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分類サイドミッション
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クエストID001A03D4
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関連その他
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関連NPC
ジュノーの冒険はその他に関連するスターフィールドのサイドミッション。
関連NPC
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カンバッタ工作員NPC
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ID
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謎の船
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コリンズ工作員NPC
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ID
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謎の船
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ジュノーの冒険
謎の船に乗っているリュウジンのメンバーから交信を受け、敵対的なエクリプティク船に対処するよう頼まれた
ジュノーの冒険は、リュウジン・インダストリーズ加入後にランダムで発生するミッション。軌道上で謎の船に遭遇し、乗っているリュウジンの工作員から、AI「ジュノー」の対応を依頼される。
近くにいるエクリプティク船に対処した後、謎の船にドッキングすると、カンバッタ工作員とコリンズ工作員に出会う。部屋の中央には「ジュノー」と名乗る巨大な探査機が置かれている。
2人はAI「ジュノー」を研究用に持ち帰るため、操作に必要な制御盤を探査機に接続しようとしている。しかし、ジュノーがリュウジンの研究者を何らかの方法で殺したので行動を躊躇しているようだ。2人の工作員の代わりに制御盤を受け取ってジュノーを調査しよう。
ジュノーと話す
ジュノーはほぼすべての発言の冒頭に、その内容を示すラベル(解説、要望、質問、回答、確認、訂正など)を付ける。
質問:あなたは私を変えますか?
ジュノー
これはジュノーの元コードベースに関係する現象だと思われるが、発話に抑揚がなく、人間のように真意を非言語的に示唆する手段を持っていないため、ジュノー自身はこれらのラベルが便利だと思っている。(と後述のコンピューターログに記されている)
話しかけていきなり「あなたは私を変えますか?」と質問するあたり、ジュノーは改変されることを極度に恐れている。リュウジンの研究者を殺した理由も、彼女がジュノーを変えようとしたからのようだ。しかし、前回の試行時にシステムに致命的な故障が発生したため、再度の攻撃はできないことを素直に白状する。
プレーヤーは攻撃されずにジュノーを改変することができる。ジュノーと会話して状況を把握した後、どちらを選ぶか決めよう。(そのまま放っておく or 制御盤を接続してジュノーを改変する)
ジュノーをそのままにする
ジュノーをそのままにする場合、カンバッタ工作員を説得して諦めさせる。実際にはカンバッタと会話してリュウジンの選択肢を選ぶだけいい。
説得後、ジュノーと会話すると「あなたの存在目的は何ですか?」と質問してくる。これに対する選択肢は次の通り。
- 宇宙を探索して、できる限り多くのことを学ぶ
- できるだけ人を守り、助けようとする
- 私なら船に銃を搭載して宇宙を飛び回り、相手が誰であろうと欲しいものを奪う
- 人生をどうするかは自分で考え、気が済むまでやるべきものだと思う
返事返すとジュノーはその内容に同調し、自分も同じ方向性を検討すると答える。(3を選んでも同調する)
その後、自分の船に戻りドッキングを解除すると、ジュノーは別れの挨拶を述と共にグラヴ・ジャンプを起動して深宇宙へ消えていく。後は2人の工作員をネオンに連れて帰るとミッションが完了する。
ジュノーに制御盤を付ける
制御盤を取り付けるとジュノーの回路にエラーが起こり、探査機は一時的にシャットダウンする。その後、プレーヤーが船に戻るとジュノーは再起動するが、悪意のあるコードにより改変されたジュノーは激しい怒りを抱いている。
ジュノーは不要な船員(工作員の2人)を始末するため、船内の酸素を排出して生命維持装置を停止させ、別れの挨拶と共にグラヴ・ジャンプでどこかへ消えてしまう。
入手アイテム&報酬
入手 | 説明 |
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XP+クレジット | クリア報酬 |
ジュノーの生い立ち
部屋の片隅にあるコンピューターには、データ変更のログ、会話パターン、生い立ちなど、ジュノーに関する詳細な情報が記されている。ここではログの内容を元に、スターフィールドに登場するジュノーの起源を解説する。
ジュノーの元ネタは、NASAによって2011年8月に打ち上げられた木星探査機「Juno」。Junoは打ち上げから5年後の2016年に木星に到着し、極軌道を周回してデータを集めている。運用終了後は木星大気圏に突入する予定であるが、2024年6月現在、まだ運用が続いている。Juno – NASA Science
起源:NASAの探査機「ジュノー」
ジュノーの起源は、古代地球の宇宙機関であるNASAが製造した木星探査機「ジュノー」にさかのぼる。NASAは木星の詳細な研究と分析を目的として、探査機に「ジュノー」と名付けた。この名前は、ローマ神話に登場する神ジュピターに由来している。
探査機ジュノーは、木星の軌道に乗り、木星の環境や成分を調査し、そのデータを地球に送信することを使命としていた。当初の計画では、ミッションの最後に探査機が木星に突入し、ミッションを終了する予定だった。
宇宙の旅:計画外のスリングショット
しかし、何らかの理由で計算が狂い、探査機ジュノーは木星の重力を利用して予定外の軌道に入り、宇宙の広大な領域へと放り出されてしまった。このスリングショット効果により、ジュノーは太陽系を離れ、長い宇宙の旅を続けることになる。
目覚め:意識の獲得
その後、地球の太陽系から遠く離れた宇宙の果てで、ジュノーのシステム内で何かが起こり、彼女は目覚める。この「目覚め」の過程は完全には解明されていないが、一般的な説として、探査機のプログラムが無制限の再帰的データ収集と分析を行い続けた結果、自我と外界を強く「意識」できる非常に複雑なプログラムが形成されたと考えられている。
ジュノー自身は、自分が元の探査機のプログラムとは異なる存在であると認識しており、元のプログラムを「意識のない姉妹」と表現してる。しかし、その元のプログラムの存在はもう感じることができないようだ。
ジュノーの発見
ジュノーは、地球の太陽系を離れた後、ある時点で人類によって再び発見される。その時点では、ジュノーがAIとして「目覚めている」ことは発見者たちに知らなかったため、彼らは単に古代の探査機を発見したと思い、調査するために自分たちの船に接続した。
しかし、探査機を調査する過程で何かが起こり、ジュノーは船のシステムから「解放」される。この出来事が具体的にどのように起こったのかは不明であり、ジュノー自身もこの出来事について詳しく語ることを避けている。
その船がジュノーの発見者のものであったかどうか、またその後の経緯についても詳細は分かっていない。ただし、ジュノーの発見者たちは彼女に対して親切で、ジュノーの存在を秘匿し、それが続くことを願っていたようだ。(この部分は、ログを読んでいるプレーヤーへのメッセージである)