

検出器とは、アーティファクトを探すために使用する探索用デバイスである。ゾーン内のアノマリーフィールドにはアーティファクトが隠されていることがあり、検出器を使えばその位置を探し出せる。
Stalker2に登場する検出器は、エコー検出器、ギルカ検出器、ベアー検出器、ベルズ検出器の4種類。それぞれの性能や探知能力が異なる。検出器はクエスト報酬で入手できるほか、派閥のトレーダーから購入できる場合もある。
検出器 | 価値 | 説明文 |
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エコー検出器 | 2000 | 時代遅れの電子部品と平均以下の使い勝手から、この基本的なアーティファクト検出器の取柄と言えば、その非常に手ごろな価格しかない |
ギルカ検出器 | 4000 | エコーの後継機として設計された、初心者向けの次世代検出器。新しくなった電子部品とアンテナのおかげで、前世代機よりも広範囲でアーティファクトを検出できる |
ベアー検出器 | 6000 | 改良型の第1世代アーティファクト検出器。エコーと比較して、より使い勝手の良いレーダー画面と強化された電子部品を備えている |
ベルズ検出器 | 10000 | 改良型の第2世代検出器。比較的高価にもかかわらず、その使い勝手の良いインターフェイス、信頼性、及び驚異的な効率から、この検出器は熟練のストーカーに重宝されている |
エコー検出器

エコー検出器は序盤で手に入る入門用の検出器。アーティファクトまでの距離を、光の点滅速度の変化で示す仕組みとなっている。検出範囲内にアーティファクトがある場合、距離が近づくほど点滅が早くなり、離れると遅くなる。検知機能は最低限だが、垂直方向の測定が可能で更新頻度も速いため、実際のアーティファクト探しでは意外と使いやすい。少なくとも、説明文で酷評されているほど悪くない。
入手場所
エリア | 詳細 |
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レッサーゾーン | 最初のミッション「行ったり来たり」にて、科学者のバンカーにいる、ペトロ・イェキンの遺体から回収する |
ギルカ検出器

ギルカ検出器はエコー検出器の上位バージョン。アーティファクトまでの距離をメートル単位で表示するため、エコーよりも距離感を把握しやすい。その反応距離は100メートルと広く、移動中に装備しておくとアーティファクトを発見しやすくなる。垂直方向の距離を探知できる点もメリット。
一方で、距離の更新頻度が遅いため、最後の数メートルでの詰めに難点がある。
入手場所
エリア | 詳細 |
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ザトン | 東に停泊している船「リヴィウ」の科学バンカーの中の机の上に置かれている。この場所は、ザトンにある野営地「サルタンスク号」でミッション「謎のケース」を受けると入ることができる |
その他 | 野営地のトレーダーから購入する(ランダム) |
ベアー検出器

ベアー検出器は、方角と距離が分かる優れた検出器。画面上に表示される緑色のメーターが方角を示し、距離が近づくと円状にメーターが広がる。そして、取得できるほど近くなると画面全体を覆う。エコー検出器やギルカ検出器と比較すると、アークアーティファクトの方角を把握できる点が最大のメリットであり、これによりアーティファクト探しの効率が格段に向上する。
ただし、ベアー検出器は垂直方向の距離を検知できない。地下洞窟にあるアークアーティファクトを検知した場合、正確な位置を特定できず、困るかもしれない。
入手場所
エリア | 詳細 |
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セメント工場 | セメント工場(デューティーの拠点)の南東にある「コンクリートフォレスト」の地下トンネル内、隠し場所の埋蔵品。コンクリートフォレストで、ミリスクからサイドミッション「招かれざる客」を受けてトンネルに入るとスタッシュの場所が分かる |
セメント工場 | セメント工場のトレーダーから購入する(ランダム) |
ベルズ検出器

高度なレーダーとグラフィカルな画面により、アーティファクトの正確な位置を特定できる最高性能の検出器。
ベルズ検出器はアーティファクトだけでなくアノマリーも検出できる。ベアー同様、垂直方向の距離は把握できないものの、それ以外の性能は非常に優れており、アーティファクト探しの効率やアノマリー検知の利便性において圧倒的な性能を誇る。ベルズを入手すれば、他の検出器が必要なくなるほど便利であるため、アーティファクトを収集する場合、事前にベルズ検出器を入手することをおすすめする。
入手場所
エリア | 詳細 |
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ケミカルプラント | メインクエスト「過去の栄光を求めて」にて、シチェルバのためにX5ラボの地下で論文を見つけると、報酬としてもらえる |
ヤニフ | ヤニフ駅のトレーダーから購入する(ランダム) |