

セドレツ修道院までウニチョフのアルビッヒに同行した。アルビッヒは修道院長にシギスムントとの仲介を願い出て、ベンツェスラウス王への面会を許可してもらいたがっている。だが、今の修道院長には他に心配事がある。修道院で奇妙な病が発生したのだ。
病歴
キングダムカム・デリバランス2:『病歴』は、DLC『教会の謎』に関連するストーリークエスト。セドレツ修道院に到着したアルビッヒとヘンリーは、修道院長から奇妙な疫病に感染した3人の治療を頼まれる。
修道院長と話す

アルビッヒとともにセドレツ修道院へ向かい、修道院長と面会する。
アルビッヒの目的はベンツェスラウスの体調について話すためシギスムントに謁見すること。影響力を持つ修道院長の協力があれば話が早く進むと考えて協力を求めるが、院内で発生した疫病を理由に断られてしまう。修道院長によると、診療所に運び込まれてきた3人の患者のうち2人は重症に陥っている。
修道院長との話し合いが終わったあと、アルビッヒは患者がいる診療所へ向かう。
この時点でヘンリーはシギスムント棟を除く修道院のほぼすべての場所を探索できるようになる。案内役がほしいときは、庭の木の下に座っているペトロミル修道士に頼めば解説付きで院内を案内してくれる。ロックダウンが始まる前にセドレツ修道院の構造とロケーションを把握しておこう。
診療所

診療所でアルビッヒと話す。
診療所に到着するやいなや、プラハティッツのザカリアスが近づいてくる。この人物はシギスムントの主治医でアルビッヒのかつての弟子。2人はすぐに仕事にとりかかる。ヘンリーは診療所にいても邪魔になるだけだったせいか、病人たちについて調べてくるよう指示される。彼らが感染した経路を突き止めて役に立つことを証明しよう。
- 聴罪司祭のシュテファン → 意識を失う前に聞く
- 女給のブラジェナ → 家令のズデニェクに聞く
- 翻訳をしていた修道士 → 司書のクリスピンに聞く
聴罪司祭のシュテファンと話す
病人のうちまだ意識があるのは地元の聴罪司祭シュテファンだけ。症状が悪化して意識を失う前に話を聞かなければならない。
どうやらシュテファンは心当たりがあるものの、告解の秘跡のために打ち明けることができず懺悔の内容も教えてくれない。ここで説得判定に成功すれば、シュテファンは自分の部屋に何かがあることを仄めかして鍵をくれる。シュテファンの部屋は修道院長の部屋の下、らせん階段の近く。部屋の中のチェストを調べると複数の豪華な宝飾品が見つかる。(誰かの懺悔を聞いているときに感染した可能性が高い。告解したのは作業員かブラジェナだと思われる)
家令のズデニェクと話す

修道院の敷地内に住み込みで働いているブラジェナを調べる。
ブラジェナについては修道士たち以外の全員を監督している家令ズデニェクが情報を知っている。しかし、ズデニェクに話を聞いてもブラジェナについては多くを語らず、ただ彼女が盗みを働いていることを仄めかすのみ。ブラジェナと親しいヴァレリーはその窃盗疑惑を否定し、盗んでいるのはズデニェクの方だと主張する。
- ブラジェナのチェストを調べると大量のグロッシェンが見つかる
- 貯蔵庫を調べるとワインを盗んだ痕跡が見つかる(ズデニェクがワインを盗んでいる)
- ズデニェクとヴァレリーの主張はどちらも一部正しい
- ブラジェナもズデニェクも盗みを働いている
- ブラジェナは修道院に侵入しており、その際に感染した可能性が高い
貯蔵庫では床の水あとを調べ、施錠された部屋でワインが薄められていることを突き止める。鍵はズデニェクからスリ取るかピッキングで解錠。ピッキングに必要なロックピックは貯蔵庫の椅子の上に置かれている。貯蔵庫で見つけた窃盗についてズデニェクを問い詰めると、誰もいないホップ畑に連れて行かれる。
スピーチチェックに失敗した場合、ズデニェクは斧を構えてヘンリーに襲い掛かってくる。大した相手ではないので素手で殴り倒そう。ズデニェクを降参させるとブラジェナの鍵(修道院の地下室の鍵)大工の斧をくれる。
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梁を切り出す際に木こりが使う重い作業用斧。他にもっといい武器がなければ、復讐の道具にもなる-
重量
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耐久
- 英名:Carpenter's axe
- 要求値:筋力9|俊敏4
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司書のクリスピンと話す(ヤロスラフの持ち物を調べる)

