットがある。ウイングリングやウイングブーツにはこのデメリットはないため、通常戦闘では飛行移動の方が強い。ワープ移動はランパートフォースも無視できない。
もし、ワープ移動で敵のランパートフォースが気になるならランパートブレイクを装備する。移動力が1下がるが、レアドロップ選別において移動力の低さは逆にメリットになる。
移動力が高いとすべてのパネルを試しかねない。ニンジャを使って乱数の偏りを喰らった場合、非常に辛い思いをするだろう。ワープ+ランパートブレイクはとても良い解決策になる。
すべてのパネルに移動する必要はない
乱数調整で「同じATにこだわってすべての移動パネルを試している人」にはかなり強く忠告しておく。すべてのパネルに移動する必要はない。
移動力が多さで同じATにこだわると、乱数の偏りの餌食になる。ある程度試してドロップしなければATを回そう。
具体的には、現在地と上下左右2パネル、合計9パネル試してドロップを確認する。これで出なければ次のATへ。
この方法は、どのパネルまで試したかほとんど覚えておく必要がない。頭の負担がかなり減る。
長時間チャリオットを繰り返していると、疲れてどこまで試したか忘れるだろう。疲労対策はとても重要。乱数の偏りに対する良い解決策にもなる。
不要なオートスキルは外しておく
オートスキルは前作からの良い改善点だが、エフェクトの遅さが難点。チャリオットの仕様変更(行動後は巻き戻せない)と合わせて、アイテム選別時にかなり厄介な遅延要素になる。
不要なオートスキルはできるだけ外しておこう。なお、瞑想はMPがMAXだと発動しない。
不要なアクションスキルは外しておく
アクションスキルも同様。
アクションスキルを装備しなければ、行動して移動後即座に待機できる。特に、近接攻撃からのアイテム回収で高い威力を発揮する。
敵にアイテムポーチを拾わせない
敵がアイテムポーチを拾うと100%確実にそのアイテムをドロップする。
回収確認の手間が増えて効率が悪くなるだけでなく、誤情報につながる恐れもある。レアドロップを狙う敵には絶対にアイテムポーチを拾わせてはいけない。
石化はとても便利
石化の状態異常はチャリオットと相性がいい。
ペトロバーストで石化 → ゲルゲの吹矢・石化を活用しよう。イーグルアイでもいい。ゲルゲの吹矢・石化で「石化状態の敵」を攻撃すると100%石化する。毎ターン攻撃すると敵は完全に停止する。
禁呪IIを狙う場合、ガーディアンにも石化が通る。
レアドロップFAQ
タクティクスオウガリボーンのレアドロップの仕様についてよくある質問。
Q.低ドロップってどれくらいの確率?
一般的にドロップ率が低いと言われているアイテムのおよその確率は次の通り。
アイテム | ドロップ率 |
---|---|
ヴァイナテーヤ | 5% |
禁呪 II | 5% |
呪われた武具 | 4% |
メドゥーサの首 | 3% |
Q.終盤の方が緑カードになりやすいのはなぜ?
A.終盤の敵の装備はドロップ率が低い。なにも落とさない確率が上がるので緑カード(タロットカード)になりやすい。
Q.複数のドロップを持っていると各アイテムのドロップ率は下がるのか?
A.下がらない。
各アイテムにはドロップ確率が設定されており、落とすか落とさないかは個別に判定される。複数のドロップを持っていても確率が悪化することはない。
ただし、
ドロップ率は下がらないが、アイテムポーチを落とす確率が上昇し、確認の手間が増えてアイテム回収の効率は下がる。
Q.複数のレアアイテムを同時にドロップする?
A.同時ドロップは十分起こりうる。
ドロップアイテムは1ユニットにつき4つまで設定されており、最大で4つドロップする。4つ以上落とす場合は、装備品か別ユニットのアイテムを拾ったかのどちらか。
アイテムを奪い返せる仕様上、敵が別ユニットのアイテムを拾っていた場合は4つ以上落とす。装備品にもドロップ率が設定されており、こちらも確率でドロップする。
Q.敵が狙っているアイテムを落とさない!
A.狙う敵を間違えている、情報が違っている、乱数が偏っているのどれか。
実際のところ分からないのだが、そういった状況は「低レアドロップのアイテムを狙っている」という共通点がある。
ドロップ率が低ければ低いほど、乱数偏りの影響を強く受ける。残念ながら、乱数の偏りはかなり起こる。同じATに執着せずターンを進めよう。
もう一つ注意点として、
1ユニットに設定されているドロップアイテムは最大で4つ。装備品以外のアイテムを4つ確認して目当てのアイテムを落とさなければ、狙う相手を間違えている。
この場合、敵が他のアイテムを拾っていると誤解が発生する。レアドロップを狙う敵には、絶対にアイテムポーチを拾わせてはいけない。石化で徹底阻止すること。
敵が狙っているアイテムを落とさないときは、その敵が目的アイテムを落とさない可能性について考えてみよう。
Q.ウォーレンレポートのアイテム達成率が100%にならない
A.呪われた武具のスナップドラゴン後の武器もカウントされる。
スナップドラゴンを使ったユニットは死亡する点に注意。ウォーレンレポートにも記録される。