敵にかけた状態異常はすぐに解除されるのに、味方が受けた状態異常はなかなか解除されない。これはタクティクスオウガ運命の輪の仕様。諦めよう。
ステータス効果の持続時間はATベースとWTベースの2種類がある。
ATベースのステータス効果
ATベースのステータス効果はターン経過によって解除される補助効果・状態異常。ターンが回ってきた回数が持続時間になる。
ATベースのステータス効果 | 効果 | 持続ターン |
---|---|---|
麻痺 | 一定確率で行動不能になる | 1-3 |
沈黙 | 魔法・説得使用不可 | 1-3 |
石化 | 行動不能・防御力上昇 | 1-3 |
魅了 | 敵側に寝返る。ダメージで解除 | 1-3 |
悩殺 | 敵側に寝返る。悩殺はダメージを受けても解除されない | 1-3 |
睡眠 | 起きるまで行動不能。ダメージで解除 | 1-3 |
行動停止 | 行動不可 | 1-3 |
移動停止 | 移動不可 | 1-3 |
ヘヴィ | JUMPが上下1になりノックバックしなくなる。回避率が大幅に低下する | 1-3 |
恐怖 | 防御力低下 | 1-3 |
ステータスアップ系 (魔法攻撃力アップなど) | 特定のステータスが上昇する | 2-4 |
ステータスダウン系 (魔法攻撃力ダウンなど) | 特定のステータスが低下する | 1-3 |
ATベースのステータス効果には次のような特徴がある。
- ターン経過がカウントされるのはターンの開始時
- カウントが持続ターンを超えると効果が解除される
- 自分に補助魔法をかけた場合、そのターンは持続時間が減らない
- 敵にかけたデバフ(負のステータス効果)は持続ターンが短くなる
- 補助魔法の持続ターンは誰がかけても変わらない
- 時間停止状態のときはカウントが減らない
ターン経過がカウントされるのはターンの開始時という事を知っておこう。自分に補助効果をかけてもそのターン分損することはない。また解除されるタイミングはカウントが持続ターンを超えたときである。
例えば、ウィザードで自分にチルフォーカスを使ってもその後2~4ターンは魔法命中アップの恩恵を受けることができる。
なお、持続ターンに関しては「状態異常」か「補助効果」かでターン数が異なる。
状態異常の持続ターン
状態異常の持続ターンはほとんどが1~3ターン。
状態異常(負のステータス効果)の持続ターンは自分と相手のステータスが影響する。ステータス差が大きいほど効果が長くなりやすい。逆にステータス差が大きいと0ターンになる場合もある。
またタクティクスオウガ運命の輪では、味方が敵に対してかけた状態異常効果にはペナルティが課されて持続ターンが短くなる。
ステータス差があまりない場合、敵にかけた状態異常は大抵1ターンしか持たない。毎ターン状態異常をかけ直さないと維持できない仕様になっている。
補助効果の持続ターン
補助効果のターン数は2~4と幅がある。これに関しては完全にランダムである可能性が高い。少なくともステータスは影響していない。
レベル1のユニットがレベル50のユニットに補助魔法をかけても効果はしっかり持続する。
WTベースのステータス効果
WTベースのステータス効果はWT経過によって解除される補助効果・状態異常。WTの減少量が持続時間になる。
WTベースのステータス効果 | 効果 | 持続WT* |
---|---|---|
毒 | WT経過でダメージを受ける | 350~400 |
スロウ | スロウになった時点でWTが増える。行動終了時のWTが増加する | 350~400 |
クイック | クイックになった時点でWTが減る。行動終了時のWTが減少する | 350~400 |
HP回復 | WT経過でHPが回復する | 350~400 |
時間停止 | ユニットのWTが減らなくなる(ATが回ってこない) | 350~400 |
属性耐性ダウン | 属性攻撃で受けるダメージが上昇する | 250~300 |
*持続WTは同ステータスの相手に使ったときの目安。
WTベースのステータス効果には次のような特徴がある。
- ATが回ってこなくても時間経過で解除される
- 持続WTはステータス依存
- 時間停止状態でもステータス効果のWTは減る
WTベースのステータス効果はATベースのステータス効果と異なり、ATが回ってこなくても時間経過で自動的に効果が解除される。
持続WTはステータス依存
WTベースのステータス効果は補助効果も状態異常もステータスが影響する。味方に使った場合でもステータス差が大きいとすぐに効果が切れてしまう。
この点もATベースのステータス効果とは異なっている。
持続時間の詳しい計算式は不明だが、体感ではMNDの影響が大きいように思われる。クイックムーブやドミニオンを使うユニットはMNDを優先的に上げておこう。
時間停止について
時間停止の効果はユニットのWTが減らなくなること。WTが0にならないのでATが回ってこなくなる。
時間停止を受けたユニットはATが回ってこないのでATベースのステータス効果が解除されなくなる。WTベースのステータス効果には影響しない。
例えば、ファランクス状態のナイトにジェネラスゲインをかけて時間停止した場合、ファランクスは解除されないがジェネラスゲインの効果は通常通り発揮されてHPが回復する。
そしてジェネラスゲインは時間経過で解除される。
おすすめの状態異常
麻痺
パリィを潰すために使う。パラライズは複数の敵を対象にできるのでアドバンテージを取りやすい。
魅了
敵のTP潰し。1ターン持てば十分な効果を発揮する。
石化
お手軽な拘束手段。一度石化させた後は「ゲルゲの吹矢・石化」で毎ターン攻撃すれば石化を維持できる。
時間停止
最強の状態異常。時間停止は石化と違ってペナルティの影響を受けない。効果時間が長いので敵の拘束にとても便利。ファランクス状態の味方に撃ってもいい。