KCD1:疫病(サイドクエスト)

KCD1:疫病

マホイエドの集落が不可思議な災難に見舞われた。それは初めに動物に感染し、今は村人たちを苦しめている。

疫病

キングダムカム・デリバランス:『疫病』は、『疑念と報答』の間に発生するサイドクエスト。プリビスラヴィッツの戦いの後、マホイエドの村は盗賊団の襲撃と疫病の蔓延に見舞われる。ヘンリーは治療法を探して奔走する。

『疫病』はメインクエストと関連しており、『疑念と報答』を完了するには、必ずこのクエストを進めて治療薬を入手する必要がある。治療薬の調合には24時間の時間制限があるため、必要なアイテムは事前に用意しておきたい。(シャベル、アザミx2、ヴァレリアンx1、木炭x1)

マタイアスと話す

疫病についてマタイアスと話す

マホイエドの執行官代理メリカーに話を聞くと、マタイアスを紹介される。

マタイアスはスカリッツ襲撃のあとマホイエドの厩舎で働いていたが、その後の盗賊襲撃で負傷した。厩舎の寝床で休んでいる彼に話しかけると、流行病の発症時期や症状、感染状況など、疫病に関する詳しい情報を得られる。

マタイアスとの会話は必須。話を聞かずにクエストを進めると、正しい治療薬を作成したとしても村人は死亡する。

村人を調べる

疫病:ダニエル

ササウ修道院でヨハンカに助けを求める前に、まず流行病の症状を正確に把握しておく必要がある。マタイアスから症状の概要を聞けるが、それだけでは不十分。患者一人ひとりの調査は必須であり、これを省略すると正しい治療薬を調合しても村人は命を落としてしまう。

メリカーは感染者がいる家に石灰を塗っている。これを目印に患者から話を聞こう。調査対象の村人は次の4人。

  • ダニエル(ヘンリーを兄と勘違いしている男)
  • ベドリシュカ(亡くなった夫を弔っている女性)
  • ストローの妻(雑貨屋の東隣)
  • ヴィンセント(村の東端)

ダニエル

まず初めに、雑貨屋で腹を抑えて座っている男、ダニエルに話を聞く。ダニエルは錯乱してヘンリーを兄と勘違いする。説得に成功すると喉の渇きを訴える。

ベドリシュカ

雑貨屋の北にあるベドリシュカの家を訪ねる。彼女は亡くなった夫を弔っている。シャベルで墓を掘って夫を埋葬すると、ベドリシュカは夫がずっと熱を出しており、ひどい腹の痛みを訴えていたことを教えてくれる。

ストローの妻

雑貨屋の東にあるストローの家に向かう。ストローは襲撃で息子を亡くして自暴自棄になっており、家に入ってきたヘンリーを攻撃しようとする。ここは説得、威圧、乱闘で対処。ストローの妻は熱でうなされている。

ヴィンセント

最後にマホイエドの東端の家にいるヴィンセントを訪ねる。ヴィンセントは下痢の症状を訴える。4人の患者を調べる終えると、クエスト目標「マホイエドで疫病を調査する」が完了する。

ササウ修道院へ向かう

マホイエドの調査を完了したことで、疫病が人や動物に感染し、発熱、腹痛、下痢、喉の渇き、嘔吐、錯乱の症状を引き起こすことが明らかになった。

必要なアイテムをまだ持っていない場合、修道院へ向かう途中のサモペシュで調達しよう。鍛冶屋から木炭1個、薬草商人からアザミ2つとヴァレリアン1つを購入すればOK。ササウのニコデマス修道士はアザミとヴァレリアンを販売しているが、木炭は売ってくれない。サモペシュでこれらのアイテムを購入し忘れたときは、ニコデマスの錬金台の横の棚から盗むことになる。

ニコデマス

KCD1:ニコデマス

ニコデマスのもとへ行き、人々の半数が感染し、動物がすべて死んだことを伝える。彼は消化管に問題があると推測し、疫病の原因を調べるためにサレルノの有名な写本「Brevarium de Signis Causis」(症状と原因の便覧)を読むことをヘンリーに薦める。

症状が分からない、または文字が読めないと答えると疫病の病状を特定するのが難しくなり、ニコデマスが治療法を調べる時間が必要になる。

Brevarium de Signis Causis

書籍には馬脾風(ジフテリア)、赤痢、中毒、聖ヴィトスの踊りの症状と原因が記されている。

この中で、動物には感染しないジフテリア、赤痢、聖ヴィトゥスの踊り、そして感染者に腫れ物がないことから疫病(ペスト)の可能性を除外できる。最後に残ったガス中毒と汚染水の中で、感染したかのように見えるのは後者。「動物の場合により短時間で症状が現れる」という記述も、マホイエドの疫病の症状と一致している。

本を読んだ後、ニコデマスのもとに戻り、水による中毒の疑いがあることを伝える。

ここで手伝いを申し出ると自分で薬を調合して時間を節約できる。ニコデマスとヨハンカはすぐにマホイエドへ出発し、ヘンリーは「マホイエドの治療薬」を自分で調合して村に届ける。手伝いを拒否した場合、ニコデマスが治療薬を作って村に運ぶまで3~4時間必要になる。

マホイエドの治療薬を作る

KCD1:マホイエドの治療薬

材料は水、アザミ2本、ヴァレリアン1本、木炭1個。

  1. 水を大釜に加える
  2. アザミ(2)を大釜に加え、砂時計2ターン分の時間沸騰させる
  3. ヴァレリアンを大釜に加え、砂時計1ターン分の時間沸騰させる
  4. 大釜を冷ます
  5. 木炭を大釜に加える
  6. 瓶詰めする

薬の価値が11.1グロッシェンで活力が0であればOK。上記レシピの代わりに酒、ヴァレリアン、ヨモギを必要とするレシピを受け取った場合、ニコデマスに誤った情報を伝えていたことになる。そのまま進めると間違った薬が出来上がり、効果のない治療薬を投与された村人と盗賊は死亡する。

マホイエドの治療薬効果
流行病に冒されたマホイエドの住民をすべてなおせるであろう治療薬満腹度:5
生命力:0
活力:0
アルコール:0%

治療薬を届ける

KCD1:マホイエドの村人に治療薬を届ける

すべて終わったらマホイエドに戻り、ストローの家にいるニコデマスに報告する。治療薬を作る任務を受けてから24時間以内に戻るのが理想。

ニコデマスに薬の作成を任せた場合、ここでマホイエドの治療薬を受け取る。その後は役割分担して村の患者に薬を届ける。ニコデマスはストローの家族、ヨハンカはメリカーの家族、ヘンリーはベドリシュカ、ダニエル、ヴィンセントの3人に治療薬を渡す。(「病人に治療薬を与える」目標を達成するには、上記の3人に加え、ストローの妻を調べる必要がある)

24時間以内にこの目的を達成しなければ村人は助からない。

メリカーを見つけ、治療薬を持って来たこと伝えると、彼は喜んで盗賊に会わせてくれる。納屋の中にいる盗賊にも治療薬を渡す。

村人に治療薬を投与してから24時間後に、再びメリカーに話しかけて最終的な状況を確認する。村の全員を救うことができた場合は、「Plague Doctor」の実績が解除され、メリカーから600グロシェンの報酬が支払われる。回復した盗賊に話しを聞くと『疑念と報答』の最終ステージに進むことができる。(盗賊は正しい治療薬を渡してから2時間後に話せるようになる)