Stalker2: 初心者が知っておくべき基礎知識

S.T.A.L.K.E.R. 2における初心者向けの基礎知識、基本操作を紹介。

アイテムの保管場所

Stalker2のプレイヤーチェスト

各拠点にあるプレイヤー用のスタッシュは、エンダーチェストのようにどこからでもアクセスできる。ここに私物を保管しておこう。

序盤のおすすめ武器

序盤~中盤は、経済性と戦闘性能を両立した優秀な銃「スキフのピストル(デフォルト装備)」がおすすめ。

スキフのピストルは修理費と弾薬費が非常に安く、軽量でインベントリを圧迫しない。性能も優秀で、サプレッサーを付けると優れた暗殺武器になり、マガジンアタッチメントを使うと近距離~中距離で十分な火力を発揮する武器になる。必ずアップグレードして使おう。

序盤の金策方法

序盤は弾薬費と修理費を節約して出費を抑える。ゲームが進むとアーティファクトハントで大金を稼げるようになる。→ 資金集めのコツ・金策方法

トレーダーはどこ?

序盤はメインクエストを少し進め、最初の拠点を目指そう。ここにいる「ハムスター」という名の人物が武器、弾薬、装備を扱っている。場所が分からないときはマップを開いて確認するとよい。トレーダーと取り引きする場合、会話選択肢ではなく、画面右下に表示されるボタンを押す。(キーボードの場合はE

ハムスターがいる建物内にはチェストとベッドがある。ウォッカを飲みすぎてめまいがするときは、ここで休息しよう。

ファストトラベル方法

ゲームを進めると、金銭を支払うことでファストトラベルサービスを提供してくれるガイドNPCが登場する。

包帯で出血を止める

包帯はゾーンで生き延びるための重要アイテム。

プレイヤーキャラクターのスキフは、敵の攻撃を受けて出血する場合がある。犬やネズミの攻撃でも出血する可能性があり、一度出血すると継続的にHPが減少して危険な状態に陥る。出血した場合はすぐに包帯で止血しよう。包帯を使うとHPが少し回復し即座に出血が止まる。

すべての敵を倒す必要はない

登場するすべての敵と戦う必要はない。Stalker2では、敵を倒しても消費したリソースに見合う戦利品が手に入るとは限らず、無駄にリソースを消費して終わることも多い。戦利品を持たないミュータントや野生動物と対峙した場合、倒す価値があるかどうかよく考えよう。これらの近接敵は車の上に乗ることで完封できるが、倒しても見返りはない。

人間の敵と戦うとそれなりの戦利品が手に入る。しかし、所持重量の関係ですべてのアイテムは回収できないだろう。弾薬には重量があり、重量オーバーになると移動に悪影響が出る。戦闘とサバイバルの両方を考慮し、アイテムを取捨選択しよう。

Stalker2では戦闘が常に正解とは限らない。逆に、数多くの報酬が手に入る探索はかなり有益である。サイドクエストを含め、ゲームプレイでは積極的に探索することをおすすめする。

赤い武器は売却できない

赤いアイコンが表示される武器(耐久度が減少した壊れかけの武器)は売却できない。これらの銃は回収せず、弾薬だけ取り出して放棄しよう。銃の弾薬はGLTで取り出せる。

装備を修理する方法

野営地にいる技術者が装備を修理してくれる。修理費はかなり高いため、序盤は壊れるまで使って次の武器に切り替えた方がよい。技術者は修理の他にアップグレードサービスも提供している。

スタミナがきついとき

ダッシュ時のスタミナ消費がきついときは、青色のドリンク(ノンストップ・エナジードリンク)を飲む。これで移動速度が速い野生動物からも逃げられるようになる。スタミナに作用するアーティファクトも有効。

ゲームシステム

アノマリーと警告音

アノマリーに近づくと探知機の警告音が鳴り響く。距離が近づくほど音の間隔が短くなる。周囲にアノマリーが存在して迂闊に動けない場合、進行方向にボルトを投げながら進むとよい。ボルトがアノマリーに命中すると一時的に有害な効果が無力化され、安全に通れるようになる。(ただし、無効化できないアノマリーもある)

アノマリーは目に見えないことが多く、誤って踏み込むとダメージを受けるリスクがある。探索中の突然死を避けるため、HPは常に高く保っておこう。アノマリーは厄介であるが、ミュータントを倒すための罠としても使える。

