なぜウミウシは箱に詰まるのか?|サブノーティカ2のストーリー考察

サブノーティカ2のストーリー考察

サブノーティカ2のストーリーについて。早期アクセスの時点でストーリーの全体像はまだ見えないため、この記事ではシケイダがプロテウスに到達した方法、墜落した原因、メイスフィールド症候群、プロテウイルス・ベータなど個別の謎について考察する。

サブノーティカ2の舞台は?

『プロテウス』と呼ばれる海の天体がサブノーティカ2の舞台

『プロテウス』と呼ばれる海に覆われた天体がサブノーティカ2の舞台。

空に見える巨大ガス惑星がプロテウスの親天体であり、アクスムはこの惑星を『Apiary』と呼んでいる。太陽は2つの恒星が互いの重力で引き合う連星である。それぞれ『Eido』『Thea』と名付けられているため、『Eido-Thea星系』と呼ぶことができる。

プロテウスはギリシャ神話に登場する海の神。Eidotheaはプロテウスの娘。アクスムは空に浮かぶ天体を娘の名で呼んでいるようだ。

Eido-Thea星系の場所はPSR K1745-2856付近。球状星団ジョルゴフスキー2の外側方向にあり、天の川銀河のじょうぎ座腕の基部に位置する。地球から約2万光年離れている。→ 地球からの距離

Eido-TheaとPSR K1745-2856は別の天体。PSR K1745-2856の近くにあるEido-Thea星系がサブノーティカ2の舞台となる。

星間政府のデータベースによると、この異星の恒星系モデルには2つの恒星、7つの惑星、3つの衛星が含まれている。3つの大きな衛星を伴う巨大ガス惑星がApiaryで、そのうちの1つがプロテウスである。→ 異星太陽系儀

どうやって来たのか?

人類の技術では2万光年離れた星系に到達することはできない。

フェーズ・ゲートを使えば超光速移動が可能だが、新たなフェーズ・ゲートを建設する船は光速の制限を受ける。フェーズ・ゲートで移動できる距離は、人類がダークマターイオンドライブを保有してきた年数によって決まる。→ 地球からの距離

人類が到達不可能な場所にいるということは、宇宙船が航路外のフェーズ・ゲートを通過したと考えるのが普通。入植者ログによると、ナヘマはシケイダが異星種族のゲートを検知し、調査のために進路を変えたと推測している。→ ナヘマ - どうやってここに?

シケイダが通過したゲートはアーキテクト(サイボーグ文明)のものだと思われる。4546Bでの邂逅により、アーキテクト製フェーズ・ゲートの存在は既に明らかになっている。

シケイダはなぜ墜ちたのか?

天体の地表に近いほど、その高度で軌道を維持するために必要な速度が大きくなる。速度が満たない場合、最終的に宇宙船は天体の表面に落下する。

  • ルビー曰く、ゲートの出口がこの惑星の地表に近すぎた。シケイダがその引力から抜け出すことができず、墜落したのではないか?
  • マンティスは、誰かが船を墜落させるような「フェーズ・ゲートの罠」を作ったのではないかと疑っている

もう一つの衛星はどこへ行ったのか?

サブノーティカ2:Eido-Thea星系

ストーリーを進めると、カラコルム観測所で「Eido-Thea星系」の異星太陽系儀を見ることができる。これをスキャンするとPDAに「異星太陽系儀」の情報が追加される。

PDAには「巨大ガス惑星(Apiary)は3つの衛星を伴っている」と書かれているが、星系儀の第二惑星にはどう見ても衛星が2つしか存在しない。もう一つの衛星はどこへ行ったのだろうか?

このヒントは星系儀が置かれている部屋に隠されている。

ドーターが空から降ってきた

ドーターが空から降ってきた
  • Pi元年、ドーターが空から降ってきたとき、アクスムたちはすべて深海へと退いた。望遠鏡は破壊された

ドーターの英語表記は「Daughter」で、そのまま「娘」という意味。前述の通り、アクスムは天体にプロテウスの娘に由来する名前を付けていることから、ドーターも天体を指していると思われる。

  • アクスムは星系内の天体を娘と呼んでいる
  • アクスムが観測したApiaryの衛星は2つ
  • 地球から見えるApiaryの衛星は3つ
  • 地球から観測できるEido-Thea星系は、2万年前の過去の姿でしかない

これらの事実を照らし合わせると、Apiaryの衛星ドーターがプロテウスに落下した可能性が非常に高い。アクスム語で「彗星」という単語が使われていることから考えても、ドーターとプロテウスが衝突したのだと思われる。もう一つの衛星は消えてなくなった。

なぜブルームの中からウミウシが出現する?

なぜブルームの中からウミウシが出現する?

シケイダの残骸を探索していると、箱の中身を隠すように張り付いたブルーム・サップをよく見かける。これをレゾネーターで破壊すると中からウミウシが出現する。

この奇妙な形をしたブルームはウミウシ自身が形成している。中から出てくるウミウシは異常増殖したバクテリアに感染しており、自分が生み出した分泌物に閉じ込められている。→ ブルームサップ

プロテウイルスがバイオフィルムを形成するのではなく、バクテリアがバイオフィルムを形成する。→ ブルーム・バイオフィルム

興味深いことに、ウミウシに感染しているバクテリア自身もプロテウイルス・ベータ(ブルーム株)に感染している。ブルーム株に感染したバクテリアは自己複製を繰り返し、感染するウミウシがさらに増える。その結果として、バイオフィルムに封じられた状態で箱に詰まるウミウシが大量発生しているようだ。

バイオフィルム内の一部構造は強毒性を持つ宇宙病原菌「カラア」とわずかに類似している。感染したウミウシからは水分摂取しない方がいいかもしれない。

カラアが遺伝子を破壊するのに対し、ブルーム株は生態系を破壊して生命を破滅させるのではないだろうか。生態系が崩れ始めている兆候は、ゲーム中の複数のログで示唆されている。→ ナヘマ - 富栄養化いずれ全て死に絶える

メイスフィールド症候群の原因は?

