星を調査して何かメリットがあるのか?
もちろんある。スターフィールドでは、スキャンがゲームの重要な役割を担っている。
天体をスキャンすれば資源が表示され、生物や植物をスキャンすれば、スキル次第でその個体の特徴を把握できる。あの生き物は攻撃的か、それともおとなしいか、どこに生息するか、この植物は毒を持つのか、など詳細な情報が手に入る。事前に相手の体力を把握して戦闘を有利に進めることも可能。
しかし、スキャンの利点はそれだけではない。見えないところにもっと大きなメリットが隠されている。ここでは、スキャンの活用方法と惑星探索のすすめ方を解説していく。
スキャンの目的
スキャンとは、対象を調査してデータを収集すること。惑星/月に到達した時点で、その星の詳細はまだ何も分からない。Starfieldでは、スキャンを通して様々なデータを集めていく。
スキャンの具体的な目的は次の通り。
- 軌道上から資源を探す
- 動植物の詳細なデータを確認する
- XP(経験値)を稼ぐ
- Survey率100%を目指す
- 100%スキャンした天体のデータを売却してクレジットを稼ぐ
星に到着して、何をすればいいか分からないときは手あたり次第にスキャンしていこう。
まずは、軌道上から星をスキャンして資源を確認、星に降りて生物が視界に入ればスキャン、見たことがない植物があればスキャン、鉱石を見つけたら採掘。
StarfieldではスキャンでXPを獲得できることから、天体探査だけでレベルアップ可能。レベル上げのためだけに敵と戦闘する必要はない。スキャンで天体のデータを集める宇宙探検家としてゲームを楽しむのも十分あり。
スキャン方法
Starfieldには複数のスキャン方法が存在する。
- 星図から資源をスキャンする
- 地上で動植物をスキャンする
星図から資源をスキャンする
星図を使って軌道上からのスキャンする方法。星を選択してLB(PCではRキー)でスキャンする。
スキャンは天体の軌道上から実行できる。地上から星図からスキャンするにはスキル「スキャン」が必要。天体物理学を取得すると他の場所からでもスキャン可能になる。
着陸前に天体をスキャンすれば、クラフト/建築/カスタマイズに使える資源が存在するか確認できる。
スキャンを実行すると「調査」率が上昇。100%スキャンするとコンステレーションカラーのマークがつき「SURVEYED」と表示される。生物や植物が存在しない星は軌道上からのスキャンだけで100%スキャンできるかもしれない。
100%スキャンした天体データは売却できる。上画像のような、生命が存在せず資源もない巨大惑星でも100%スキャンする価値はある。
地上で動植物をスキャンする
星に降り立ってスキャナーで動植物をスキャンする方法。
スキャン範囲内まで近づいて、Aボタン(キーボードではEキー)でスキャンする。スキャンすると対象の調査率が上昇し、100%になるとその星の「調査」率が上昇する。
その星に存在するスキャン対象はチャート化されて画面右に表示される。これを見ればどの程度スキャンが進んでいるか一目で確認可能。
デフォルトのスキャン距離の短さはかなりネック。効率的に情報を集めるなら、スキャン距離を伸ばす「調査」スキルを取得しておこう。
スキャン範囲外の対象はスキャンできない。スキャンできないときは近づくこと。
特性の発見
惑星/月は複数の「特性(trait)」を持っており、スキャン時に発見できる可能性がある。
スキャンに関連するスキル
特定のスキルを取得するとスキャン性能が向上する。
スキル | 効果 |
---|---|
調査 | ハンドスキャナーがズームできるようになり、スキャン距離が20メートルに延長される |
植物学 | 植物から採取できるコモンとアンコモンの有機資源が増え、スキャナーで植物からより多くの情報を取得でき、一部の植物が拠点で栽培可能になる |
スキャン | 船からでも惑星や衛星の地表にあるアンコモンの無機資源を発見でき、宇宙にいる船についてより多くの情報を得られる |
動物学 | 生物から採取できるコモンとアンコモン有機資源が増え、傷つけずに資源を採取できるようになる。また、スキャナーで植物からより多くの情報を得られ、拠点で動物資源を生産できるようになる |
天体物理学 | 今いる惑星を周回している衛星をスキャンでき、10%の確率でその特性を明らかにする |
スキャンスキルは地味に見えるが、時間の短縮には便利。多用するなら優先的に取得しておこう。
SCIENCEスキルを優先していると戦闘力が上がらないのではないか? と思うかもしれないが、SCIENCEツリーには研究を促進するスキルがある。研究で上位のレシピを解禁し、武器MODのクラフトを通して戦闘面も強化できる。
惑星探索のメリット
惑星(月)探索のメリットは多岐にわたる。
拠点を建設することもでき、植物や動物から資源を生成することもできる。上で述べたように、調査が完了した天体のデータは売却できる。惑星や星系全体の調査によって、経験値だけでなく報酬も獲得できるようになっている。