サバイバル要素

Stalker2のサバイバル要素は「飢え、睡眠、出血、被曝」の4種類。ゾーンで生き延びるには、銃と弾薬だけでなく食料、飲料、包帯、医療キット等のサバイバル物資を常に持ち歩く必要がある。ベッドは持ち歩けないので、眠る際は特定の場所に戻る必要がある。

サバイバル要素内容
飢えスキフが空腹になると、HPゲージの上にフードアイコンが表示される。この状態のまま放置すると飢餓が発生し、戦闘の効率が低下する。飢えは食料を食べることで解消できる。
睡眠長時間寝ずに過ごすと戦闘に悪影響が出る。寝不足を解消するには、ベッドで寝るか、ノンストップ・エナジードリンクを飲む
出血銃弾や近接攻撃を受けると出血する可能性がある。出血中は継続的にHPが減少する。包帯を使うとHPが少し回復し即座に出血が止まる。
被爆HPゲージの左に表示される「放射能」マークは、プレイヤーの被爆度を表す。この値が高くなると被ダメージが増加する。

ステルス

サウンドメーターはコンパスの下部にある薄い青色の線。地形の違いによる足音の変化はほとんどないが、睡眠不足によるあくびや空腹による腹の鳴りは、敵に気づかれるほどの音を立てることがある。ボルトは音を立てるため、人間の敵をおびき寄せるのに使える。ナイフを装備して敵に近づくと、スキフが腕を上げたときにステルスキルを実行できる。

フラッシュライトは敵に気づかれるが、即座ではない。暗い場所で敵を一時的に確認する必要がある場合、しゃがんだ状態で点けたり消したりするのは有効。

敵AI

敵AIはプレイヤーの座標を把握していない。視認されない限り正確な位置はバレないが、AIは音や光でプレイヤーの位置を推測し、見つけ出そうとする。

昼夜のサイクル

現実の1時間はゲーム内の1日に相当する。ベッドで寝ると時間を送れるので、夜間のリスクを避ける場合は朝まで眠ろう。

基本操作(コントローラー)

Stalker2:コントローラー操作
  • 武器交換:Y
  • 武器をしまう:Y(長押し)|キーボードではH
  • かがむ:B
  • アイテムセレクター:LB
  • フラッシュライト:RB
  • アタッチセレクター:Dパッド上

クイックスロットの登録

クイックスロットは「Dパッド左右」と「Dパッド左右の長押し」の4種類。スロットに割り当てる場合、インベントリを開いて登録するアイテムを選び、メニューボタンクイックアクセスを押して登録するスロットを選ぶ。

アタッチメントを交換する

銃を装備した状態でDパッド上を押すと、アタッチメント交換のUIが表示される。即席で付け替えできるマガジンやサプレッサーは何度でも付け外しできる。

フルオート・セミオートの切り替え

フルオート・セミオート・バースト射撃を切り替える場合、TabLBでアイテムセレクターを開き、銃を選択して画面中央に表示されるボタンを押す。複数の射撃方式に対応していない場合は切り替えできない。

照準操作が難しいとき

コントローラーで敵を上手く狙えないときは、オプション操作の「照準アシストタイプ」を「フル」に変更する。

手動で設定する場合、以下の設定を使用すると横方向に素早く移動する動物(犬やイノシシ)や敵キャラを追尾しやすくなり、ゲームプレイがスムーズになる。これと照準アシストタイプの調整を組み合わせることで、「カクカク」した操作感を軽減できる。

設定説明
コントローラーの感度100%に設定することで、カメラ操作が素早くなり、敵の動きに対応しやすくなる
コントローラーの照準感度最低でも40%に設定すると、狙いを定める際の操作が正確になる
カメラの減速速度60%に設定。エイム中に視点の移動が滑らかになります
ターゲットの切り替え速度40%~60%が最適。これ以上高くすると、スピードが速い敵(例:ブラッドサッカー)に対して操作が難しくなる

ギターを弾く方法

ハムスターの店(ザリシア)のベッド横に置かれたギターを入手すると弾けるようになる。

その他

日本語フォントが細すぎて読みにくいとき

Boldフォントに変更するMod「Font Replacement for Japanese」を入れると読みやすくなる。