3人目の病人ヤロスラフ修道士については、修道院の図書館にいる司書のクリスピンが詳しく教えてくれる。
クリスピンによるとヤロスラフは非常に優れた才能を持つ教養の深い修道士で、複数の言語を話せた。彼はジェノヴァから届いた本「デカメロン」の翻訳に取り組んでいた。しかし、ヘンリーがデカメロンの写本を読むと翻訳作業はほとんど進んでいないことが判明。そのことをクリスピンに尋ねると、写本室で同じ仕事をしている修道士セレスティンが何か知っているのではないかと教えてくれる。
- 図書館に置かれている「デカメロン」を読む
- デカメロンの本の近くに置かれている「ヤロスラフのチェストの鍵」を入手する
- 図書館のすぐ横にある階段から3階に上がり、ヤロスラフの個室のチェストから持ち物を調べると「古びた地下室の見取り図」が見つかる
- 聖堂にいる修道士セレスティンと話す
修道士セレスティンはヤロスラフをもっとも良く知る人物。スピーチチェックに成功すれば、セレスティンはヤロスラフが女と逢引きしているかもしれないことを教えてくれる。ある晩ヤロスラフをつけて貯蔵庫へ行ったが見失ってしまったらしい。
修道院の貯蔵庫を調べる

修道士セレスティンの証言をもとに修道院の地下にある「隠し部屋」を見つける。
図書館のすぐ横にある階段の下には「地下へ続く別の階段」がある。ここから地下貯蔵庫へ降り、右手にあるワインがこぼれた床を調べると、ワインの上を歩いたと思われる足跡が見つかる。木の格子を超えて先に進むと秘密の写本室が見つかる。部屋の扉はズデニェクからもらった「ブラジェナの鍵」で解錠できる。
- ヴォイテフを説得して何をしていたか聞き出す
- 部屋の空気を吸って汚染されていないか確認する
隠し部屋に入ると修道士ヴォイテフがいる。スピーチチェックに成功すれば、彼はヤロスラフやエルネストとともに笑いに関する本を書いていたことを認める。ブラジェナも彼らを手伝っていた。ヴォイテフはブラジェナやヤロスラフのように具合が悪そうには見えない。部屋の空気は特に問題なし。しかし、もう一人の仲間エルネストはここ数日部屋から出ていないようだ。
エルネストの部屋を調べる
エルネストは自分の部屋で死亡している。死後1日か2日。死因は同じ病気。机の上を調べると修道院の地下聖堂の古い建築設計図が見つかる。エルネストのチェストには説得用ポーション「狐の薬(強)」が収められており、棚にもう一つ置かれている。
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1日の間、話術が5上昇し、読書の速度が速くなる- 🥖3
- ⚡4
- ⌛∞
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重量
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価値
- 英名:Strong Fox
アルビッヒに報告する
アルビッヒのもとへ行き、見つけたことをすべて報告する。ヘンリーが調査をしている間に聴罪司祭のシュテファンも亡くなり、さらに多くの病人が診療所へ運び込まれていた。修道院長に報告すると彼はアルビッヒの話を無視し、ためらいなく修道院全体を封鎖してしまう。これ以降、修道院長の許可が出るまで診療所以外の場所が立入禁止になる。
次のクエスト:声なき証人たち




