KCD2: 誰がために鐘は鳴る

KCD2: 誰がために鐘は鳴る

ハンス卿と共にようやくトロスキーにたどり着いたが、想定していた結果にはならなかった。カポンは密猟で訴えられ、絞首刑の危機にある。幸い、トーマス隊長が城にいる。彼は手紙を見ているし、ラッタイからの使者で浮浪者ではないことを知っているはずだ。しかし、トーマス隊長は負傷しており、現在はメイデン塔の聖堂で療養している。

誰がために鐘は鳴る

誰がために鐘は鳴る?それはハンス卿のために他ならない。トロスキー城では、処刑の前に鐘を12回鳴らす習慣があるという。

キングダムカム・デリバランス2のメインクエスト『誰がために鐘は鳴る』は『招かれざる結婚式』の次に発生するクエスト。絞首刑の危機に瀕したハンスを救うため、唯一の証人トーマスに助けを求める。タスクとステルスが求められる本クエストは、前作の修道院を彷彿とさせる。人によっては地獄かもしれないが、ストーリーは素晴らしいので諦めずに頑張ってほしい。

TIPS

クエストを進めるうえで重要となるいくつかのTIPSを紹介。初見の人はまず始めに、クエスト中に何度も登場する塔の名前を覚えよう。東がメイデン塔で西がクローヌ塔。メイデン塔の最上階にはトーマスとアデラがいる。クローヌ塔には熱冷ましをつくるための錬金台がある。

  • ロックピックは鍛冶場の赤い瓶に入っている
  • 事前にアデラに会わなくても熱冷ましを届ければクエストをクリアできる
  • 熱冷ましはクローヌ塔(西の塔)の錬金台で調合できる
  • 熱冷ましは書記官の部屋のチェストから入手することも可能。鍵は書記官が所持している
  • ウルリッヒを適切に診断し、胃腸薬を渡せば城内を自由に移動できるようになる
  • クリア方法を知っているなら袋を運ぶ必要はない

ロックピックの入手方法

ロックピックの入手方法

ロックピックは中庭の鍛冶場にある赤い瓶に入っている。普通に盗んでもいいが、鍛冶屋のオシナにファンカが文句を言っていたことを伝えると盗まずに入手できる。ここで手に入る木炭はウルリッヒに渡す「胃腸薬」の材料となる。

  • ロックピック|木炭(5)|グロッシェン(3)

また、馬屋のカバトから購入すれば複数のロックピックが手に入る。訓練場(袋を運んだ小屋の近くにある囲い)の横にダイス台があり、台の上にグロッシェンの入った袋が置かれている。これとカバトの作業場にある靴の修理道具を入手すれば、ロックピックを1つ購入可能な金が手に入る。

ロックピックは素材が入ったチェストを開ける際に必要。必ず入手しておこう。

自由に歩き回る方法

厨房にいるウルリッヒを適切に診断して胃腸薬を渡せば、ウルリッヒは城内の自由な移動を許可してくれる。これを利用すれば「面倒な袋を運び」をしなくても中庭に入れるだけでなく、衛兵に邪魔されることなく私室以外のすべての場所を探索できるようになる。後述する強行突破より安全で初心者にもおすすめ。

  1. 中難易度の説得をクリアできる話術が必要 → 説得の成功率を上げる方法
  2. 胃腸薬を入手する
  3. 厨房にいるウルリッヒと話す
  4. ウルリッヒを説得して胃腸薬を渡す

胃腸薬はトロスキー城のトイレで手に入る。トイレは木炭小屋(袋を運んだ小屋)の西にある兵舎の一番下の階。入ってすぐ右、木のテーブルの上に胃腸薬が1つ置かれている。クエストが始まったら、まず始めにこの胃腸薬を入手する。次に厨房にいるウルリッヒと会話しよう。面倒な袋運びはしなくてよい

ウルリッヒに薬を渡すには、中難易度の説得判定をクリアしてヘンリーが信用できる人物であると認めてもらわなければならない。これにはある程度の話術(または学問スキル)が必要。その次にウルリッヒを診断する2回目の技能判定が発生する。ここで2つ以上の判定をクリアできれば、ヘンリーはウルリッヒが胃腸炎を患っていることに気づく。あとは胃腸薬を渡せば、ウルリッヒはヘンリーに城内の行動許可を与えてくれる。

  • 満腹度が20低下する代わりに食中毒が治癒する
    • 🥖-20
    • ⚡3
    • ⌛∞
    • 重量
      0.2
    • 価値
      20
    • 英名:Weak Digestive Potion

ハンス卿を処刑から救う(通常の手順)

