スターフィールドの年代表。人類が初めて火星に入植してから、太陽系を離れアルファケンタウリに入植し、2330年(ゲーム開始時点)に至るまでのタイムライン、歴史、出来事、ストーリーを紹介。
この記事はメインストーリーに関するネタバレを含みます。
タイムライン
2050
人類が火星に初着陸。
2100
この頃には、人類は生活圏を宇宙に拡大する。
2112
ダイモス・スターヤード社が、人類初の地球外コロニー「シドニア」を火星に創設。
2122
地球外の微生物を発見するため、NASAがタイタンに宇宙基地を建設。しかし、微生物は発見されず、2132年には資金が枯渇する。
2135
タイタンの研究基地が、地球外植民地化の研究場所として再利用される。
2138以前
NASAの宇宙飛行士兼物理学者、ヴィクター・アイザーが火星の重力異常でアーティファクトを発見。アーティファクトの分析で得たデータをもとに、グラヴ・ドライブの開発が始まる。(この時点でヴィクター・アイザーは、グラヴ・ドライブによって地球が滅亡すると警告を受けたが、無視して研究を進めた)
2138
4月14日、ヴィクター・アイザーのNASA研究チームは、地球のケープカナベラルで、小規模なプロトタイプ「グラヴ・ドライブ」の史上初の試験を実施。グラヴ・ドライブの燃料ヘリウム3が豊富に存在する月で、次の大型プロトタイプ試験が予定される。
2140
9月27日、地球滅亡を予見して建造された移民船「ECSコンスタント」が地球を出発。居住可能な惑星を探す200年の旅を開始する。
2141
12月8日、NASAは民間宇宙企業ノバ・ギャラクティクと提携し、実物大グラヴ・ドライブを使用したグラヴ・ジャンプの実証試験を月で実施。試験は成功し、グラヴ・ドライブ量産への道が開かれる。
2149
8月22日、ヴィクター・アイザー、ジュディス・タティエンヌ、ラン・スーは、グラヴ・ジャンプが地球の磁気圏を破壊していることに気づく。その後、地球の磁気圏崩壊を事前に知っていた人々が地球を去り始める。
2150
科学者が、地球の磁気圏が50年以内に崩壊し、地球上のすべての生命が絶滅すると発表。 地球からの避難計画が始まる。
2156
人類がアルファ・ケンタウリ(地球から4.37光年)に到達。
2159
コロニー連合が地球で創設され、世界的な惑星移住を主導する。
2160
移民船ガリレオがジェミソンに到着。惑星ジェミソンにニューアトランティスが設立される。
2161
ニューアトランティスがコロニー連合の正式な首都になる。UCはケンタウルス宣言を発行し、新たな天体への定住と勢力設立のための枠組みを提供する。
2167
シャイアン星系に移住したソロモン・コーが、最初の入植地であるアキラ・シティを設立。
2185
NASAがタイタンの研究施設を売却したことで、ニューホームステッドが誕生。
2187
ヴォライ星系のネオンにて、ゼノフレッシュ社が向精神性作用を持つ魚「カズムバス」を発見。魚から取れる油を、薬物オーロラに加工して莫大な利益を得た。これによりネオンは漁業プラントから、歓楽都市に変貌する。
2188
ソロモン・コーの呼びかけに応じてヴォライがシャイアンと手を組み、自由恒星同盟が誕生。2189年に正式に発足。
2190
ニューアトランティスを出発したコロニー船が消息を絶つ。この船の乗員(または子孫)ジナン・ヴァルーンは、後にヴァルーン家を創設する。
2194
コロニー連合が、ナリオン星系のディーパラ軌道上にスターステーション「クリニック」を配置。UCに所属していないナリオン星系の住民は、これをUCによる領地拡大の動きとみて、UCにクリニックの撤去を要求。UCが拒否すると、ナリオンの住民らは投票によって自由恒星同盟への参加を決め、同盟は2195年に星系の防衛部隊を動員するに至る。
2196
自由恒星同盟の部隊動員に対し、UCはナリオン星系に艦隊を移動させ、自由恒星同盟も同様に対応。ナリオン戦争が勃発する。
2199
最後の脱出船が地球を離れる。 時間内に避難しなかった何十億もの人々は地球に取り残された。
2203
地球の磁気圏消滅により大気が宇宙に消散。酸素は消失し、人類の故郷は不毛の砂漠と化す。
2216
ナリオン戦争の長期化により、民衆に厭戦感情が蔓延。UCと自由恒星同盟との間についにナリオン条約が締結され、紛争が終結する。条約内で「有人星系」という用語が正式に規定される。
2221
自由恒星同盟の市民に奉仕する精鋭の防衛・調査部隊自由恒星レンジャーが設立。
2230
ヴァルーン家と呼ばれる勢力が出現。コロニー連合および自由恒星同盟と外交関係を結ぶ。
2232
