KCD2: キングズ・ギャンビット

KCD2: シギスムント

俺たちはまたもや二手に分かれ、それぞれ重要な仕事に着手することとなった。俺はシギスムント王がいる町議会に潜入するためクッテンバークへ。他の者たちはベンツェスラウス王の支持者との会議のためラボルシュへ向かう。

キングズ・ギャンビット

キングダムカム・デリバランス2のメインクエスト『キングズ・ギャンビット』は『カポン救出』の次に発生するクエスト。シギスムントの計画を突き止めるため、給仕に変装し、奴が招集したクッテンバークの町議会へ潜入する。

給仕服を手に入れる

フランタ・カルダンから給仕服を手に入れる

シギスムントの企みを突き止めるため、クッテンバークの町議会に潜入する。

造幣官ヴァヴァクから町議会に入り込む方法を聞き出したあと、仕事に必要な給仕服と認定書を入手しよう。ヴァヴァクは息子のフランタ・カルダンが王の給仕をすることを教えてくれる。ヴァヴァクと会話したあとすぐに露店へ向かえばフランタと会えるが、時間が経過するとフランタは近くの酒場アイアン・イーグルへ向かう。(鍵が掛かって入れないときは待機して時間を送る)

カルダンから給仕服を入手するには、説得判定をクリアするか金を渡す必要がある。どちらも無理なときは夜まで待機し、寝ているカルダンをノックアウトして奪う。フランタにもらった服を着て役場にいる家令と話すと町議会が始まる。

  • 町議会を始める前にマレショフから持ち帰った本をローザに渡しておこう
  • この機会を逃すと本が完成しなくなり、ローザとのロマンスが発生しなくなる

ローザを手伝って本を完成させれば、トロフィー/実績『クッテンバーク物語』が解除される。

  • ローザが本を完成させるのを手伝った
    • 英名:Tales of Kuttenberg
    • 種類:トロフィー/実績
    • 分類:本編
    • ローザの依頼を受けてマレショフ砦から「ローザの本」を持ち帰り、ルサード邸にいるローザに渡して本を完成させる

町議会で給仕する

クッテンバークの議員たちに給仕する

クッテンバークの町議会に潜入し、議員たちにワインを注ぐ。

ワインは礼拝堂の扉近くにあるテーブルの上に置かれている。トカイと言われたときは白ワイン、修道院と言われたときは赤ワインを運ぶ。ただし、向かって左端にいるザルジッツのアダム町議員にワインを注いではいけない。その他にも、給仕と関係ない頼み事を依頼されることがある。ある程度のミスは許されるが、失敗が積み重なると追放されてゲームオーバーになる。

  • 修道院 → 赤ワイン
  • トカイ → 白ワイン
  • ザルジッツのアダム町議員の要求は断る

没収したゴブレットをプルメル執行官に渡す

プルメル執行官に頼まれる「盗まれたゴブレット」は会議場の隣の部屋、テーブルの上に置かれている。ゴブレットを受け取ったプルメルは礼すら言わず、たかってきたハエのようにヘンリーを追い払う。

手袋を見つける

フランツ・ローゼンタールから依頼される手袋「羊皮のグローブ」は、会議場の隣の礼拝堂に置かれている。翼を持つ者の答えは24。正解すると1グロッシェンもらえる。

このあとしばらく給仕を続けているとシギスムントが登場し、貴族たちを一喝。ここでストーリーがゴドウィン編に移る。

ラボルシュ要塞

ラボルシュ要塞の集会

ゴドウィンを操作し、ラボルシュ要塞で開かれているベンツェスラウス支持者の集会に参加する。

演説で何もせずに待つと宣言したヨブストに対し、ジシュカをはじめとする戦争派は強く反発。諸侯全員を味方に引き入れようとしたことがあだとなり、激しい口論を引き起こしてしまう。見かねたリヒテンシュタインはヨブストの提案を修正する考えがあることをゴドウィンに説明し、3人の重要人物の支持を取り付けてくるようゴドウィンに依頼する。

目標の人物はワルトシュタインのアンナ、クンシュタートのボスチェク、そしてハマン・アルダーの3人。

ワルトシュタインのアンナ夫人

ワルトシュタインのアンナ夫人は会議場の窓際に一人で座っている。支持を取り付けるには、アルダーが所持する「革袋の中の書類」をアンナが用意したものとすり替える。目的の革袋は、会議場の階段下にある小屋の中に置かれている。

ハマン・アルダー

ハマン・アルダーは会議場の隅でゴドウィンの父親と会話している。アルダーに話しかけると、ゴドウィンの弟クリストファーに決闘を挑まれる。この決闘に勝利すれば、クリストファーがゴドウィンの代わりにアルダーを説得してくれる。

クンシュタートのボスチェク

クンシュタートのボスチェクは会議場下の厨房のテーブルに座っている。ここでは、ハンス・カポンをボスチェクの姪の結婚相手として紹介することでボスチェク支持を得られる。ハンスの結婚には後見人であるハヌシュの許可が必要。

ゴドウィンは結婚が決まったことをハンスに報告できる。ハンスは冗談だと思って笑い飛ばすが、そのあと事実を知って意気消沈。その後の宴会ではやけ酒に走る。

ハヌシュと話す

レイパのハヌシュ

レイパのハヌシュはラッタイの領主。前作と比べると腹が少しマイルドになった。

この人物はWarhorse Studio(KCDシリーズの開発会社)のボス、Daniel Vávra氏がモデルになっている。少し手直しされたためか、KCD2ではではそこまで似ていないが、KCD1では当時のVávra氏と本当にそっくりだった。これは開発者の間でもネタになっているようで、ハヌシュ紹介シーン中、PRマネージャーのTobias氏が、楽しそうに「Daniel Vávra!」と叫ぶ様子がTwitchストリームに記録されている。

ハヌシュ卿はハンスの結婚を快諾してくれる。ハヌシュの隣にいるラジク卿(ヘンリーの実の父親)にタルムバークのディビシュが来ていない理由を尋ねると、ディビシュの夫人ステファニーが身ごもったことを教えてくれる。

リヒテンシュタインに報告する

3人の支援を確約したあと、リヒテンシュタインに報告するとヘンリー編に戻る。ヘンリーは町議会が終了した後もその場に残り、シギスムントに給仕する。ここではわずかなミスでも即座にゲームオーバーになる。

次のクエスト:

復讐の衝動

シギスムント王の最後

トロスキーへの旅に出発するとき、ヘンリーは「酔っ払いの王を救うより、両親を殺した奴ら見つけ出して取り返した剣を突き刺したい」と述べていた。それを聞いたハンスは「そう遠くない未来にチャンスは巡ってくる」と返している。

そのチャンスが巡ってきたとき、ヘンリーが抑えられなかったらどうなるのか?

復讐対象が同じ部屋にいるにもかかわらず、衝動がシギスムントへ向かった場合、ハンガリー王は短剣の一撃を受けて命を落とす。その直後にヘンリーも死亡。ベンツェスラウスはすぐにボヘミアの王座に復帰し、ヤン・フスが火炙りにされることはなく、フス派の戦争は起こらない。そして、KCD2のストーリーは終焉を迎える。

町議会に短剣を持ちこむことはできないが、事前に会議の場所(役場の2階)のクローゼットに短剣を収めておけば、議会の最中に取り出してシギスムントを暗殺することができる。同じ部屋にいるマークヴァートも暗殺可能。シギスムントを始末すると「終焉」の画面が表示され、マークヴァートを暗殺すると即座に暗転してゲームオーバーになる。