

タルムバークを攻略するには、トレビュシェットを建造する必要がある。これは一見簡単そうに思えるかもしれないが、実際にはかなり難しい。
ロケット技師
キングダムカム・デリバランスのメインクエスト『ロケット技師』は、『攻城戦』の間に発生するクエスト。トレビュシェット(投石器)の設計を任された鉱山技術者トバイアス・フェイファーを助けるため、ササウ修道院にいる医学者コンラッド・カイザーを探す。
このクエストは『攻城戦』の途中に発生する。トレビュシェットを設計できるロケット技師「コンラッド・カイザー」を見つけて、タルムバークの野営地に連れてくるまで『攻城戦』は次の目標に進行しない。
コンラッド・カイザー

コンラッド・カイザーは、戦争兵器の設計技術を持つ医学者。
コンラッドは、ニコポリスでの敗戦についてシギスムントを批判したことで不興を買い、ベンツェスラウスが連れ去られた後にプラハから追放された。現在は、戦争の兵器や武器に関する書物「ベリフォルティス」を仕上げるための資金を必要としており、そのために修道院長と契約してササウ修道院の建設工事を手伝っている。
ここでヘンリーはコンラッドに事情を説明し、タルムバーク城の攻略に必要な投石器の設計を依頼する。しかし、すでに仕事を契約しているコンラッドは勝手に出ていくことを拒否する。
書類を偽造する

コンラッドをササウ修道院から連れ出すため、偽の修道院長の証印とサインを使って書類を偽造する。ここでは2通りの方法がある。
- 棟梁カレルの書類を盗む
- カレルが資金不足で賃金が払えなくなるよう仕向ける
- コンラッドを降伏させる
棟梁カレルの書類を盗む
カレルは2階の施錠されたチェストの中に書類を収めている。
夜に侵入してピッキングするか、寝ているカレルをノックアウトして鍵を奪い、チェストを解錠して書類を入手しよう。書類を入手した後、コンラッドに報告する。
コンラッドは書記官に偽造を依頼するための「キツネの合言葉」を教えてくれるが、これはヘンリーを騙して恥をかかせるためのウソにすぎない。実際には合言葉など存在せず、普通に頼むだけで書類を偽造してもらえる。
盗んだことを疑われないよう偽造書類をカレルのチェストに戻すと、工作は完了する。この状態でカレルと会話し、コンラッドの解放を頼むと話が通る。
カレルが資金不足で賃金が払えなくなるよう仕向ける
カレルの金を奪って脅す方法。
カレルは建築作業員に支払う50グロッシェンを自分で所持している。この金をダイスやスリ(またはノックアウト)の方法で奪うと、カレルは支払う金がなくなって窮地に陥る。そして、金がなくなった状態のカレルと話すと、2000グロッシェンで彼を買収し、コンラッドを解放する会話オプションが表示される。金額は交渉可能、渡した金は後にスリ返せる。
コンラッドを降伏させる
クエストジャーナルには表示されない方法。コンラッドを殴り続けて降伏させることで、無理やりタルムバークへ連れて行くことができる。ただし、この方法を用いると評判が低下する。
ペイチャーに対処する

タルムバークへ向かう承諾をもらったことをコンラッドに伝えると、今度は自分をつけ回す不審者ペイチャーに対処して欲しいと頼まれる。このときのコンラッドはかなり動揺していておもしろい。
つけられておる・・・!ヘンリー!私の命を狙っておるうぅ!
動揺したコンラッド・カイザー
コンラッドの命を狙っている容疑者「ペイチャー」は、ワゴナーの宿の屋外テーブルに座っている。ここで話しかけても進展はない。ペイチャーが自ら行動するまで待つ必要がある。
- 深夜0時半まで待機した後、コンラッドがいる建物へ向かう
深夜に管理人の家を訪問すると、ペイチャーがドアをハッキングしている場面に遭遇する。ここで問い詰めると、ペイチャーは管理人のセバスティアン・ヴォン・バークに用があると述べ、コンラッドに会いに来たわけではないと主張する。信じるかどうかはプレイヤーに委ねられる。
深夜に徘徊するペイチャーに対処した後、問題が解決したことをコンラッドに伝えよう。脅威が去ったと確信して安心したコンラッドは、タルムバークへ向けて出発する。
タルムバークに戻る

タルムバーク北の野営地に戻るとカットシーンが発生し、トレビュシェットの建設が始まる。
これでクエスト『ロケット技師』が完了するが、ペイチャーを始末していない場合、野営地にペイチャーが登場してコンラッドを暗殺しようとする。この襲撃でコンラッドが死ぬことはないものの、彼は調査を怠ったヘンリーに対して激怒する。
- 1075グロッシェン(クエスト完了後にフェイファーからもらう)
- フェイファーのトランクの鍵(クエスト完了後にフェイファーからもらう)