

画家のヴォイタはセドレツの祭壇作りに忙しく、小さな依頼に構っている暇はないようだ。終わった仕事の報酬の受け取りまで、こちらに任せてくる始末である。
穢された名誉
キングダムカム・デリバランス2:死の経験『穢された名誉』は、『悪夢』の次に発生するクエスト。ヘンリーはプシトクの執行官からヴォイタの仕事の報酬、青いラピスラズリを取りに行く。誰の名誉を穢すかはヘンリーが選択できる。
ヴォイタから依頼を受ける

『穢された名誉』は、死の経験のストーリークエスト『悪夢』をクリアした後、ヴォイタとの会話で「何か手伝ってほしいことはあるか?」を選ぶと発生する。
ヴォイタはプシトクの執行官の部屋に紋章とリボンの絵を描き、執行官は仕事の報酬を宝石のラピスラズリで支払うと約束した。しかし、急に気が変わったのか、銀貨で支払うと言い出した。執行官は、アンナ夫人の代わりに建設の視察に来たムニシェクのアデラを狙っており、プレゼントとして渡す魔法の石を必要としている。
ヘンリーはヴォイタの依頼を受け、報酬のラピスラズリを入手するためプシトクの建設現場へ向かう。
ラピスラズリを入手する

ラピスラズリはプシトクの執行官が所持している。入手するには執行官の頼みを聞かなければならないが、それ以外にも宝石を入手する方法は用意されている。手ぶらで帰ることは許されないので、最低でも未払いであることを作品に書き加えよう。
- 執行官の依頼を受けてラピスラズリをもらう(アデラを侮辱する)
- 未払いであることが分かるよう作品に手を加える
- ラピスラズリをスリ取る
アデラを侮辱する

プシトクの執行官は騎士道精神でアデラを魅了すると言い出す。
内容は、アデラが柳の木の下に座って建設を眺めているときにヘンリーが彼女を侮辱し、偶然通りかかった執行官がヘンリーに決闘を挑んで勝利するというもの。ヘンリーはアデラと話す際に、この騎士道精神とは正反対の「幼稚な計画」を伝えることができる。計画を暴露した場合、執行官に嫌気がさしているアデラから、決闘でこの男をボコボコにするよう依頼される。直後に作戦がはじまるので、どちらに協力するか選択しよう。
計画を暴露した場合
計画を暴露して執行官との決闘に勝利すれば、アデラから報酬の1000グロッシェンが支払われる。ラピスラズリは手に入らないが、アデラの許可を得られるため、護衛のイェドリシュカに邪魔されることなく執行官の部屋に描かれた絵を細工できるようになる。決闘に負けた場合、アデラは姑息な2人の男に呆れてその場から去って行く。ラピスラズリは手に入らない。
計画を隠してアデラを侮辱した場合
計画通りにアデラを侮辱し、決闘でヘンリーが負けた場合、執行官は喜んでラピスラズリを譲ってくれる。裏切って決闘に勝利すると、執行官の頼りなさに呆れたアデラは視察を終えて帰っていく。執行官は怒ってラピスラズリを渡してくれない。
アデラの侮辱に失敗した場合
ヘンリーがアデラを侮辱する際、「田舎臭い」を選ぶと会話がはずんで侮辱に失敗する。
すぐ後に執行官が現れてヘンリーに決闘を挑むが、アデラは、楽しく話していただけで侮辱されていないとヘンリーを擁護する。しかし、執行官は無理やりヘンリーに決闘を挑む。この決闘でヘンリーが負ければアデラは上機嫌のまま去って行き、執行官は約束通りラピスラズリを譲ってくれる。逆にヘンリーが勝利すると報酬はもらえない。
未払いであることが分かるよう作品に手を加える

執行官の部屋に描かれた絵に、未払いであることが分かるよう細工する。護衛のイェドリシュカが部屋の前を見張っているため、侵入するにはアデラから許可をもらうか、石を投げて誘導する必要がある。
ヘンリーは白いリボンの部分に赤字のチェコ語で「malováno jest, ale zaplaceno není」(描かれてはいるが、支払われてはいない)と書き加える。これを行えば、ラピスラズリを取り戻していなくてもクエストの目標は達成される。
スリ取る
執行官のポケットからラピスラズリをスリ取ると、すべての手順を無視してクエストを完了できる。ただし、スリの難易度はかなり高い。
ヴォイタのところに戻る
どちらかの目的を達成した後、クッテンバークに戻ってヴォイタに報告するとクエストが完了する。ヴォイタは報酬として225グロッシェンを支払い、守銭奴のキュイラスを譲ってくれる。
- 225グロッシェン(ラピスラズリを取り戻した場合のクリア報酬)
- 守銭奴のキュイラス(クリア報酬)
次のクエスト:悪の根源