

ヴォイタはいつも以上に不安定だ。よい兆候とは言えない。残すは祭壇用の像だけで、クッテンバークの大工が造っているところだ。
お目見え
キングダムカム・デリバランス2:死の経験『お目見え』は、『悪の根源』の次に発生するクエスト。前クエストでマンドレイクの調合薬を渡したあと、画家に「煎じ薬は聞いたか?」と尋ねるとクエストが始まる。
大工のプランク

大工のプランクから、絵とともにセドレツ修道院の祭壇に飾るマリア像を入手する。
しかし、プランクにマリア像のことを尋ねても「そのうち届ける」としか答えない。ここで説得判定に成功すると、プランクの弟子クルードシュがマリア像を持って逃げたことが判明する。プランクの説明によれば、クルードシュはマリア像の製作に資材と時間をかけすぎたため罰を受けたが、反省するどころか像を持ち出して逃走した。クルードシュは「死神」と呼ばれる盗賊と取引するため、ジンブルク南側の森へ向かったようだ。
マリア像を見つける

マリア像を手に入れるため、ジンブルクの廃墟の南、川を渡った森の中にある盗賊キャンプを目指す。
まず、ジンブルクの西の街道を南に進み、探索エリアに入るところまで進む。街道から森に入れば、すぐ近くに廃墟となった取引場所を発見できる。ここには誰もいないが、家屋内の倒れた木柱の上に「クルードシュのノミ」が残されている。これをマットに嗅がせて追跡すると、死神がいる盗賊キャンプの場所を特定できる。
盗賊キャンプには4人の盗賊が野営しており、大工の弟子である見習いのクルードシュが木に縛りつけられている。目的のアイテム「聖母マリアの小像」はロックが掛かったチェストの中。マリア像を入手すれば目的を達成できるため、クルードシュを助ける必要はないが、助けた場合はマリア像のモデルとなった女性について話してくれる。ヘンリーはクルードシュをクッテンバークに連行するか見逃すか選択する。
画家の作品を完成させる

入手したマリア像を届けると、画家は「完成まであと一歩というところで、何のためにやっているのか分からなくなった」と語る。この発言は、親しい友人を次々と失い、さらにブルクハルド暗殺を計画して苦悩していた自身の心情を指している。悪魔のために行っているのではないかと疑う画家に対し、ヘンリーは「それは悪魔の導きではない」と説得し、最後の仕事を仕上げるよう促す。
- 画家:「この絵を完成させたら、私は悪魔に魂を売ったことになると思うか?」
- ヘンリー:「悪魔の導きじゃない。恐れるな」
選択肢の後、画家が絵を完成させるカットシーンが始まる。
画家を説得していれば、カットシーン後、画家はヘンリーにヴォイタの頭蓋骨「画家のミューズ」を渡す。直前の会話で不誠実な対応をとった場合は説得の選択肢が出現せず、ミューズは手に入らない可能性が高くなる。(頭蓋骨の入手には他にも条件があるようだ)
安息の眠り

死の経験のストーリークエストが完結すると、画家はヴォイタの頭蓋骨に永遠の休息を与えてほしいとヘンリーに頼む。その願い通り、受け取った「画家のミューズ」を安息の眠りにつかせよう。場所は『神の思し召し』で訪れたヴォイタの墓。この場所に戻り、遺体の頭の部分にカーソルを合わせて頭蓋骨を戻した後、墓を埋め直せば元通りになる。
頭蓋骨を墓に戻して埋め直すと、『安息の眠り』のトロフィー/実績が解除される。
画家の本名

画家の本名は「Richarde」である可能性が高い。
ゲーム中で画家が自分の本名を明かすことはない。しかし、最後のカットシーン中、棚に置かれた頭蓋骨が表示される場面で、画家のミューズ(頭蓋骨)は「Richarde, vrahu」とチェコ語で発言する。これは「Richarde、この人殺しめ」という意味になる。ストーリーを考慮すれば、この発言はほぼ確実に画家を指している。ミューズはそれ以外にも画家に囁きかけているが、おそらくチェコ語なので聞き取るのは難しいだろう。