

キングダムカム・デリバランス2のメインクエスト攻略情報を紹介。
KCD2は前作の冒険の続編であり、前作のラストシーンから話が直接繋がっている。前作よりも大人びて見えるヘンリーだが、ゲーム内の時間はKCD1開始時から数カ月しか経過していない。ヘンリーは若きハンス卿の信頼のおける従者兼友人として簡単な任務に送られることになる。
メインクエスト
15世紀初頭、ボヘミア王国は戦乱のさなかにあった。ボヘミア王ベンツェスラウス4世が、反旗を翻した貴族たちと弟のハンガリー王シギスムントによってとらえられたのだ。支配者を失い王国は混沌に陥っていた。正当な王のために立ち上がる中心はごくわずかだった・・・。
Kingdom Come: Deliverance 2
1402年12月、ウィーンでベンツェスラウスが囚われの身となっている間に、シギスムントはクッテンバークを攻め、翌年の初めに同市を包囲し略奪を行った。当時、クッテンバークは王への忠誠を誓っており、町の鉱夫たちが決死の覚悟でシギスムントに抵抗した。
翌年の3月、シギスムントは銀鉱山の村スカリッツを襲撃。銀鉱石を掌握するために計画されたこの襲撃には、クマン人の傭兵を中心とする大規模な軍勢が動員されマークヴァート・フォン・オーリッツがその指揮を執った。ヘンリーの両親は、スカリッツ襲撃の際にオーリッツによって殺されている。
ニューゲーム
ニューゲームを選択すると、1~5(家庭用ゲーム機は1~2)のプレイラインを選んでゲームを開始する。セーブデータはプレイラインごとに別々に保持される。
クリア時間
メインクエストだけ進めた場合、クリアに必要な時間は約60時間。サイドクエストや探索を含めるとさらに時間がかかる。
2つのマップ
KCD2は、前半のトロスキー地方と後半のクッテンバーク地方の2つに分かれている。2つの地方はマップ端にいる御者に200グロッシェン払うことで行き来できる。クッテンバーク地方からトロスキー地方へ向かう場合はスフドルの西にあるキャンプに御者がいる。トロスキー地方はマップ南東、ネバコフの東。
トロスキー地方(前半)














クッテンバーク地方(後半)




















ハードコアモード

ハードコアモードは没入感が高い新たなゲームモード。移動やサバイバル、戦闘の難易度が上がり、今まで以上に現実に近い体験を味わえる。ハードコアモードでは最初に、マイナス効果のあるパークを3つ以上選ばなければならない。これにより、さまざまな場面で一段とゲームの難易度が上昇する。
ハードコアモードでゲームを始めるには、ニューゲームを押した後、「ハードコアモード」を選択する。ノーマルモードとの違いは次の通り。
ノーマルモードとの違い
- ファストトラベル不可
- 自分の位置がマップ上に表示されない
- コンパスに方位は表示されない。また、クエストマーカーは目標に接近しなければ表示されない
- ウサギの隠密インジケーターなし
- 戦闘時のインジケーター、パーフェクトブロックの緑シールドは表示されない
- 生命力とスタミナのUIは非表示になる
- 負のパークを最低3つ取得しなければならない
上記以外に、戦闘面でAIの挙動がリアルになり、複数の敵が同時に攻撃してくるなど、より緊張感のあるバトルが展開される。ブロックアイコンや攻撃方向のヒントも無効化されるため、自分の反射神経と観察力が重要になる。
負のパーク

ハードコアモードでは、10個のネガティブパークの中から最低3つ選択する。これらのパークはゲーム中常に効果を発揮する。
負のパーク | 効果 |
---|---|
腰痛 | 腰痛のせいで運搬最大重量が50%減少し、薬草やキノコを摘もうと屈むと腰を痛め、しばらくの間よろめくことになる |
重い足音 | 足取りが重くなり、物音のレベルの初期値が25になる。また、靴の劣化速度が倍になるため、頻繁に修繕しなければならない |
大間抜け | 経験値の獲得速度が40%減少する。経験値の獲得速度が40%減少する |
夢遊病者 | 休養間の低下が40%早くなるほか、睡眠中に徘徊し、別の場所に移動してしまう場合がある |
ハングリーヘンリー | 通常の空腹効果に加え、腹が減っているときは、話術、魅力、脅迫が低下する。このペナルティは腹が減るほど大きくなる。さらにすべての食べ物から得られる満腹感が50%減少し、消化速度が25%上昇する |
汗だく | 人一倍汗が出るせいで服が50%速く汚れ、体臭もにおいやすくなる。においを出すと体臭の届く距離が倍になり、隠密行動が難しくなる。この臭いは香水でもごまかせない |
偏食家 | 選り好みのせいで、インベントリ内のすべての食べ物の腐敗が25%早くなる。動物の内臓を取り出す際の選り好みも激しくなり、肉やその他のアイテムが4分の1しか取れない |
はにかみ屋 | 人に方角を尋ねられないので、道を探すのが困難になる。おまけに恥ずかしがり屋過ぎて浴場の娘たちに話しかけられないため、一部のサービスを依頼できない。口下手のせいで話術スキルの経験値の獲得も20%遅い |
殴りたくなる顔 | 襲ってくる相手が本気でこちらを痛めつけようとしてくる。敵が通常より強く勇敢になり、回復力も上がる。相手の戦闘スキルに応じて補正がかかるため、もともと強い相手ほどバフの効果が大きい。さらに、こちらが受けるダメージが10%増加する |
脅威 | 一度犯罪者の烙印を押されると、その効果は永続し、他の重大な犯罪で捕まると処刑されることになる。さらに、衛兵により厳しく罰せられるようになり、処罰の結果もより重くなる |
マップ非表示、ファストトラベル不可の状態で、睡眠中に勝手に移動する「夢遊病者」はかなりインパクトが強い。これを取得すると、「どこか分からない場所で目が覚めた」という事例が頻発するだろう。トロスキー城が目印になるトロスキー地方ではそれほど困らないかもしれないが、より広大なクッテンバーク地方ではどうか?土地勘に自信のある人は積極的に取得してもいいかもしれない。厳しいときは若鶏の薬(ヘンリー)を乱用し、眠らずに無理やり乗り切ろう。