クエスト:誰がために鐘は鳴る

トロスキー城の鐘が12回鳴るまでに絞首刑を阻止しなければならない。そのためには瀕死で寝込んでいるトーマスの容態を回復させ、ハンスとヘンリーの身分を証明してもらう必要がある。

トーマスを看病する姉に会ってやるべきことを聞き出し、治療に必要な薬を特定し、その薬を入手する。最後にトーマスの姉に薬を届ける。簡単そうに見えるが、ヘンリーは立ち入りできる場所が限られているため、他のNPCを手伝って行動範囲を広げていかなければならない。クエストの進め方は次の通り。

  1. 袋を3つ木炭小屋に運ぶ
  2. 鍛冶屋と話す
  3. 料理人ファンカの頼みを聞く
  4. 厨房の2階からメイデン塔に侵入する
  5. トーマスのところへ行く
  6. トーマス隊長にどの薬を与えるべきか突き止める
  7. 熱冷ましを手に入れる
  8. 熱冷ましをトーマスの姉に届ける

袋を3つ木炭小屋に運ぶ

荷台に積まれた木炭を木炭小屋に運ぶ。3つ運ぶと鍛冶屋の仕事を手伝えるようになり、鍛冶屋のオシナから鍛造の仕事を受ければ中庭に入れるようになる。

料理人ファンカの頼みを聞く

中庭の鍛冶場近くにいる料理人ファンカと話す。ファンカはショウガを入手するため、地下室のチェストを開けてほしいとヘンリーに依頼する。依頼を聞くにはロックピックが必要。ロックピックを所持した状態で話しかければ厨房の地下に案内してもらえる。これ以降ヘンリーは厨房に入れるようになる。

厨房の2階からメイデン塔に侵入する

厨房の2階からメイデン塔に侵入する

厨房の階段を上がり、居住区域に侵入してその先にあるメイデン塔の最上階を目指す。侵入後は階段を探してひたすら上を目指す。階段を塞いでいる衛兵がいるときは近くに石を投げて陽動すると安全に通過できる。メイデン塔の最上階でトーマスの姉と会話しよう。

トーマス隊長にどの薬を与えるべきか突き止める

トーマスの薬を調べる:医者の日記

中庭へ戻ったあと、クローヌ塔(西側の塔)に入り、トーマス隊長に与える薬の情報を探す。塔の入り口を見張っている腹ペコの衛兵は食料を渡すと追い払える。食料は厨房に置かれているほか、浴場や木炭小屋の西にある兵舎で安全に入手できる。目的の情報「医者の日誌」は最上階にある錬金部屋のテーブルの上に置かれている。日誌を読むとポーション「熱冷まし」のレシピが解禁される。

同じ部屋にあるチェストには複数のハーブが入っている。ここでは救世主のシュナップスやその他のポーションを調合することができる。→ 調合レシピ

  • アザミ
  • イラクサ
  • カモミール
  • ケシ
  • コゴメバナ
  • コンフリー
  • ショウガ
  • セイヨウオトギリ
  • ツクバネソウ
  • ニワトコの葉
  • ベラドンナ
  • マリーゴールド
  • ミント
  • ヴァレリアン

熱冷ましを手に入れる

熱冷ましのレシピ

錬金部屋のチェスト(難易度:簡単)をピッキングして必要な材料を入手する。手に入れたレシピを参考に錬金台で熱冷ましを調合しよう。最後の手順で蒸留するには、小瓶を持った状態で蒸留器を使用する。ニワトコの葉とショウガは皿に入れてまとめて加えてもいい。

  1. 大釜にワインを注ぐ
  2. ナツシロギクを3つ加え、砂時計2回分の時間茹でる
  3. ニワトコの葉を挽いて大釜に加える
  4. ショウガを2つ加える
  5. 蒸留する
  • 熱と関連する合併症によって死に至ることはままあるが、この強壮剤を時間内に与えれば熱が下がる
    • 🥖10
    • ♥️4
    • 🍺4%
    • ⌛∞
    • 重量
      0.2
    • 価値
      40
    • 英名:Fever tonicum

熱冷ましを持った状態でメイデン塔の最上階に入るとカットシーンが始まる。

次のクエスト:再び騎上へ

簡単にクリアする方法

誰がために鐘は鳴る:簡単にクリアする方法

事前にアデラに会わなくても熱冷ましを届ければクエストをクリアできる。

熱冷ましはクローヌ塔にある書記官の部屋のチェストに保管されている。チェストには高難易度のロックがかかっているが、書記官をノックアウトしてチェストの鍵を奪えば簡単に開錠できる。書記官の部屋は錬金台の下の階。そこにいないときはベルゴーの部屋の真下にある仕事部屋にいる。この方法はトロスキー城の構造を把握している2週目以降のプレイヤーにおすすめ。