KCD1:平穏を乱すべからず

KCD2:平穏を乱すべからず

衛兵の「夜鳴鳥」と一緒に街の治安を守る任務が始まった。常に彼の近くにいて、警戒を怠らないようにしよう。

平穏を乱すべからず

キングダムカム・デリバランスのメインクエスト『平穏を乱すべからず』は、『精進する者、敵を制す』の次に発生するクエスト。衛兵の「夜鳴鳥」と一緒に街を巡回警備し、治安を乱す愚か者を取り締まる。もちろん黄色い男も例外ではない。

いたって普通のクエストであるが、ヘンリーがハンスの従者となる歴史的なイベントが描かれている。

夜鳴鳥

KCD1:夜鳴鳥

衛兵の「夜鳴鳥(Nightingale)」はラッタイ東の教会にいる。11:00~19:00の間に夜鳴鳥に話しかけるとパトロールが始まる。

ただし、アーマーを着ていない状態で夜鳴鳥のおじさんに話しかけると、「お前はそんな恰好で任務に臨むのか?」と言われて評判が低下する。装備がないときは、先に兵舎で支給品をもらっておこう。マーカーをたよりに、ラッタイ北東の城壁にいる衛兵に話しかけると以下の簡易装備一式をもらえる。

  • バシネット
  • パッデッドコイフ
  • ライトパッデッドアーマー
  • 棍棒

しかし、この装備だけでは不十分なようで、支給品一式を装備しても相変わらず「そんな恰好で任務に臨むのか?」と言われる。特に問題は起こらないので、そのまま押し通してOK。

巡回警備

kcd1:鍛冶屋と避難民のジェーン

パトロールという名目で夜鳴鳥がラッタイを案内してくれる。

ここでは夜鳴鳥について行くだけでいい。何かあったときの対応はヘンリーに任されるが、仕事は1つだけ。鎧鍛冶屋の前で言い争っている鍛冶屋と避難民ジェーンの仲裁が、ヘンリーの唯一の仕事となる。仲裁の会話では、両者の言い分を聞いてジェーンに施しを与えると穏便に解決できる。鎧鍛冶屋の会話ステータスは(0、0、20)。説得の選択肢はどれを選んでもよい。

  • 俺たちに二人でかわいそうなジェーンに寄付しよう
  • ジェーンに施しを、甲冑師さん
  • グロッシェンを一枚、物乞いに渡す

ファークル

争いを解決した後、夜鳴鳥は東門に衛兵が一人しかいないことに気づく。尋問の後、門番は相棒のモイミールが酒場へ飲みに行ったことを白状する。ヘンリーと夜鳴鳥は、酔っ払った衛兵を説教するため、門のそばの酒場へ向かう。

しかし、サボり魔はすでにバーナード隊長に連れていかれた後だった。サボり衛兵を逃した夜鳴鳥は立腹して休憩を始める。

こっちへ来て座れヘンリー。一杯やろう。

さぼり衛兵を逃した夜鳴鳥

勤務中に酒を飲んではいけないのでは?と思うが、上の人間には関係ないようだ。ここでは、夜鳴鳥からファークルと呼ばれるダイスゲームに誘われる。この勝負でグロッシェンは賭けないので、負けても損害は出ない。ファークルの勝負が終わるとカットシーンが発生して夜になる。

鐘を鳴らす

一日の終わりに鐘を鳴らして酒場を閉める。鐘は庁舎の外壁に架かっている。

酒場を閉店させる

KCD1:ハンス・カポン卿

鐘が鳴った後もハンス卿は酒場で上機嫌に話している。

オロモウツにいたベンツェスラウスの司祭がえらい酔っ払っててな?

市場までブタを引っ張ってきてその上にまたがったと思ったら、そのまま街の門から出て行っちまったんだ!

でな、でな!これはさすがにマズいぞって思ったんだ。それで俺とピーター卿は馬を走らせて豚に乗った司祭を探しに行ったんだ。

ああ・・・クローナウの先にある豚小屋でその汚ねえ野獣を追い詰めた。野獣って言ってもハゲてる方だぞ?

とうとう豚は見つからなかったが、豚小屋の中では司祭がスヤスヤ寝ててよ!

類は友を呼ぶってヤツだ。豚と聖職者さまは仲がいいんだな。ハハハハ!

上機嫌なハンス

酔っ払ったハンスはかなり口が回る。自分がいる限り店は閉まらないと豪語し、後見人のハヌシュを自分が領主になるまでの「つなぎ」呼ばわりする。

ヘンリー:晩鐘が鳴っております。宴はそろそろ終わりかと

ハンス:俺がここにいる限り何も終わりはしない。話がそれだけならお前はクビだ

ハンス:ラッタイの正当な領主は誰だと思っている?

ヘンリー:ハヌシュ卿です

ハンス:おや・・・ハヌシュがそこに?もしやテーブルの下におられるのかな?いない・・・?なるほど一応ちゃんと仕事してるのか。まあ所詮、俺が領主になるまでの「つなぎ」だけどな

ヘンリーとハンスの会話

言い争いがエスカレートし、ヘンリーとハンスは殴り合いの喧嘩に発展する。

そこへハヌシュ卿が現れ、激怒しながら2人を制止。ハンスには「後継者としてふさわしくない行動」、ヘンリーには「身分をわきまえず貴族に手を出した」ことをそれぞれ厳しく咎める。その後ハヌシュは、この一件を教訓とするため、翌日二人に狩りへ行くよう命じる。ハンスには指揮を執る経験を、ヘンリーには従うことを学ばせる目的があるようだ。

その後、ハヌシュは強引にヘンリーをハンスの従者に任命する。ハンスはヘンリーをクビにするどころか、意図せず自分の従者にしてしまった。

ヘンリーの衛兵としての短い人生はここで終わり、以降はハンス・カポン卿の従者として仕えることになる。この主従関係は、物語が終わった後も変わることなく続く。

次のクエスト:狩るか、狩られるか