ジェネルダインがネオンで設立される。
2240
ヴァルーン家が有人星系のすべての文明に総力戦を宣言。突如として、サーペント・クルセイドを開始する。
2241
ジャスパー・クリクスが、スボーロフの刑務所ロックで暴動を起こす。クリクスはスボーロフ軌道上のステーション、キーを占領した後、紅の艦隊を結成しUC船の襲撃を始める。
2257
コロニー船、クラーク・ルイスが航行中の事故で行方不明になる。
2263
ジナン・ヴァルーンが死亡し、ジャレク・ヴァルーンが後継者になる。この時点でヴァルーン家は平和を求め、サーペント・クルセイドは終了。サーペント・クルセイドでは、コロニー連合、自由恒星同盟、独立地域に属する数千もの人々がヴァルーン家によって命を奪われた。
2275
セバスチャン・バンクスがコンステレーションを結成。結成当時の構成員には、著名な物理学者クロエ・バオ、セバスチャンの弟子にして最年少のアジャ・ママサ、異星植物相の植物学者兼専門家ダリウス・アンドリス、富豪の冒険者バーナデット・ローラン、元密輸人エヴェラド・ギル、生物学者兼医師カドリ・トーマなどの面々が含まれた。同年、ニューアトランティスにロッジが建設される。
2282
コンステレーションのメンバー、クロエ・バオがクラーク・ルイスのコロニー船を発見。 入植者の悲惨な運命に関する彼女の報告は、宇宙探査の妨げになるとの懸念からセバスチャン・バンクスによって一般公開が差し控えられた。
2283
コンステレーションの創設者、セバスチャン・バンクスが探索中に失踪。コンステレーションは解散の危機に陥る。最終的にクロエ・バオが議長に就任し解散を免れる。
2290
アジャ・ママサがコンステレーションの議長に就任。
2305
バレットがコンステレーションに参加。
2307
レイ・デキャリースとイタル・サイトウがテクノロジー企業、リュウジン・インダストリーズを設立。
ルナーラ星系の惑星ヴェスタにて、自由恒星同盟が農業を開始する。
2308
コロニー連合は、4番目の星系にコロニーを設立した自由恒星同盟がナリオン条約に違反していると主張。外交交渉は決裂。UCはヴェスタを包囲し、防衛のために残った(あるいは連れてこられた)者たちを無差別に虐殺する。これにより、コロニー戦争が正式に開戦。
2310
コンステレーションが最初のアーティファクトを入手。アーティファクトは十分な調査なしに同組織のアーカイブに保存される。
2311
数年間の紛争を経て、シャイアンの戦いにおいてコロニー戦争が事実上の終結を向かえる。自由恒星同盟の民間人や軍隊による小艦隊を用いたゲリラ戦法で、UC海軍の主要艦船が次々に撃破された結果によるものだった。
3番目の停戦調印者となった後、ヴァルーン家は他の勢力と接触を断つ。
リュウジン・インダストリーズがネオンに、リュウジンタワーを完成させる。
2315
コロニー戦争で自由恒星同盟が民間船を利用したことを受け、UCが対抗策の一環としてUCバンガードを設立。UC独自の民間海軍であり、大多数がコロニー連合とその国益を守ることを誓った民間人の船舶で構成されていた。UCバンガードに貢献した者には、究極の報酬としてコロニー連合の市民権が認められた。
2319
サラ・モーガンが最年少でUC航海士兵団の指揮官に就任。
2320
UC航海士兵団が解散する。サラ・モーガンは放浪の身となりながらも、鍛えた腕を有効活用する道を探しコンステレーションに参加する。
2321
有人星系有数の宇宙船造船業者、ストラウド・エクランドの共同所有者ウォルター・ストラウドがコンステレーションに参加。同組織最大の財政援助者となる。
2322
元・紅の艦隊の海賊、ウラジミール・サールがコンステレーションに参加。
2325
アジャ・ママサが、35年間務めた議長職を退きパラディーゾに移る。サラ・モーガンがコンステレーションの議長代理に就任する。
神学者マッテオ・カトリがコンステレーションに参加。
2326
バレットがコンステレーションのアーカイブにて、16年前に同組織が取得したアーティファクトを発見。特別なものであることを悟る。
サラ・モーガンとの数ヶ月におよぶやりとりの末、大学院生にして気鋭の科学者ノエルがコンステレーションに参加。
2327
自由恒星レンジャーのサム・コーと娘のコラがコンステレーションに参加。
2328
アンドレヤがコンステレーションに参加。
バレットの説得により、コンステレーションがスターステーションL-868を購入し、深宇宙スキャナー、通称〈アイ〉に改修。
2330
5月7日、プレーヤーはベクテラにてアーティファクトに接触。スターフィールドの物語が始まる。