サブノーティカ2のPDAに保存されるデータバンクログ一覧。
データバンクは「PDA → データバンク」で確認できるゲーム内のデータベース。プレイヤーがプロテウスを探索し、スキャナーを用いて原生生物や植物、遺跡などを調査するたびにこのデータバンクは自動的に更新・蓄積されていく。
記録される内容は危険な肉食生物の生態や回避方法、効率的なサバイバルを可能にする鉱物資源の組成データにとどまらない。かつての入植者たちが遺した音声記録や、海中に眠る高度な異星文明の謎に迫る機密データなど、ストーリーの根幹に関わる重要な手がかりも数多く含まれている。
サブノーティカの世界を理解するための良い資料となる。
データバンク
アニータ - ジップが死んだ
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- ダウンロードデータ

- 入植者
ジップが死んだ。ただ複製されなかっただけじゃない。死んだの。
みんな、ジップが苦しんでいたのを見ていた。金属中毒で手は震え、歯茎は青く変色していた。いつも寒がっていたわ。みんな、彼女が熱水洞窟に行っていたのは治療のためだと思っていた。ソフィーは黙認していた。誰もがジップを好きだった。
だけどある日、彼女は戻らなかった。2日経って、3日経つと、ジップのブラックボックスが死亡信号を発していた。NoAが彼女を複製しないのはなぜかと不思議に思っていたわ。
4日目に、スリープベイ3でジッポラー・マルクの新しいコピーが複製された。だけど彼女は、私たちの知っているジップじゃなかった。シケイダに乗り込んでからのことを何も覚えていなかった。
チャップは、NoAが彼女を「最後に正常だった状態」に「リセット」したんだと言ってるわ。
愕然とした。
私たちはアルテラに対する債務を働いて返済する契約を結んでる。だけど、債務社会にはジュビリーという希望がなくてはならない。すべてから解放される、自由のファンファーレが。かつてバビロンの王は、即位したときにジュビリーを宣言した。民に背かれないように。
だけど、今の私たちの王は、ジュビリーの前の日にカレンダーをリセットできる。ナヘマは正しいわ。私たちは奴隷なの。
熱水洞窟の底に何があるのか知らなくては。NoAはそれを恐れていて、隠ぺいするためにジップを殺したに違いないわ。この海のどこかに、ジュビリーがあるはずよ――生き残るためのもっとましな方法が。