ブラックモアは、アスモデの神殿を守る番人の一人。黄金に輝くリッチの姿をした魔人。特定の条件を満たすと死者の宮殿、冥府の祭壇(B100)に出現する。
ブラックモア戦では以下のアイテムが手に入る。
- オウガブレード
- オウガシールド
- オウガヘルム
- オウガアーマー
- ファイアクレスト
- 十弐神将の音叉
ブラックモアに会うには、注意しなければいけない点が多い。
ここではブラックモアの出現条件と関連する四風神器の入手場所、ファイアクレストの性能、オウガシリーズの入手方法について解説する。
ブラックモア
ブラックモアに会うには次の条件を満たす必要がある。
- 四風神器をすべて所持している(装備する必要はない)
- ニバスを倒した歴史上である
四風神器
四風神器は風属性のレリック武器。ボレアス・ノトス・エウロス・ゼピュロスの4種類。
ゼピュロスの入手がサン・ブロンサ遺跡であるため、ブラックモアと戦えるのは必然的にCC以降になる。
四風神器 | 入手場所 |
---|---|
ボレアス(斧) | 死者の宮殿B64 サイクロプス |
ノトス(両手剣) | 死者の宮殿B99 エクスキューショナーとタイタン |
エウロス(鎚) | 死者の宮殿B99 ドレッドノートとタイタン |
ゼピュロス(槍) | サン・ブロンサ 浮遊遺跡群1 ルフ |
ボレアス
ボレアスは、死者の宮殿B64のサイクロプスがドロップする。その他の敵もボレアスをドロップする場合がある。
ノトス
ノトスは、死者の宮殿B99のタイタン(中立ユニット)とドレッドノート(テラーナイトの姿をした敵専用クラス)がドロップする。
エウロス
エウロスは、死者の宮殿B99のタイタン(中立ユニット)とエクスキューショナー(バーサーカーの姿をした敵専用クラス)がドロップする。
タイタンはノトスとエウロスの両方を落とす。
ゼピュロス
ゼピュロスは、サン・ブロンサ浮遊遺跡群1のルフがドロップする。
ニバスを倒した歴史上である
ニバスを倒すことが条件ではなく、ニバスを倒した歴史上であることが条件。
4章でニバスを倒した後、アンカーをまたがずにCCのアンカーに飛ぶと歴史は保存されずに消滅する。ニバス討伐後は、必ずエンディングまで進めてCCのアンカーに保存しなければいけない。
W.O.R.L.D.のアンカー管理には要注意。仕様を勘違いしていると、ブラックモアは登場せず痛い目を見る。
オウガシリーズ
ブラックモア戦ではオウガシリーズの武器防具が手に入る。
オウガシリーズは次の4つの装備品。3つ以上装備するとセット効果で攻撃力と防御力が増大する。
- オウガブレード
- オウガシールド
- オウガヘルム
- オウガアーマー
オウガシリーズは、ブラックモア戦に登場するリッチキングとリッチクイーンがドロップする。
リッチクイーンとリッチキングは、どちらもサモンダークネスを使う。
チャリオットを使えば1戦で4つの装備を狙えるが、少し時間がかかる。オウガブレードのドロップ率は高いがそれ以外は低い。
ブラックモアを倒すと、ファイアクレストと十弐神将の音叉をドロップする。
ブラックモアが登場しない通常戦闘の場合、リッチクイーンとリッチキングはオウガシリーズをドロップしない。
ファイアクレスト
ファイアクレストは、ディバインドラゴンの魂を封じた赤い宝石。最強の装飾品。装備するとすべてのステータスが10上昇しWTが7減る。
優れた耐性を持つファイアクレストは強力な防具になる。打撃・切断・貫通耐性が25で、効果的にダメージを抑制してくれる。
タクティクスオウガリボーンではゲームクリア後にカオスフレームを確認できるため、ファイアクレストの重要性は低下した。
ブラックモアと再戦する
ブラックモアと再戦する場合、ブラックモアを倒していないアンカーに戻る
例えば、ウォーレンを捜せ進行中にブラックモアを倒した場合、「歌姫」クリア後のアンカーに戻るとブラックモアは生存している。最後のアンカーまでブラックモアを倒さずに進めた場合は、最後のアンカーで再戦可能。
ワールドを使えば何度でもブラックモアと再戦できる。オウガブレードもその都度取得可能。
ブラックモアが出現しない
冥府の祭壇にブラックモアが登場しないときは、四風神器をすべて所持しているか確認してほしい。
すべて持っているのにブラックモアが出現しない場合、ニバス関連の条件を満たしていない可能性が高い。
屍術師ニバスのウォーレンレポートを確認。
レポートの最後に「解放軍との戦いに敗れた際に”魔”と一体化し、この世界から消滅した。」と書かれていればニバスを倒している。
書かれていなければニバスを倒していないか、倒したがアンカーポイントに保存せずに別のアンカーに飛んだ(つまり倒した歴史は消滅した)かのどちらか。
もしニバスの項目がない場合は、一度も会っていない。
過去にも同じことが起こった
ブラックモアに会えない悲劇は前作でもよく起こっていた。前作(運命の輪)の死者の宮殿についての話だが、今作に通じる注意点もある。
前作でブラックモアに会うには条件がいくつかあった。
- ニバスを倒した歴史上であること
- 四風神器をすべて所持していること
このうちの「ニバスを倒した歴史上であること」とW.O.R.L.D.の仕様、そして「ウォーレンを捜せ」イベントが重なって大きな不幸を招いた。
まず、プレーヤー側の思考回路としては、
- ウォーレンを捜せとブラックモア討伐を同時並行したい
- まずは4章に戻ってニバスを倒す
- そのあとW.O.R.L.D.でCCへ飛んでサン・ブロンサ遺跡へ(ゼピュロスを取得)
- ウォーレンを探しに死者の宮殿へGO!
多くの人がこう考えたが、これには大きな落とし穴があった。
W.O.R.L.D.の仕様ではアンカーをまたがなければ歴史は書き換えられない。
ニバスを倒した後は、エンディングまでクリアしてCC(カーテンコール)のアンカーに歴史を保存する必要がある。ニバスを倒した直後にW.O.R.L.D.で飛ぶのはNGだったのだ。
ニバス討伐後にW.O.R.L.D.を使うと、CCの歴史は何も変わらずニバスを倒した過去は消え去る。そしてCCにニバスは登場しない。
この仕様を知らないまま「ウォーレンを捜せ」を進めてブラックモアに会えない人が続出した。
W.O.R.L.D.の仕様はしっかりと理解しておこう。