

キングダムカム・デリバランスの序盤向けガイド。初心者向けの基礎を解説。
初心者向けガイド

KCD2の後にKCD1をプレイする人が多いかもしれない。既にシリーズをプレイした人は基本を知っているかもしれないが、KCD1とKCD2には共通する部分とそうでない部分がある。KCD2をプレイして基礎を知っている人でも、KCD1を始めると仕様の違いにより戸惑うことが多い。
ここでは、KCD1を初めてプレイする人がつまずきやすい事柄を解説する。
どうやってセーブする?
KCD1のセーブ方法は、救世酒のシュナップス、ベッドで眠る、終了セーブの3種類。救世酒のシュナップスを飲むと酔いが発生する点はKCD2と同じ。終了セーブは、一度ロードするとそのセーブデータが削除されるため、KCD2のような使い方はできない。(シュナップスの代わりにはならない)
ヘンリーはただの平民
ゲーム開始時のヘンリーは、本当に何の取柄もないただの一般人でしかない。
教育も訓練も受けていないヘンリーの能力は非常に低く、スキルが上がるまで何をするも苦労する。相手を説得しようとすると失敗し、喧嘩をすればボコボコにされ、スリを働くと即座に見つかってしまうだろう。この点は、最初からある程度のステータスを持っていたKCD2とは大きく異なる。
基本的に、何かしたいならその種類の訓練を受けなければならない。
ヘンリーは文字を読めない
教育を受けていないヘンリーは文字を読めない。このゲームでは、文字をランダムに並び替えることで「文字を読めない」状態を表現している。(ただし、日本語では意外と読める)
文字が読めなくてもゲームを進めることはできるが、読めたほうが有利であることに変わりはない。錬金レシピを解読しやすくなり、手紙やメモの内容を把握できるようになるため、世界観の理解が深まる。読み書きは、マップ北東のウージッツの町にいる書記官が教えてくれる。できるだけ早く学んでおこう。
戦闘が難しいとき
序盤のヘンリーはスキルが低すぎて非常に弱い。メインクエストを『精進する者、敵を制す』まで進め、ラッタイ東の訓練場でバーナード隊長から戦闘トレーニングを受けよう。
これ以降、訓練場にいるバーナードからいつでもトレーニングを受けられるようになる。後はひたすら練習を積み、ヘンリーの戦闘スキルとプレイヤーのプレイスキルを両方上げ、適切な防具を装備すれば、単体の敵には負けなくなるだろう。
バーナードからマスターストライクを習得すると、戦闘はさらに簡単になる。
複数相手の戦闘はかなり難しい
KCD1の戦闘は、KCD2よりもリアル寄りでハードコアである。複数の敵との戦闘では敵は非常に強く、数で勝っているときは本気でヘンリーを殺しにくる。ロックが外れた瞬間にダッシュして攻撃してくるのが当たり前で、それに加えて積極的に背面に回り込もうとする。非常にアグレッシブで、まったく手加減してくれない。
基本的に1対1で戦うべき。KCD2のように複数の敵を相手に無双するような戦い方は難しい。敵が複数いるときは、ステルスで暗殺するか、毒矢で奇襲して数を減らす。鍋に毒を入れる方法も有効。無理なときは躊躇せず逃げよう。
錬金台はどこ?
ポーションを調合する錬金台は、ラッタイの東にある薬屋の裏にある。調合したいときは、メインクエストを『目覚め』まで進めてラッタイに到着しよう。
腹が減ったとき
KCD1では、いたるところに置かれている「鍋」がとても便利。他人の家に置かれている鍋から食べても窃盗にならないので自由に食べることができる。鍋を利用するだけで必要な食料はほとんど賄えるだろう。持ち運べる食料の中では、腐敗しない「密造酒」が役に立つ。
序盤の金稼ぎ
序盤である程度の軍資金を用意したいときは窃盗がおすすめ。
KCD1では、ラッタイの製粉所に到着した後、粉屋ペシェクのあやしい依頼を進めるとペシェクが盗品を買い取ってくれるようになる。
序盤のおすすめターゲットはラッタイの郊外に住んでいる処刑人。この人物の家にはペシェクの依頼で訪れることになる。夜間に家に侵入し、ペシェクに頼まれた指輪を盗むついでに処刑人をノックアウトし、鍵を奪って所持品をすべて盗もう。手に入れた指輪をペシェクに届けて盗品を売却すると、ある程度まとまったグロッシェンが手に入る。