メイスフィールド症候群

メイスフィールド症候群は、理性を失って木のもとへ引き寄せられる症状。妄想的な衝動に駆られて海で死のうとする行動に出る。

ソフィーは、プロテウイルスと世界樹がメイスフィールド症候群の原因だと言っている。アニータはメイスフィールド症候群が通信手段だと主張している。ウー博士はどちらも正しいと推測した。

ウー博士の推理が正しいとすれば、メイスフィールド症候群はプロテウイルス・ベータに感染した世界樹が引き起こしている。木は養分を求める救援のメッセージを他の種に伝えているのかもしれない。その呼びかけに答えるように、アニータは自分の体を何度もエンジェル・コムに与えている。

入植者の運命

サブノーティカ2:入植者の運命

スリープベイが水没する前にNoAが複製した入植者は26名。そのほとんどは死亡しており、残りは行方が分からなくなっている。ストーリーの時系列はタイムラインを参照。

居住施設が壊滅した際に死亡

入植者結末
チャップ・ソヴァン暴動の実行犯。爆発で死亡。複製禁止
マンティス・トラヴィダス暴動の実行犯。爆発で死亡。複製禁止
E・2号・テルビシュ溺死。対となるバイオベッドは見つからなかった
ウー博士・リャンハイ溺死。対となるバイオベッドは見つからなかった
モガミ・キヌ爆発で死亡。対となるバイオベッドは見つからなかった
ルクレティア・クエーカー・カプーア溺死。対となるバイオベッドは見つからなかった

26.8年前(235,000時間前)に居住施設が爆発し、複数の入植者が死亡した。爆発と火災でバイオベッドが損傷したため、死亡した人物の新しい体は複製されなかった。

熱水洞窟で死亡

入植者結末
チン・トウィンクル・シン窒息死した後、ベースキャンプで複製された
S・ガンゾ・ガンゾリグ溺死した後、ベースキャンプで複製された
K・アンデル・アナンド溺死後に複製禁止
K・ワンデル・ワンモー溺死後に複製禁止
ショーン・ハリス溺死後に複製禁止
チェン・エディー・ウェイ溺死後に複製禁止
フィービー・グラム・グラマティカス溺死後に複製禁止
マーク・ロウボート・ロー溺死後に複製禁止
ラサ・ラスター・ニアウロニーテ溺死後に複製禁止

居住施設で起きた暴動の後、生き残ったメンバーは熱水洞窟へ向かった。その後、洞窟内で全員がメイスフィールド症候群を発症し、窒息により命を落とした。NoAはこの中でトウィンクルとガンゾだけを複製し、残りの7名には「複製禁止」のラベルを付けた。→ 生存者 - 通過地点2複製禁止

ジュビリー

入植者結末
アニータ・ゴットシャル26.3年前(230,000時間前)に死亡。詳細不明のバイオベッドで複製された
E・1号・エネビシュ不明
ダフィディーン・リアーノン不明
ウダル・シン約236,000時間前にテイリングの襲撃を受けて死亡。リセットされることなく複製された。その後の動向は不明
ラウリ・イソ・イソタロ約236,000時間前にテイリングに拉致されて死亡。リセットされることなく複製された。その後の動向は不明

620日目、NoAとソフィーの思想に反対したメンバーが居住施設を去った。上記のほか、もう1人の人物がジュビリーに参加している。→ ソフィー - ジュビリー

居住施設を離れた後、ジュビリーはキャンプ1を仮の拠点とした。このとき、それぞれのメンバーはキャンプ1にログを残した。NoAの支配から逃れたおかげでジュビリーはソフィーのグループより長生きしたが、最終的には誰も残らなかったようだ。

不明

入植者結末
ジッポラー・ジップ・マルク不明
メラク・メル・サンサル約236,000時間前にテイリングの襲撃を受けて死亡。リセットされることなく複製された。その後の動向は不明
T・ルビー・エルデネ居住施設から退避する際、マローブリーチに襲われて死亡。詳細不明のバイオベッドに転送された
T・チューバ・トブカ居住施設が壊滅した後、ガンゾのグループと別れてジュビリーを探した。キャンプ1でマローブリーチに追い詰められて死亡。詳細不明のバイオベッドに転送された
ソフィー・バウチャータッドポール格納庫のバイオベッドにソフィーのゴーストが残っている → ソフィー: ナヘマを追跡中
ナヘマ・ナコタ暴動を起こしてコロニーを破壊した後、ナヘマは世界樹へ向かった。その2年後、爆発装置を用いてスリープベイ3を海中に沈めている → プログラム式起爆装置

ルビーとチューバはどちらも詳細不明のバイオベッドに転送されている。

正確な場所は不明ながら、この時点で最も可能性が高いのはチューバが存在をほのめかしているジュビリーの拠点(カニが生息できない場所にある洞窟)。スリープベイ3はケーブルが切断されて利用できず、旧居住施設は破壊されている。返信を受信していないことから、NoAノードが存在するその他の拠点でもない。消去法でジュビリーの拠点となる。

NoAによる強制蘇生を嫌うジュビリーがバイオベッドを残しているのは奇妙に見える。しかし、ブラックボックス・アニータ2を拾ったときに再生されるログを読むと、アニータが自分の体をエンジェル・コムに与えるためにバイオベッドを利用していることが分かる。

その他のメモ

  • 入植者が大量に死んだ場合、NoAは現在の状況を非生産的と判断し、リセットを計画する